こんばんは☆
検査着が用意されてない病院もあるようですが、
ぶきっちょたまちゃんです。
とある病院で放射線技師をしています。
先月、小林麻央さんが旅立ってから、、、
乳がん検診を受けに来られる方が増えたように思います。特に、30代40代の女性が増えたかな。
彼女の死が今を生きる女性達に検診を受けなきゃ…という勇気を与えてくれたんでしょうね。
私の仕事が爆発的に増えるのは困ったものですが
そこは私の代わりに自分の命をかけて世の女性に乳がん検診を受けるきっかけをくれた彼女に感謝して、しっかり自分のお仕事を頑張ります
だって、どんだけ増えても私のお給料は変わらないもん
というココロの声は無視しましょう！
というココロの声は無視しましょう！さてさて、、、
当院のマンモグラフィー検査では
検査の時は専用の検査着に着替えてもらいます！
上半身は裸。
ブラジャーなどの下着はもちろん、
ボタンや金具の付いていない肌着・Ｔシャツなども脱いで、
下の絵のように検査着を羽織ってもらいます。
いくら10分程で終わる検査とはいえ、
裸のままでやる！というのは
ただでさえデリケートな部分の検査なのに
終始露出したままというのは
余計に羞恥心がわき、
そのせいで力を抜く事が出来ず、
結果的に痛い思いをさせただけで、
きちんとしたマンモグラフィーが撮影出来ないんじゃないかなぁ
というのが私の考え。
ここで患者様からよく受ける質問
ボタンや金具の付いてないものは着ててもいいでしょ？
その答えはノー
です。
です。たとえボタンや金具が付いていなくても
検査中は裸でお願いしますm(_ _)m
えーっ、なんでー
他の検査の時には着ててもいい！って言うじゃん
すみません
マンモグラフィーだけはダメなんです
それはマンモグラフィーではとても細かい組織を見ているから。
マンモグラフィーでは
1ミリにも満たない病変組織を描出する写真を撮ってます。
例えばこんなの！
石灰化っていうんですが、
しこりになる前の段階の乳がんだったりする事もあります
私たち放射線技師が撮影する直前に
皮膚をちょちょっと伸ばしたり、
おなかの肉を引っ張ったり
耳元の髪を触ったりする事がありますが
実はあれは皮膚のシワを伸ばしたり
髪の毛が映り込む位置にないかを
確認しているんです。
つまり、
皮膚のシワや髪の毛さえも
写真に写っちゃうって事。
だから、ボタンや金具が付いてないから！って
Ｔシャツや肌着を着たままで撮影すると、
しっかり服の繊維が写ってしまい、
お乳の写真が撮れません。
なのでマンモグラフィーを受ける時は
上半身は何も身につけず検査着だけを
羽織って下さいね。
あっ、そうそう。
病院に行く時の服装ですが、
ワンピースではなく、上下別々になっているものを着てこられた方がいいですよ！
脱がなきゃいけないのは上半身だけですからね。
ワンピースだと上下とも身に付けるものがなくなってしまいますから
以上、マンモグラフィーを受ける時の格好についてのなぜ何？でした
今後は
今日のブログのように
私が皆さんのマンモグラフィー検査をする時に
質問される事、注意している事などを
不定期でお伝えしていきたいなぁと思います。
なので、今まで検査を受けてて
これはどういう事だったのかなぁ…とか、
こういう時はどうしたらいい？とか、
なんでこうしなきゃいけないの？とか
疑問や不安があったらコメント頂けるとありがたいです
以上、
乳がん検診を普及させたい！という想いを
SNSで発信中のたまちゃんでした
最後までお読みいただきありがとうございます