日曜日は 息子と一緒にシンガポールでデュアスロン大会に初挑戦してきた。
確か去年の11月ぐらいに申し込んで あの時は 「あと4ヶ月もあるから 充分トレーニングできる!」
なんて安直に考えていたけど、怠惰な私、、、結局ほとんどトレーニングなんて出来ず、大会の日が来てしまった。
娘も出るはずだったのですが、実はクリスマスに夫の猛特訓のおかげでやっと自転車に乗れるようになったばかり。
まだ走行がヨタヨタだし、特に漕ぎ始めでいつも手こずる。
それでも、平坦な道ならなんとか行けるかな、、、と一か八かの賭けに出ようと思ったのだけど、前日の夜、自転車が車に一台しか積めないと判明。
バイクラックもないし、息子の自転車を持って行って、彼のレースが終わったら娘がその自転車に乗るしかない。
でも 慣れない自転車なので怖がるし、ヨタヨタ走行で、「レース出たくない!」ときっぱり拒否。
無理して出て 怪我でもしたら本末転倒なので、娘は棄権しました。

朝6時に起きて F1ビレッジの会場に向かう車の中、息子は
「あー、どうしよう、緊張してきた、行きたくない、、、」
と不安そう。
私も正直、前夜あまり眠れなくてクタクタで
「なんでこんな無謀な挑戦しちゃったんだ、、、棄権しようかな、、、」
と憂鬱になってきた。
でも、ここでやめたら子ども達に顔向け出来ない。 決めたことだし、どんな結果になろうと最後までやるしかない。
それで、まずは息子が先の出発。20分後に私。
ラン1.5km バイク12km ラン1.5km というコース。
最初のランはなんとか走った。
はっきり言って12kmも自転車漕いだことないんですが、必死で漕ぎました。
でも遅いのなんの!(^▽^;)
大人にはもちろんm、途中から、後からスタートしてきたチビッコ達にどんどん抜かれた!

すごい、6歳ぐらいの子どもなのになんであんな早いんだ!!と圧倒された。
いや、単に私が異常に遅いのか、、、
なんとか必死でバイクを終えて自転車から降りたら、足腰がガクガクで、動かない。とてもじゃないけどあと1.5kmも走るのは無理、、、。
カタツムリのような遅さで走る、、、というか歩いて、やっとの思いでゴール。もう恥さらしもいいところ、、、という感じ。順位は知りたくないです。

息子は、私より圧倒的に早くとっくにレースを終えて、気長に待っていてくれた。
私はゾンビ状態なのに、大して疲れた様子もなく元気そう。
やっぱり 若い子の体力にはかなわない!
と思い知らされたのであった。
でも、あれだけ
「自分にはできない。失敗したらどうしよう。」
と弱音を吐いていたのに、全力で完走した息子。
緊張を克服して、大きな達成感を味わうことができたみたい。
よかった。それを味わってほしかったのだ!
私は、きっともう二度とチャレンジしないけど、これを機にまた何かにチャレンジし続けてほしいものだ。