謝罪文

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アイドルを追っかけたりバンドをやったりの日々

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石野理子様

拝啓、今朝、ついに部屋の中に小バエが発生し夏の訪れを感じ始めた候、理子さんにおかれましてはますますご健勝のことと存じます。
さて今回は先日のライブのこと、僕達の2年間、そして二人のこれからについてお手紙をしたためたいと思います。

先日のライブ、3曲目くらいで汗だくになってて、今日は大丈夫だと思ったし、おでこに張り付いた前髪がとてもキュートでした。
相変わらず歌はかっこよくて、2年前に初めて聞いて一発でファンになったあの頃と同じように感動しました。

何度も書きますが、本当にかっこよかったんです。
理子さんの声が、理子さんの声帯が発した振動が、僕の鼓膜と心を揺さぶって、ああここに居合わせられて幸せだなと実感しました。
僕の声は小さすぎて君の元までは届かないかもしれないけれど
「理子ちゃん!お兄ちゃんだよ!!理子ちゃん!お兄ちゃんだよ!!!」
そう叫ばずにはいられませんでした。
きっとベステンダンクの歌詞を書いた高野さんも僕と同じような心境で書いたのではないかと推察されます。
本当にかっこよかったです。

2年前と変わったことといえば、MCでたくさん喋ってくれるようになりました。あの頃は借りてきた猫どころか誘拐された被害者女子学生かのように所在なさ気にだんまりを決め込んでいた理子さんも、今では積極的に話に割り込んで、たまに誰もついていけない程です。
素敵です。

この2年間、理子さんはどう思いながら過ごしましたか?幸せでしたか?楽しかったですか?
難しいですよね。
でも感情という全体集合をプラスの感情とマイナスの感情の2つに分けた時、少なくともプラスの感情で満たされていたら、一お兄ちゃんとしても幸せです。

この2年間、僕はどう過ごしたんだろうと自問してもなかなか答えは浮かびません。
この2年間で、いったい僕は何度あなたの歌を聴いて、何度涙を流したでしょうか。
この2年間で、何度蔑んだ目を向けられ、何度涙を流したでしょうか。
この2年間で、僕はあなたの何を知ることができたのでしょうか。きっと何も知らないのでしょうね。

だからこそこれからも、あなたを見つめつづけていたい。
いつか、何らかの答えが見つかるまで、見つめ続けていたい。
そう思います。

そして、理子さんを見つめ続けるのにふさわしい人間になれるように、努力を重ねて行きたいと思います。

そんな僕の努力の結晶はこちら
5月7日土曜日
渋谷TSUTAYA O-nest
前売り2500円 18時半開演
出演:Emily likes tennis 水中、それは苦しい つしまみれ
連絡くれたら前売りで入れます。
理子さんも是非遊びに来てください。

これからも、お互いたくさん歌ったり、ダンボールで象をつくったり、少しばかりジャンルは違うけれど、同じ音楽を愛するものとして、切磋琢磨し合いましょう。
そして、たまにはまた、お兄ちゃんって呼んで下さい。

それでは、まだまだ夜は冷え込むのでお体に気をつけてお過ごしください。

敬具

2016年5月5日 ビースト