子供たちの学校の冬学期ももうすぐ終わり。あっと言うまだな!

成績表がこないだ出て、息子はやっぱり理数がダントツに強く、娘は英語、語学が強いという、男の子、女の子それぞれの強み、特色が出てきて面白い。

そして息子は去年までアートとデザインデクノロジー(日本でいう技術工作?)が全然芳しくなかったのに、ここに来て急に成績がメキメキと上がっていた。

二人ともイマイチだったのは水泳で、南国に住んで、プールにいつでもアクセスできる環境なのに、ちょっと残念。

ま、苦手分野より、得意分野を伸ばしていけばいいのだ。英国式は得意分野に絞ってGCSE
試験を受けるシステムだから、オールマイティを求められるアメリカと違っていいな、なかなかと最近思う。

でも、まあ成績より何より、学校に楽しく行けてることが一番だ。ほんとに人間の能力や才能を無理矢理数値化している成績や試験など、意味のない尺度だな、と思う。

強み弱みを知る一つの指標にはなるかもしれないけど、そういうもので、一人一人の能力や可能性 、まして人生の充実度や幸せなどは決して測れないんだ。

成績や試験の点数を上げる=いい大学に行く=いい会社や仕事に就く=いい人生、などと考え、その指標から外れないようにと焦って子どもを追い込む風潮が世の中にはある。アジアの受験地獄では特にその傾向が顕著だけど、そんなふうに子供を追い込まないようにしたいな。

試験の点数や成績なんて尺度で、一喜一憂しない。そんなのはただの数字。人間の優劣を決める指標でもなんでもない。

これがやりたい、これが好きだ、これが楽しい。

自然に湧いてくるそんなトキメキを育て、そういう気持ちが持てることに全力で向かって、夢を実現して行くことを、心から応援してやりたいなと思うよ、母は。

頑張れ、子ども達!