長い長い、子ども達のインターナショナルスクールの夏休み。

 

毎回悩みは、どうやってこの長い2か月を凌ぐか、です。

 

夫も私も、せいぜい2週間ぐらいしか休みが取れないし、学校のお友達もみんな両親と里帰りしたり旅行に行ったりで、ほとんどいない。


車がないとどこにも行けないから、子どもたちだけで出かけるのも無理。

 

ヒマして、家にずっといて、ゲームばっかりやってたら、引きこもりになってしまう、、、

 

と危惧して、2週間ほどヨーロッパの夫の実家に預かって頂きました。

 

それも、私も夫も同伴せず、子供たちだけで飛行機に乗せて!


息子はもう11歳、娘は9歳。私も、11歳のときアメリカの親戚を訪ねて1人で飛行機に乗ったので、11歳ならもう大丈夫だろう、と思い切って決断しました。

 

ほとんどの航空会社には、未成年者向けのいわゆるアナカンサービス(Unaccompanied Minor)があるので、そちらを利用。

 

チェックイン後、エアラインの人が税関での出国手続きも付き添い、ゲートまで連れて行ってくれて、無事に飛行機に乗せたら、今度は機内ではスチュワーデスさんが色々と面倒を見てくれます。

 

現地では、またスタッフが入国手続きに付き添い、荷物のピックアップも手伝ってくれて、迎えに来た義妹に引き渡してくれました。

 

初めての子供たちだけの旅行が、いきなりシンガポールからの長時間フライトだし、途中イスタンブールで乗り継ぎがあったので、思い切って行かせる決心したものの、出発が近づくと色々心配になってしまいました。お願い

 

飛行機の中では特に問題ないだろうけど、もしハイジャックにあったらどうしよう、事故があったら、イスタンブールだし、空港でテロがあったら、ISISに誘拐されたらどうしよう、

 

などなど、色々余計な心配してましたがあせる

 

統計学的に考えて、飛行機よりバスや車での旅行のほうが事故の確率は高いんだから、大丈夫大丈夫、、、と自分に言い聞かせる。

 

実際、乗り継ぎのトラブルもなく、そして事故ももちろんなく、無事に行って帰ってきました。機内では、行き帰り共に夜行便だったので、2人ともほとんど寝ていたようだし。

 

現地では、義妹がちょっと英語ができるぐらいで、おじいちゃんおばあちゃん他親戚のみんなとも言葉は通じないのですが、グーグル翻訳を使ったり、従姉弟たちは片言で英語ができたので、なんとかコミュニケーションは取れたみたいです。

 

それどころか、言葉もちょっと覚えて帰ってきたし、やっぱり子供の環境適応力はすごい!

 

夫の実家は田舎なので、犬猫はもちろん近辺には動物がいっぱいいるから、毎日動物たちと戯れ、バーベキューしたり、近所の子らと庭でサッカーに明け暮れ、お城に観光に行ったり、とかなり楽しかったみたいで、親のことなどすっかり忘れて(笑)大満喫した様子。

 

何千マイルも離れているから、ふだんは気軽に会えないので、やっぱり小さいうちに遠いヨーロッパのファミリーたちと時間を過ごしてもらいたい、との思いがあったのですが、皆にたっぷり甘えさせてもらって、本当にかけがえのない経験ができたようで、旅をさせてよかった!

 

帰ってきてからしばらくの間、娘は優しかったみんな、楽しかったひとときを思い出して泣いてました。えーん

 

今回、子供だけで長い空の旅をしたことで、自信もついたでしょうし、

 

、、、そして、なんといっても、私もゆっくり休めた!笑い泣き

 

2週間も子供たちと離れたのは初めてだったので、寂しくなるな~、、、と思っていましたが、意外にも自由な時間を満喫させて頂きました。音譜

 

子どもたちがいると、やっぱり「あれしなさい、これしなさい」と神経を尖らせてしまうし、色々とフォローすることが多いし、気が付かないところで気を張っているんだな、と実感。

 

週末、ゆっくりショッピングやマッサージ、ネイル、レストランに行こう、、、!と思ってたのに、急に自由になって緊張がほぐれたところでふだんの疲れがどーっと出たのか、どこにも出かける気にならず、結局ゴロ寝&家飲みだけで終わってしまいましたが(笑)。

 

私にとっても子離れの第一歩になったし、子どもたちも、ガミガミうるさいママから離れて、息抜きできたんじゃない?てへぺろ

 

 

明日からは、第2弾で、家族4人で旅行です。

 

ほんと、夏休み長いな~、、、、。