毎日毎日午睡中に担任の先生と一人一人の子どもに対しての接し方を考えたりしていました。

イヤイヤ真っ盛りの2歳児クラス。なかなか思うようにいかないことも沢山あったけど、子供と心が通じ合えたな、と思える瞬間は最高に幸せな気持ちになりました。

外に遊びに行く時間、トイレに行く時間、ご飯食べる時間、寝る時間全て決まっている中で当然その通りの時間に子供たちは動いてくれるわけではありません。全部大人が決めた時間。公園に行けば楽しくてたまらないんだから帰るよー、って言ったって帰りたくないのは当然。でも早く帰って給食を食べなきゃいけない。んー葛藤!

でも帰ろうとしない子供を無理やり怒りながら帰らせるのはしたくなかったんです。

どうやったら園に戻りたくなるかなーって常に考えました。一人の子は

「今日の給食はお肉だって!」→全然効かない

「帰りは〇〇ちゃんと手繋いで帰ろっか!」→全く無視

「帰り道〇〇のお歌歌おうよー」→逃げ回る

「じゃあ帰り道に虫さんいるかもしれないから探して見よう!」→「うん!いっぱいいるかなぁ♪」


よっしゃー!!!


みたいな感じです笑

これを全ての工程で一人一人興味ある事を考えました。

昨日ダメだったけど今日はいけた!とか逆に昨日はすんなり聞いてくれたのに今日はダメか〜。

みたいなことの繰り返し。


時間かかるし、あー今日はもうダメだー、時間切れー!って日は無理くり抱っこしちゃうとかも全然あったけど、それでもいかに自分で行動するかを大切にしたかったんです。


やらされることよりも自分でこうしたいと思って行動する大切さ、そう思ってもらえるような声かけ、本当に色々考えました。


そしてそしていよいよその保育園がどんどん大元の幼稚園に吸収していくようになり、カリキュラムびっしりの園になってしまい、私は退職を決めました。