『い…痛ッ』
朝、目が覚め起き上がろうるとした時に痛みが走った
触ってみると…今までに味わったことがない感触がそこにあった…
『え?まさか…』
疑問と不安の中、私は…を触りながら強く落胆していった。
…中学2年の秋の出来事だった…
-ポニョ-
私は疑心を確信へと導く為に父に相談を持ちかけた
『尻に何か出来たみたいなんだけど…』
父は病院に勤めている
病気のことなら殆ど分かる知識を持っていた
【見せてみろ!】
口で説明しても分からないので…見せるはめに
朝から、何故に父親に…しかも思春期だった為に恥ずかしさがのしかかる…
格好も最悪だった。
私は尻を上げて立ちバックのような状態だった
父はというと椅子に座り私の尻をグイッと広げた
朝日が眩しいコーヒーの香りが立ち込めるキッチンで行われた
嗚呼、死にたい…
この言葉が頭の中でリピートしていた
【これは痔だな!】
『え?』
やはり!…疑心が確信へと変わった
それと同時に気分が激落ちていくのが分かる
私の尻からポニョ(痔)が生まれたのだ
【病院に行ってこい!】
それだけ言い残し父は仕事へ向かった
私は学校へ体調不良の為と嘘をつき、病院へと重い足を運んだ
この日を境にポニョとの壮絶な闘いが始まった……
後に《ポニョゲーム》と言われた凄まじい闘いが私の歴史に刻まれるのは、まだずっと先のこと……
病院に着く。
そこはとても大きな病院…
大きな病気で何度もお世話になった病院…
…今日はいつもと違う初めて向かう「外科」
外科までの道のりは内科を抜けて行かなければならない
内科を受けるであろう人達は私の事を見ているんじゃないだろうかの錯覚に陥る
歩き方がおかしいからか?
『嗚呼、最悪だ』
外科に着くなり周りを見るとお年寄りしかいない…
『本当に最悪だ』
老人達は私のことを珍しそうに見ていた
いや…私はポニョじゃない!あの!あれだよ!あれ!的なオーラを発したが届いてくれたかどうかは定かでない…
初めてなので問診票を書くことに…
私は正直に書いた…
“イボポニョができて痛い”と。
するとオバサン看護師はそれを読むなり…
【そこへ座って待っていて下さいね。お尻、座れるかい?】
おぉぉぉい!
お前は空気というものが読めないのか!
人が折角ポニョじゃないんだオーラを発していたのにこれじゃ台無しだ!
そう心の中で叫び、大丈夫と笑顔で応えた
案の定、老婆が話し掛けてきた
【若いのに大変ね~】
あのオバサンが言ったおかげで……本当に最悪だ
………
名前を呼ばれて診察室の門を叩いた
目の前に座るは体格がゴツク、顔がゴリラに似ている先生がいた
【どうしましたか?】
『かくかくしかじかこれこれこうなってこうなりました』
【とりあえず見せてもらいましょうか。そこに寝てこちらにお尻を出してください】
やはり見せるしかないのか…
見せたくないからかなり詳しく話したのに…
なんで1日の内に二人の男に尻を見せなきゃならんのだ
だが、見ないことには先生も分からないだろうから指示に従った
隣には助手の美人な看護師がいた…
あぁぁぁ……最悪だぁぁあ
【これは痛いだろうね~】
尻を見るなり吠えるゴリラ…いや…話す先生
尻を掴む握力からするにそうとうの猛者だと言うことが分かる
【ちょっと中を調べるからね】
『え!?!?中って???』
先生は看護師になになにを持ってきてもらうように指示をしていた
そして先生はゴム手袋をドラマ医龍の朝田先生のようにパチンパチンとはめている…
見えてはいないが音で想像出来る。
ブジュルと手の内にローションみたいなのを看護師から出してもらい馴染ませ…それから…
【力を入れずに楽にして口で息をして下さいね~】
【はぁ~い…】
……
先生の指は太かった…
初めてでこれはまずいと思う…
私は必死に耐えた…
早く終わってくれないかと…
抜きおわると私は放心状態になった…
間髪入れずに先生がまた看護師へ指示をする
【肛門鏡を持ってきて】
え?まだ何かあるのかよ!?
私は一回でこの器具の名前を覚えた
一回でこの凄まじい威力も覚えた
【ちょっとツライかもしれないけれど、力を入れずに楽にしてて下さいね~】
【はぁ~い】
………
終わった…
指なんか可愛いと思えてくる威力!
凄すぎてウッっと声を漏らしたぐらいだ
そして、この【はぁ~い】はなんだったのだろう…
【力を入れないで下さいね~】
ふざけるな!俺は素人なんだぞ!そしてまだ童貞なんだぞ!
そんな高等技術なんか出来るわけないだろう!
私は童貞を捨てる前に大人の階段を何段先かにワープしてしまった
終わると極度の放心状態…
気がつくと美人の看護師に尻を拭かれていた…
私は汚れてしまった。
……
その日はかなりの数の業務用ボラギノールをもらい病院を後にした…
それから薬のおかげでポニョはだんだんと小さくなりいなくなった…
嗚呼、良かった……
と思ったのは間違いだった!
ポニョは生きていた!
長年、私の尻の中で完全体になる日を待っていたのだ!
予告
突如生まれしポニョJr.
激闘の末、ROKIの尻と心はボロクソになる
だが待ってはくれない…
奴は待ってはくれないんだ……
次回『ポニョJr.』
私は闘う…尻が綺麗な内は…
………coming soon