2021年の大晦日、世間は新しい年の始まりで盛り上がってる最中。私はとても精神不安定でした。前日に大泣きして自殺ホットラインのスタッフと怒鳴りあいの喧嘩をしてました。(かけたのは自分のはずなのに) ここ数ヶ月、学生の頃から患っている精神疾患の症状が顕著に現れ、道を歩いてると通行人に〇すぞや大声で奇声をあげ、バスの中で発狂して倒れたり、散歩中に倒れたりなどして救急車に5回お世話になりました。また、11月にも頓服をODし近所の病院にお世話になったり、警察や社会に対する憎悪が何故か凄い溢れており、近所の交番の前で奇声を発したり、警官の前で中指たてたりして1度警察署で保護されてたりしてました。そんな中もうすぐ2022年を迎える大晦日、私は自宅にあった包丁を持ち、近所の交番の前で自殺を試みました。その時交番の中には警官が2人待機しており、包丁を首にあてている私を見た瞬間、慌ててもう3人くらいの警察官が出てきて盾?と警棒を私に向け何かを叫んでいました。私が包丁をおろし泣き崩れた時、警官達が"確保"と言い放ち銃刀法と言われ手錠をかけられ1度保護されたことがある警察署に連れていかれました。署内に入ると刑事さんが3人くらい出てきて色々聞かれました。その時の自分は希死念慮がかなりあったので、早く捕まえて死刑にしてください的なことをずっと言ってました。生活安全課の刑事さん達が下の階で処遇をどうするかどうか話し合っている最中、私は交番にいた警官の方たちと話していました。その中の1番若い警官とは顔見知りで以前話したことがあったのでアニメの話をしていました。某有名SF警察アニメの話で盛り上がっていました。後に来たもう1人の年配の警官とは京アニの話をしてました。大晦日だったこともあり、友人から2、3回電話がかかってきておりLINEの着信音がカオスティックハードコアバンドの曲だったので広い部屋中に響き渡っていました。もちろん携帯は没収されていたので刑事さんの席の机から訳分からない音楽が流れ続けていました。そして3時間後、処遇が決まり精神病院に行くことになりました。署を出た母親がきて一緒に黒のセレナで1時間くらいの所にある精神病院に連れていかれました。車内では刑事さんが運転をしており母親が2列目に座り、後ろに警官私警官というふうに座ってました。警官の方たちとは湾岸ミッドナイトの話をしてました。そしてあってという間に病院に着きました。その時はもうあと数分で年越しでした。警官とあけおめいえいしてました。そして夜勤の精神科医が出てきて早速診断が行われました。私は最後までその方が斜視だと分からずに話していくと、どんどんイライラが溜まっていきました。発達障害を疑われたりし、入院したくないと泣きじゃくり、この状態が治る可能性は極めて低いと言われ短期の強制処置入院を言い渡されました。その瞬間、思考より先に体が動き、私と先生の間にあったアクリル板に蹴りを入れました。その瞬間、隣にいた警官に取り押さえられそのまま精神病棟に連れていかれました。連れていかれた部屋は個室で殺風景な部屋で真ん中に拘束具の付いたベッドがあり両腕とお腹にベルト巻き付けられ、足しか動かせない状態となりました。ここから地獄が始まります。部屋には時計など無く、防犯カメラがありました。その日は泣き疲れそのまま拘束されながら寝ました。元旦の朝1日目、突然照明が点灯して看護師が2人入ってきて起こされました。どうやら朝の病食を出してきました。その時私は絶望感全開で食事に手をつけようとしませんでした。そしたら看護師の1人が""全部食べないと退院までの日数が長くなるよ"と言われ残さず食べました。時計がないと窓も隠されており時間感覚が既におかしくなりました。あるのはドアの隣の便所の上にある廊下がちょこっとみえる小さな窓でした。眼鏡も預かられ、本も携帯は持ち込み禁止でした。問題はただ暇。それだけでした、大好きな音楽も聴けないテレビも見れない時間感覚が狂ってる。いつも飲んでいる精神安定剤や眠剤も飲めない等で精神状態はやはりいつもよりより不安定になっていくばかりでした。そんなことしている間に夜がきました。もちろん私は眠剤無しでは寝れないので目がパキパキでした。隣の部屋から聞こえてくる高齢男性の奇声がとてもうるさくて壁ドンしようとしたらお腹と両腕が拘束されているのでもちろん無理でした。そのまま部屋が
暗転しその日は朝までオールしました。(後で聞いた話によるとこの病院は夜10時消灯、朝6時半起床って感じでした)2日目は1日朝昼晩3食出される病食を食べそれ以外の時間は天井をみつめていたり、昼寝したりしていました。いつもは音楽を聴きながら精神を保っている人間なので音楽が聴けないのが1番地獄でした。脳内再生でエモラップとロックが流れてました。2日目も眠剤が無いため寝れず消灯後の深夜に大泣きしていました。(2時間に1回くらいしか看護師が病室の前の廊下を通らなかった) そして3日目、さらなる地獄が始まります。拘束具は主治医の許可がないと外せないことから目と鼻の先にある便所に行くこともできません。しかもお正月なので5日に主治医が決まる感じでした。看護師からトイレに言っていないことを言われ、人生で初めて尿道にカテーテルを入れられました。尋常じゃないくらいの痛みに泣きそうになりました。その後、レントゲン技師が来てレントゲンを撮りました。(コロナ禍の為) その日もずっと天井を眺めていたら、家族と電話することができると初めて知りました。早速看護師にガラケーを借り実家に電話をしました。そして家族の大切さを知りました。また大泣きしました。その日は何故か普通に寝れました。4日目、何も無い殺風景の部屋に3日もいたせいかこの環境が慣れてきました。そしてある事に気づきました。"これもしかしてエヴァーに乗せられる?"と気もとっくに狂っていたのでエヴァの世界にいるような変な感じに襲われました。綾波でも出てくるんかなとか小さい窓から碇ゲンドウかザコシショウがスライドで出てくるのかなって思っていました。帰ったら"air/まこごろを君に"観よ。と思いました。そんなこと考えながら知らない天井を眺めていたら看護師が工業用のバカでかいドアから出てきて"もしかしたら明日退院できるかもよ"と言われました。そして両手首の拘束具が外され、窓も閉まっていた開けられました。やっと窓の外が見れると思っていざ見てみると正面が工事現場で鉄骨しかみえなく凹みました。明日退院できるかもしれないと嬉しい気持ちになり、その日はワクワクが止まらなくなり寝れませんでした(精神病棟に完全に慣れた)。そして最終日5日目の朝、主治医がやってきて即時退院の話をされ、採血し(ずっと同じ姿勢だったから血が固まって可能性があるため)無事お腹の拘束具も外され立つこともでき歩くことも可能になりました。家族から電話がきて今、親が車で迎えに向かっていると言われ親が病院に到着し無事退院しました。お風呂にも入っていないため髪の毛パサパサで帰りました。家に着いたらお風呂入ってエヴァを見て警察24時観て寝ました。
私は正直、今回精神病院に入院して良かったなと思っています。その後、症状も改善し精神疾患も完治に向かっています。薬も1番飲んでいた時より半分以下に減らせました。これからは病気の完治を目指し、やりたいことをやっていきたいと思います。ここまで読んでくれてありがとうございます。
終焉
暗転しその日は朝までオールしました。(後で聞いた話によるとこの病院は夜10時消灯、朝6時半起床って感じでした)2日目は1日朝昼晩3食出される病食を食べそれ以外の時間は天井をみつめていたり、昼寝したりしていました。いつもは音楽を聴きながら精神を保っている人間なので音楽が聴けないのが1番地獄でした。脳内再生でエモラップとロックが流れてました。2日目も眠剤が無いため寝れず消灯後の深夜に大泣きしていました。(2時間に1回くらいしか看護師が病室の前の廊下を通らなかった) そして3日目、さらなる地獄が始まります。拘束具は主治医の許可がないと外せないことから目と鼻の先にある便所に行くこともできません。しかもお正月なので5日に主治医が決まる感じでした。看護師からトイレに言っていないことを言われ、人生で初めて尿道にカテーテルを入れられました。尋常じゃないくらいの痛みに泣きそうになりました。その後、レントゲン技師が来てレントゲンを撮りました。(コロナ禍の為) その日もずっと天井を眺めていたら、家族と電話することができると初めて知りました。早速看護師にガラケーを借り実家に電話をしました。そして家族の大切さを知りました。また大泣きしました。その日は何故か普通に寝れました。4日目、何も無い殺風景の部屋に3日もいたせいかこの環境が慣れてきました。そしてある事に気づきました。"これもしかしてエヴァーに乗せられる?"と気もとっくに狂っていたのでエヴァの世界にいるような変な感じに襲われました。綾波でも出てくるんかなとか小さい窓から碇ゲンドウかザコシショウがスライドで出てくるのかなって思っていました。帰ったら"air/まこごろを君に"観よ。と思いました。そんなこと考えながら知らない天井を眺めていたら看護師が工業用のバカでかいドアから出てきて"もしかしたら明日退院できるかもよ"と言われました。そして両手首の拘束具が外され、窓も閉まっていた開けられました。やっと窓の外が見れると思っていざ見てみると正面が工事現場で鉄骨しかみえなく凹みました。明日退院できるかもしれないと嬉しい気持ちになり、その日はワクワクが止まらなくなり寝れませんでした(精神病棟に完全に慣れた)。そして最終日5日目の朝、主治医がやってきて即時退院の話をされ、採血し(ずっと同じ姿勢だったから血が固まって可能性があるため)無事お腹の拘束具も外され立つこともでき歩くことも可能になりました。家族から電話がきて今、親が車で迎えに向かっていると言われ親が病院に到着し無事退院しました。お風呂にも入っていないため髪の毛パサパサで帰りました。家に着いたらお風呂入ってエヴァを見て警察24時観て寝ました。
私は正直、今回精神病院に入院して良かったなと思っています。その後、症状も改善し精神疾患も完治に向かっています。薬も1番飲んでいた時より半分以下に減らせました。これからは病気の完治を目指し、やりたいことをやっていきたいと思います。ここまで読んでくれてありがとうございます。
終焉