ボールを投げて、 | sachiのブログ

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「一人ひとりがそれぞれに自分らしくいられる場」をつくる人
でありたいなあと思いながら働く日々を綴ります。

この仕事の先にだれかがいる。

私は仕事のボールをだれかから受け取り、
そしてまたその私からの仕事のボールを受け取る人がいる。

最近、自分のボールの投げ方が荒っぽいことに気付く。
そんな投げ方では、相手はボールを受け取ることができない。
もっと最善をつくして、ボールを投げられないか。

最善を尽くすには、

まずは、相手をじっくり見る。
どこに立っているか、今どんな他のボールを持っているか、
こっちを見ているか、他を向いているのではないか。
次に、相手が私が持っているボールを受け取る時を想像する。
ボールの受け取り方、受け取った後のボールの投げ方、
どんな気持ちでボールを受け取るか、どんな気持ちでボールを眺めるか、
どんな気持ちでまたボールを投げるか。

どんなボールの投げ方が良いか、私は考える。
考えて、ベストだと思った投げ方で投げる。
受け取ってもらえないときもある。
なんで受け取ってもらえなかったか考えて、もう一度投げる。
仕事はその繰り返しなんだろう。

相手が大量にボールを抱えていて、別の方向を向いているときに、
剛速球を投げたり、足元にボールを投げるなんて、
まったく受け取る相手を想像できていない行為だ。

けれど、私自身がボールを沢山かかえていたり、
ボールを投げる目的を見失いかけていると、
私はボールをただ投げるだけで夢中になる。
仕事を消費している状態がこれだと思う。
「タスクをこなす」「タスクを空にする」ように仕事をする。

そんな仕事の仕方は、私はしたくない。

という意志確認のためのエントリー。