振り返りながらのお産報告です。

恐いもの見たさ?で
読んでみてね、なんて(笑)


深夜の3時過ぎに、
なんとなく お腹痛いかなぁ?
トイレにも行きたいし、と
目を覚ました瞬間に、
ぱちーんと 何かが弾けた感じがあって(@_@)

最初、もしや、派手な尿漏れかな?
この歳になってまで みっともないなぁ、なんて

思ったのだけど、破水でした。


病院に連絡したときも、 妙に冷静で、
あ、ブログも更新しなきゃ!と 携帯をカチカチ。

でも、変なことが気になっちゃってねー。
結婚指輪はしていくべきか?とか、
靴下は、履いて行った方がいいのかな?
腕時計は?とかね(^^;)


親の車で 病院に着いたのが 4時前だったかな。

破水って、痛くはないけど、
常に 出ている、濡れているかんじだから、
下半身が 気持ち悪いねー(´¬`)


病院では、まず破水確認がされて、
子宮口も 4、5センチ開いていて、
「初産なのに、早いわねー、いいかんじだね」と
驚かれました。


それから、「妊娠期間中、何キロ増えましたか?」と
早速 体重チェック。
やっぱり、これって、重要な要素?みたいね。
「5キロです」と答えておきました。


そして、陣痛室に移動。
横になりがら、ダンナさんの到着待ちを。


5時前に 彼がようやく現れたころには、
陣痛も 5分おきくらいだったのかな?

いわゆる生理痛の痛さで、
この痛み、久々だわー、と。
普段なら、ナロンエースを飲むのに!
ナロンエース 飲みたいよー!なんて
内心 思っていました。

人によっては、腰がくだけるように 痛いらしいけど、
私は、腰痛はなくて、
とにかく お腹が痛かったなぁ。

だから、ダンナさんに、腰のマッサージとか、
テニスボールやゴルフボールで、
腰を押さえてもらうようなこともなくて。。。
ボール類は、せっかく用意して行ったのに、
用なし だった(^_^;


どうやら私の場合は、
痛みには 一人でじっと耐えたいタイプ?みたいで、
ダンナさんには ひたすら 団扇であおいでもらって、
あとは クーラーの室温調節をまめにお願いしたり、
ペットボトルのお茶を ストローで飲ませてもらったりしました。

それ以外は、話し掛けないで、
黙っていて! みたいなかんじで、
恐かったかも、私(^。^;)

そのくせ、団扇であおいでもらう
ビミョーかつベストな距離感だけは、
しっかり 何度も指示しちゃったわ(^^;)


陣痛は、さすがに強く、痛くなってくると、
私、なんで無痛分娩にしなかったんだろう?とか、
無痛だったら、本当に こういう痛みもないのかな?とか、
もうヤダー! もういい!なんて 思っていました。


いきみたくなってきたら、ナースコールして、と
言われていて、
正直、自分がいきみたいのか、まだ いきみたくないのか、
よくわからなかったのだけど、
もう この状況をなんとか打破したくて、
ナースコールしちゃった。


そしたら、この判断が正しかったのか、
子宮口も 7、8センチまで広がっていて。。。よかった。


今度は、10センチの全開大にするために、
陣痛の中、木馬に乗らされました。


なんとか全開大までもっていったら、
ようやく 分娩台へ上がれて。
たしか、8時前だったかな。


今思うと、本格的な陣痛と戦ったのは 2時間くらいだったのかな。
これって、相当短いんだと思う。
早く開いてくれた 子宮口のおかげ?!


分娩台では、とにかく、陣痛の痛みの波に うまく合わせて、
呼吸といきみをひたすら繰り返し。。。

痛みと眠気で 思わず
反射的に目をつぶってしまいそうになるのだけど、
とにかく 「目をしっかり開けて!見開いて!」 と
何度も 助産師さんに叱咤激励?されました。
「そうしなきゃ、産まれてこないよー!」って。

しかし、いきむって、 大変な作業ね(>_<)
疲れるわ、体力使う、体力いる。。。


なるべく長く、強くいきまないと、
無駄に疲れちゃうのね。

「目を開けて、歯をくいしばって、
ここで もうひと踏ん張り、いきまないと、
お産が進まないよー!」と言われて、
もう なんとか早く 終わらせたい!の一心で、
最後は 全力で、いきんでいたような。

今、自分って、どんだけ恐い顔して、いきんでるんだろう?なんて思ったりもしたσ(^_^;


「赤ちゃんの髪の毛が もうそこまで見えてきたよー!」と
言われてからが 結構長かったような気がする。

もう無理、もう産まれてこないかも、
と めげそうになっていました。
助けてくださーい!って かんじだったくらい。


ようやく、もう頭が出てくるよ、というところで、
再び ダンナさん登場。
立ち合い希望だったのでね。


このとき、うちの親とダンナさんは、
そんなにすぐには 産まれないだろう、
早くても、午後か夕方だろう、と 思っていたみたいで、
とりあえず 腹ごしらえを、と
おにぎり片手に 待機中だったみたい。

ダンナさんは びっくりして、
おにぎりを 放り出して?、
分娩室に来たみたいね(^^;)


彼は 私の頭に腕枕をするように指示されて、
私に、
「頑張れー!
○○ちゃん(私)、かっこいいぞー!」 と
エールを送ってくれました。


そしたら、赤ちゃんの頭が出てきて!
先生に、「覗き込んでごらん、見てごらん、
触ってあげて」と言われて、
思わず 「すごーい!」と口に出して言ってしまった。

本当に、こんなところから? 出てくるものなんだー!って。
よく 出て来れたなぁ、って!


頭が出てきてからが 人によっては長いと
聞いていたけど、
私は あっさりと終わったような。


内心、倒れたりしないかな?と
心配していた?ダンナくんは、
意外にも、落ち着いていて。。。

私の頭元から、私のまだ股下にいた赤ちゃんに、
「○○ちゃーん(赤ちゃんの名前)、
はじめましてー! こんにちわー!」なんて
呼び掛けていました。
この行為?が 助産師さんたちのあいだでは、
かなり好評だったみたい(笑)


こんなかんじのお産でした★


初産は、平均で15時間以上、
経産婦さんでも、平均7、8時間はかかるらしいけれど、
私は 全部で6時間を切っていて、
たしかに その短さ、早さに、
自分でも びっくり(+_+)

よく 出産って、富士登山に 例えられるけれど、
富士山には登ったことがないけど、
たぶん 富士山に登る方が大変なんじゃないかな?!というのが
私の感想でした。


ちなみに、赤ちゃんは、
2996グラム、51センチでした。

なんとか3キロ以下で 産みたかったので、
すごい ギリギリ!
そして、身長が50センチ超えしていたのに、
びっくり!
身長、ダンナさんに似るといいなぁ~。


分娩台では、赤ちゃんに早速、
胸を吸わせながら、
思わず、「これから一緒に生きていこうねー」と
語りかけていた自分に、びっくり。
こういう言葉が 自然に出てくるんだなぁ、と。

その一方で、
赤ちゃんをまじまじと冷静に観察していたら、
結構 産毛がしっかりしていたー。
おでこの毛が、眉と同じくらい 薄く生えていて、
目の下にまで しっかり毛が生えているし。


抱っこしていたら、
腕の中で 動いた赤ちゃんの手足の動きが、
お腹の中で 胎動として感じていた動きと同じでした。
おお! これだ! この動きをしていたのね! みたいな。


それにしても、助産師さんとかって、
ほんと すごい仕事だねー。
妊婦さんの血とか尿とか、便!に まみれた仕事。。。
大変だよ、 すごい仕事だわ、なんてことまで、
出産しながら 思っていました。



長くなってしまったけど、
昨日は、たくさんのお祝いコメント、
ありがとうございましたo(^o^)o
みなさんのコメントを読んでいたら、
私の方が ウルウルきたり、
実感が湧いてきました。


まだ傷口が痛んだり、
興奮のせいか、ほとんど眠れなかったり、
恐いおばさん(看護士さん?)から 深夜の呼び出し!があったり、
わからないことだらけの赤ちゃんのお世話もあって、
吸われる乳首も、相当痛いけど、
人生初の入院生活 ぼちぼち やっていきます~。


今日の夕飯は、お祝い御前らしいしね♪
楽しみ☆
今までのぶんも 食べるぞ!