引っ越したい。
住処をどこにするか模索しているけれど、
最終的には自分の「生き方」が住んでいるところに現れるのだろうなあと思い、
「生き方」「働き方」にほんのりと迷いのある私は
どこに住んだらいいか具体的な案がわかずにいる。
何を大事にしていこうかなあと思うと、別に東京にいなくたっていいことに気付いたので、
まずは住みたいところ20答法※で模索。
・気持ちよく洗濯物を外に干せるところがいい。
・川が近くにあるところがいい。
・車どおりはあんまり多くないほうがいい。
・風通しが良いところがいい。
・風通しをよくしても排気ガスで部屋がくさくならないところがいい。
・色んな人に訪問してもらえるところがいい。
・おうちで仕事をしたい。
・朝、うちでちゃっちゃか仕事ができちゃうところがいい。
・週に何日か、東京に行けばすむような仕事ができるところがいい。
・家賃にお金がかからず、その月稼げないことにキリキリしないところがよい。
・1階がいい。
・木があるところがいい。
・野菜を作れるようなところがいい。
・お散歩コースがあるところがいい。
・ランニングしたくなる気持ちいいところがいい。
・出産したくなるところがいい(笑)
・おじいちゃんみたいにそばうちしたい。
・自治会通して地域の人とかかわれるようなところがいい。
・おとなりの人の顔がわかるところがいい。
・近所のこどもたちと遊びたい。
ちょっと自分の気持ちがわかる20の言葉たち。面白いですね。
※20答法:「私は・・・」などで始まる言葉に続いてこれに対する20個の答えを
短時間で書き上げると自分の認識が分かるという心理学の手法です。
ワークショップフォーラムgや仕事の学校、その他ワークショップに参加した際に使われており、
興味深い時間が過ごせたので個人的にも時々やっている手法です。お試しあれ。
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先日、「僕はこんなところにいる人間じゃありません」
という顔をしている(ように見える)大学生に出会った。
入った大学にも、ゼミにも、内定をとった会社にも、さらには住んでいるところにも不満を漏らす。
私はこういう不満ばかりの人はどうも苦手でどう反応しようかなあと思いあぐねていた。
その時、
「いや、そこがあんたのいる場所でしょ。あんただから、そこにいるんだよ。」
と私の耳の横からカナがスパーンと言い放った。
「本気でそこがいやなら、飛び出すもん。親とかお金とか、なんにも言い訳せずに飛び出すもん。
あんたは飛び出していないんだから、そこがあんたの居場所だよ。しっかりやんなよ。
不満言うなら、内定もけって、大学もやめてとっとと地方に帰ればいいじゃない。」
(カナのこういうところが私はとても好き。言い方はきついが、そこがまた良い。)
そう、ここが、私の居場所。
私がここにいるということは、私の一部をこの場所が物語っているということ。
本当に違和感を感じているならば、飛び出すまでなのだ。