順調に進んできたと思っていた、我が家の工事、、、

実は、ここ一ヶ月ぐらい、頓挫して、とんでもないことになっています。

理由は、工事会社のオーナー家族と、我が家を担当してくれていたディレクターが決裂してしまったから。

もともと、我が家担当のディレクターと、もう一人のパートナーが作った会社だったのだけど、去年、そのパートナーが癌で他界。

それ以来、残された奥さんと息子たちが経営を引き継いできたけど、ディレクターいわく、奥さんは工事のことがさっぱりわかってないから、全く仕事にならないし、サプライヤーへの支払いも遅くて滞っているし、彼自身給料もらってないとか?

まあ、それは彼の言い分なので、耳半分で聞いておくとして。とにかく、対立ばかりでもうこれ以上続けていけない、ということで、奥さんは会社をたたむことにして、ディレクターは自分で独立して会社を作り、そこで我が家の工事を引き受ける、と言ってるけど、そんな簡単に行くのだろうか、、、。

銀行にも、また書類提出を1からやり直さなきゃいけないし、信用第一の銀行でさえ、卒倒するぐらい仕事が遅いこのマレーシアじゃ、かなり無理な気がする、、、

この国で家の建築や内装をすればトラブルだらけっていうのはわかっていたから、信用できるカナダ人の建築家、プロジェクトマネージャーを雇ったし、工事も順調に行っていたので、うちは大丈夫かも?と思っていたけど、やっぱりそうは問屋が卸さないのか(笑)やられました。

仕事がちゃんと進まない、遅い、というのは、もう当たり前で諦めるとしても、工事会社の経営状態、資金繰り、また、従事者のモラルについての問題もよくあることではないかと思う。

マレーシアに限らず、工事、内装を頼む場合は、その会社のバランスシートを見せてもらって、資金繰りを確認したほうがいいですね。

そして、内金は極力少なく払うこと。内金を半分ぐらい払って、工事会社が仕事を投げ出して逃げてしまった、という知り合いがいたけど、そんなことになったら泣き寝入りするしかないからね。

この前の某国での詐欺事件といい、やっぱりカントリーリスクと隣り合わせの東南アジア生活だな、と肌身に染みて感じる、、、。

当たり前の常識が通用しないっていうのは、疲れますな。