+ググれこっくりさんの一回短編です

+信楽xコックリさんです(こっくりさんの女体出ます)

+犬神少なめです

 

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【信楽xこっくりさん(メイドバージョン)「短」】時は終わっちゃいない

それはとある地獄の中の話だった。モフモフした狸の形の付喪神と狐の形の付喪神があの時のことを思い出しながら煙草を吸う。市松のことは犬神、信楽、家事好きで世話焼きな狐の妖狐・・・いや、付喪神はため息をついていた。

 

「どうしてもこひなに会いたい」「結局魔界に帰って何も解決していない・・」

だと言ってるうちに時間は過ぎていくだけで、実際誰かが動いてはダメな状況だった。

 

あの「人の血の味」を知った妖怪をやっつけて負傷した時から厳重にペナルティーを食らってしまったのだ。だからこそ、今回上に逆らったら死刑になるか、あるいは「市松こひなの身に何かあるかもしれない」って事を考えたら青々してくるのは恐る恐る感じる3名の付喪神だった。

 

でも、運動会でもあの電波な――自称「人形」は、今どうしているだろうかと考えるだけでも3名のけだものたちは胸が苦しかった。この時だけは千里眼で現世を観れる方法があると、一番知っていててもそれさえ許されない・・・なんと悲惨なことなんだろうか・・・・・・

 

「・・・狐殿・・・。」

「なんだ、バカ犬。お前の冗談とか体質変化にはもう飽きたんだ。

信楽、お前もなんとか言えよ。」


「・・・・」

 

10秒くらいの沈黙が続いた。

さすがに、狸のモフモフも何も手かがりがないようだ。

 

――沈黙後、信楽が口を開いた

 

 

「狐、お前がそんなに取り乱したら犬神に失礼だろう・・・、

わーってる、おまえがどんだけお嬢ちゃんを好きなんが。

 

だから、千里眼の望遠鏡を盗んできたんだよ。」

 

ごくり、緊張の瞬間である今――、千里眼の望遠鏡が確かに信楽の手の中だった。しかも大きさを何ミリにも小さくできる、ちょっと怪しい感じの望遠鏡だった。狐が望遠鏡を手しようとした瞬間-―・・・。


 

 

ーバチバチバチ!

静電気がなってしまって、狐は望遠鏡を落としてしまった

 

慌てて2名のモフモフたちが拾ったとたん、静電気はおさまったみたいだ。

 

「なんだよ、いたずらする気か!?この狸が!」

 

「いや、それ言う前に狐、鏡見てこい」

 

ーそう言われたぷんすか状態な狐は、悲鳴を上げた。

 

なぜなら、着物からメイド服に、男から女に変わっていたからだ

これはまさにとある事件を思い出すような感じだった

 

「狐殿、狸殿が鼻筋を・・・(汗)」

 

「ごらぁぁあ!!!たーぬーき!」

 

「いいんじゃないかーこれで俺とけっこんしろよー(笑)」

 

 

とある地獄の3名の事情だった。

 

―終ー

 

「作家の一言タイム」

 

初めまして、小説ライター初心者のさちりんと言います。

漫画とかアニメ大好きだからちょっとだけ挑戦してみました

ググこく懐かしいから書いてみました

キャラ崩壊ですみません汗

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