前回の記事はこちら
介護保険サービスは高齢社会を支える大黒柱だけど
「保険の範囲」だけで本当にQOLは守れるのか?
私はNOだと思う。
令和の時代、認知症ケアにおける「介護保険外サービス」は必須だと思う。
介護保険サービスの“限界”
介護保険でできることは「生活を支える最低限」。
もちろん、介護保険サービスだけでやっていけない事はないし
ほとんどの人は、介護保険サービスだけでやっているのが現状です。
介護保険サービスは“土台”ですがサービスはあくまで標準化されており
利用者一人ひとりの夢や個性までは拾いきれません。
「もっと好きなことを楽しみたい」
「認知症になっても、社会とつながりたい」
“認知症になってしまったら、もうこういう願いすら抱いてはいけない”
と思っている高齢者も多いです。
でも、介護保険の外にある多様なサービスを使えば選択肢が増えます。
介護保険外サービスが切り開く未来
最近では、以下のような介護保険外サービスが広がっています。
• 買い物や外出同行(ただの送迎ではなく、体験や交流を重視)
• 専門性の高いケア(個別リハビリ、フットケア、排泄ケアなど)
• 趣味や学びをサポートするサービス(音楽、旅行企画など)
• リラクゼーション系ケア(ヨガ、マッサージ、美容など)
• AIやロボットを活用した自立支援
これらは「贅沢」ではなく、認知症の人の 自己実現を支える基盤 です。
事業所が独占しないからこそ市場が広がる
ここで重要なのは、事業所が「自分の利用者を囲い込む」発想から抜け出すこと。
介護保険外サービスは、地域や多職種と“シェア”するからこそ広がり、質も高まります。
私の知っている人でも、介護保険外サービスを提供している人が結構多く
本当に素晴らしい専門的ケアを提供しています![]()
自分の事業所で囲み込みたいと言う理由で
中途半端なケアを提供しているところも少なくないと感じています。
本当にやめてほしい笑
「自分たちだけで抱え込む時代は終わり」
これが令和の認知症ケアのリアルです。
認知症高齢者の自己実現をサポートするならには
自分たちの地域で行われている介護保険外サービスの情報を知る必要があります。
自分の事業所の業務だけ知っていればいいなんて時代ではありません。
私たち専門職が
介護保険外の可能性をフルに活用できるかどうか にかかっています。
次の記事でシリーズのラストです!




