メイドがいきなり辞めて本当に参ったけどムキー、以前から知っていたパートタイムのメイド2人にお願いしたら、ちょうどタイミングよく仕事を探していたところで、2人で交代で来てくれることになった。

 

実はそのうち1人は、前に面接した子で、シャイなのかあまり話さず、ちょい暗いイメージだったのでお断りしたのだ。それでアイツを選んでしまったわけだけど、、、。

 

でも働いてもらってみると、仕事は早いし、ちょっとマツコみたいな雰囲気なんだけど(笑)、パワーがあって、黙々とブルドーザーのように仕事するし(笑)、料理もうまいし、段取り上手だし、数百倍いい子だった、、、。あせる今は週4回パートが入ってしまったのでフルタイムでは来てくれないけど、彼女にしておけばよかった!!完全に人選ミス。私の目はふしあなだった、、、。

 

もう一人の子は、以前友達の家で働いてた子でよく知ってるし、性格がとっても明るく、家事もベテラン、子供の扱いがすっごくうまい。はっきり言って私より全然うまい。そして料理がこれまた上手い!昨夜、初めて彼女の料理を頂いたけど、すごい美味しくて、感動。レパートリーもたくさんあるみたいだし、私より全然上手いよ、ほんと。疲れて帰ってきて、彼女のおいしい料理を食べられると思うとテンション上がる。ラブラブ 元気ハツラツとして、ニコニコ笑顔だし、気分がいい。自分が男だったらこういう女性のところに帰ってきたいよな~、、、なんか主婦力全然負けてる、、、私も、人の妻として、彼女を見習わなくては、、、。あせる

 

前の3年間勤めてくれたメイドちゃんも、掃除は超プロ級だったけど、料理は今ひとつだったし、笑顔がほとんどなく、暗かったのがマイナス面だった。辞めたアイツに及んでは、何作らせてもまずくって、お肉なんか石みたいにカチカチになるまで焼くし、すぐメソメソ泣くし、はっきり言って帰ってきて彼女の料理を食べるのは気が重かった、、、。


彼女たちは、もう1人の仲間と、近隣のコンドに住んでいる。パートのほうが住み込みより時給が割高だから、週に5回でも仕事が入れば、住み込みより高い月収になるし、自由な時間もいっぱいあって、プールつきのコンドで暮らして、まさにマレーシアだからこそ出来る生活だ。シンガポールはもちろん、他の国では絶対メイドさんはこんな暮らしはできないんじゃないかな。

 

彼女たちのようなフィリピン人パートタイマーは、けっこう近隣にたくさんいる。ビザはどうしてるのか知らないけど、エージェントと色々あやしいアレンジをしているんだろう。こちらは住宅も広く大きいから、お手伝いさんの需要がとても高く、メイドを雇うのは容易ではないから、我が家みたいに人手に困っている家が常にあることを、彼女たちはよくわかっているのだ。さらにヌサジャヤ近辺は小さい子どもがいる外国人が多く住んでいて、英語のできるフィリピン人は人気だ。

 

なんとかフルタイムで来てくれない?と頼んだんだけど、ダメだった。そりゃそうだよね。パートのほうが全然割がいいもん。

 

でも、よく考えたら、我が家にはもうフルタイムのメイドさんはいらない、と思った。子供たちも大きくなったし、家もそんなに毎日掃除しなくてもいいし、子どもたちが帰る時間にいてくれて、夕食作って、その他掃除洗濯をささっと2時間ぐらいやってもらえば、充分なのだ。土日はいなくても、自分たちでマネージできる。

 

正直、24時間家にメイドがいるのも、ちょっと息苦いし、フルタイムで雇うとなるとやっぱり1人の人生を背負うわけだから、医療費や帰省の飛行機代を面倒みたり、責任やしがらみが出てくる。そしてマレーシアでエージェントを使ってメイドを雇うと、12,000リンギぐらいは手数料を取られ、その上面接もできず、何か月も待って来た子が今回のようにDQNという可能性も大いにあるわけで、そうなったらもう身も蓋もない。

 

パートなら、しがらみもないし、多少時給が割高でも、エージェント代や保険代、医療費、帰省代を払わなくていいのだし、気楽だ。これでいいのかも、と思った。

 

とにかく、2人ともいい子だし、仕事もできるし、美味しい料理が食べられるなら、もうこれ以上は望まない。ウインク

 

まあ、それでも、いつ「マーム、急に来れなくなりました」って言われるかもわからないし、他のパートタイマーの子たちとも常日頃からネットワークを築いて、仲良くしておくことは重要だ。

 

でも、今回、彼女たちがいてくれて、本当にラッキーだったわ。