インターの長い夏休みが始まり、子どもたちがダレないよう、色々と計画を立てています。ほんと、働く母として、毎年これには悩みます。

 

夏休みは、思い切り遊ぶのももちろん大事だけど、普段できないことをフォローし、強化するのに最適なので、まずは2人とも苦手である水泳を上達させるため、家にコーチを呼んで、短期集中スイミング特訓をすることにしました。ロケット

 

あとは、やっぱり日本語です。これをなんとかしたい。

 

シンガポールには、日本人学校はもちろん、普段はインターや現地校に通っているお子さんのための補習校があり、また継承という補習校もあり、日本人向けの塾や公文なども、たくさん選択肢がありますが、残念ながらジョホールには、ジョホール日本人学校があるものの、塾や家庭教師など、ほとんど無いに等しい状態。

 

去年の夏休みは、子どもたちにジョホール日本人学校に2週間体験入学させて頂き、今年も行かせようと思ったのですが、もう5年生の息子はかなり難色を示し、泣いて叫んで「嫌だ、行きたくない」と訴えたので、諦めました。アセアセ

 

無理矢理行かせても成果は得られないし、5年生ともなると、やっぱり内容も難しく、何を言ってるかさっぱりわからないという感じでしょう。

 

英語が第一言語で日本語は外国語としてフォローするということを受け入れて、彼らに合ったレベルで日本語をコツコツ勉強させてゆくしかありません。

 

そうは言っても、塾もないし、家庭教師の先生もいないし、親の私がフォローするしかないのですが、自分では教え方がわからない。ドラゼミや進研ゼミなどの通信教育がありますが、通信教育でプリントやってるだけではやはり生きた言葉が見につかないし、子どもも途中で飽きてしまって、ダメなんですよね。

 

私が先生になって教えるしかない、、、と思いつつ、資格もないし、子どもに日本語を教えるといっても、どんな内容を、どう組み立てて教えていけばいいのか、きちんとしたガイドラインがないと、なかなか難しいんですよね。

 

それで、どうやったら家庭で効率良く、基本的な日本語を教えられるだろう、と色々自分で教材を探していたところ、こんな便利サイトを見つけました。

 

JYL Projectこどもの日本語ライブラリ

 

これは、日本の定住外国人の子どものための就学支援として文部省がバックアップしているプロジェクトで、オンラインで年少者が日本語を学習できるように、様々な教材や指導計画例を提供しているサイトなのですが、もの凄く充実した内容です。

 

子供が自分で使うサイトではなく、子どもに日本語を教える人たちのためのサイトで、現場に関わってきた先生たちのアイデア、ノウハウやリソースがみっちり詰まっています。

 

このサイトには、ちゃんと指導計画、つまりシラバスが用意してあって、押さえるポイント、語彙、指導例など、本当に細かく載っていて、無料の教材もたくさんあります。

 

早速、何回か家庭でレッスンをしましたが、起立・礼・着席など(笑)日本の学校のしきたりも取り入れ、あいさつ、今日の日付、天気、などを言ってもらうことから始め、指導計画に沿って、好きな食べ物の話、家族の話、などその日のトピックに基づいて授業を展開。

 

なかなか大変ではありますが、子供達にも好評で面白いし、週に1,2回だったらなんとかできそうです。レッスンしない日は、レッスンで習った言葉などを復習して、宿題としてプリントを出します。

 

しばらく、なんちゃって日本語教師として、日本語のレッスンを自分でやってみようと思います。にひひ

 

そして、シンガポールで日本語の先生をしているお友達が、10月に漢字検定を主宰するので、10級合格を目指して頑張る、という目標を立てました。音譜 目標があると、メリハリが出ますしね!

 

7月はこんな感じで、あとはお友達とのプレイデートやスリープオーバー、週末の小旅行を企画してしのぎ、8月は久しぶりにヨーロッパの夫の実家に里帰りです。

 


子どもたちにとって、実りある夏休みになるといいのですが、、、!