ついに、やっと、新居に引っ越した。
土地を見つけてから、もうすぐ4年。長かったなー、、、。
まだまだ細かい修繕はたくさんあって、床がビミョーに平らでない部屋があったり、電気のスイッチが妙なところについてたり、パティオの屋根の水漏れがすごかったり、さすがメイド・イン・マレーシア、いろいろ問題はある。とりあえず住める状態になったんで、強引に週末引っ越しした。これから、半年ぐらいかけて色々修繕するのだろう、、、。
一生懸命自分たちでレイアウトや使い勝手を考え、タイルから蛇口、ドアのノブ、何から何まで全部一から選び、それもマレーシアでやるという、超無謀なビッグプロジェクトだった。しかし、もう2度と生涯でオーダーメードの家を建てることはないだろうな~、、、。
キャビネット類や下駄箱も、内装屋任せにせず自分で全部考え、棚板の配置までこだわってデザインした。これを機に、インテリアデザイナーに転身しようかな、なんて思ったりしてね。
その一部をご紹介、、、。
これは、私のこだわりの、ビルトインの下駄箱。(笑)
こっちの家って、下駄箱がないから、玄関に無造作に靴が脱ぎ捨てられているけど、日本人としてはこれが我慢できず、どうしても、家族全員の靴を全部収納できる大きいビルトインの下駄箱が作りたかった。
でも、いかにも下駄箱とわかるのではムードがないので、真ん中を飾り棚にして、一見して下駄箱とはわからないデザインに。
こちらはパティオのお気に入り角度からのショット。
このコンクリートのベンチ、建築家は大雑把に適当なサイズで図面出してきたんだけど、座り心地の良い座面の高さ、奥行の長さをしっかり確認して、背もたれは直角ではなくちゃんと傾斜をつけて、自分で図面を描き直した。
家具や家を作るときっていうのは、人間工学をしっかり考えて、使いやすい、座りやすいデザインにしなければいけなくて、思った以上に神経を使うということを学んだ。
建築家のアイデアで木の格子を様々なところで取り入れ、涼しげなジャパニーズな雰囲気になった。外壁の装飾の石材はバリから取り寄せた。この木格子と石材のコントラストがお気に入りポイント。
最初はバリ風に、、、と思っていたんだけど、気が付くとZENな家になっているではないか!
でも、やっぱり心が落ち着くんですよね、ZENのミニマルな雰囲気が。
2階からの夕焼け。
いざ住んでみると、ここに至るまでのいろんな思い出が蘇って、感慨深いマレーシアの我が家。
建築家、工務店の皆さん、内装屋さん、外溝工事屋さん、電気工事屋さんなどなど、たくさんの方の手をお借りして、無事に建った。
みなさん、ありがとうございました!