息子がいつになくショゲていたので、どうしたのか聞いてみると、今度行われる他校とのサッカーの試合メンバーに選ばれなかったので、すごく残念だと。

「どうしても行きたかったのに、頑張ったのに、、、!」

と大泣きし始めた。

かわいそうに、、、と最初は慰めつつも、

「この悔しい気持ちを忘れずに、次は絶対試合に出る、なんとしてもやってやる、という気迫で物事に取り組みなさい!コーチに、絶対試合に出たいから出られるにはどうしたらいいか、って聞くぐらいのガッツを持ちなさい!」

と突き放してみた。

挫折、苦境。

そういうハードルがなかったら、人間は成長しない。

悔しい、こんなの嫌だ、なにくそ!!

と這い上がろうとしてこそ、進歩が成長があり、奇跡はそういうところから生まれる。

だから、息子が悔しくて泣くっていう経験をしているのは、とても喜ばしいことです。


それを達成できなかったから、悔しくて悲しくて眠れない。

それを成し遂げるためなら、どんなことでもする。(もちろん犯罪まがいのことはしてはいけませんが、、、)どんなことも苦にならない。

それぐらい好きなことがある。

私は、人生に大事なのって、そういうパッションだと思う。だから、子供たちには、その好きなことを見つけ、徹底的に追及してほしい。

それぐらい好きなことを見つけられなかったら、どんなにいい学校に行って、いい成績を取って、いい会社に入ったとしても、人生が開花しない。時がただ過ぎて行くのを眺めるだけの人生。

パッションがあれば、たとえ学校で落ちこぼれだったとしても、どんな環境で育とうとも、奇跡を起こせるし、どんなことでも出来る。そう思うのです。


で、息子に提案してみた。

「もっとサッカーが強くなりたかったら、もっと基礎体力が必要なんだから、これからランニングをして体力つけなさい!一緒に走ってあげるから、毎週末、走ろう。」

それまでワンワン泣いていたのがピタリと止み

「わかった。頑張る。」

ということで、これから私は星一徹になって、息子を鍛えることにしよう。 私も、運動不足の体に鞭を打ってみようか。


でも、これだけ毎日ヘイズがひどいと、ランニングは当分できないかしら?