健康寿命

 

 近年、平均寿命よりも健康寿命が着目されてきている。

 「どれだけ生きられるのか」だけではなく、「どれだけ健康的な生活を過ごせるのか」といった生活の質(Quality of life : QOL)にも目が向けられてきた。

 

 健康寿命とは、「健康上の問題で生活に影響があるか」「健康状態はどうか」などの質問によって”ある健康状態で生活することが期待される平均期間を表す指標”です。

 平均寿命と健康寿命の差は男女ともに10年前後あるそうで、ピンピンコロリ(PPK)には程遠い印象があります。

 

 日本では:健康な状態と不健康な状態とに二分して健康な状態の期間の平均を算出

 しかし「健康」の概念はとても難しく、先天性の疾患や生活習慣病がある方、精神疾患や社会的・経済的も考えると「健康」と「不健康」を二分するのは難しい。

 身体的には健康でも社会(家族や友人など)と上手くいっていない場合、精神的には元気だが筋力が弱ってしまい介護・介助を必要としている場合、心身ともに健康だが社会的・経済的に不安を抱えている場合と様々存在する。

 

 WHOでは:不健康な状態を段階づけして、「完全に健康な状態(full health)に相当する期間」と「不健康・疾病・障害を有している状態でのQOL」を比較して数値化・算出

 これにより「健康」「不健康」を二分するのではなく、ある程度の健康や生活の”質”の観点を考慮して表されている。

 

 現在の日本の健康寿命は(2019年)男性72.68歳、女性75.38歳であり、国の政策などにより少しずつ全国的に健康寿命の延伸が進んでいるようです。心身ともに不健康で長生きしても窮屈に感じると思うので、少なくとも「自分は健康である」と自覚できる程度に自分らしく活き活きとした生活が過ごせるよう、毎日コツコツ健康貯金していけたらと思います!

 

 

 ”ピンピンコロリ”とは…

 死ぬ直前まで元気で過ごし、病気で苦しんだり、介護を受けたりすることがないまま天寿を全うすることを意味する。(読売新聞より)