この前この記事を読んで知ったのですが、ドイツは大学を完全無償化したんですね!

7 countries where Americans can study in universities, in English, for Free (or almost free)

もともとドイツは大学の授業料は無償でしたが、2006年に有償化。それでも他国に比べたら圧倒的に安く、年間20万円程度だったようですが、、、、今回改めて完全に授業料を廃止することにしました。

”大学への進学を親の経済力に左右されないため。ドイツでは質の高い大学の教育課程を無料で提供することは重要な政策である”

というのがドイツ政府の見解。素晴らしい政策ですね。

さらに驚いたのが、ドイツ人だけでなく外国人留学生も完全に授業料無料です!目

でもドイツ語が出来ないとやっぱりダメなんでしょ?と思いきや、引用記事のタイトルにあるように、エンジニアリングなど英語で受けられる授業、学位も多数あり、一言もドイツ語が話せなくても大丈夫らしい。

英語での授業を提供することによって世界各国から優秀な生徒を引きつけることができるし、ドイツ人学生にとっても英語ができることはプラスなので良い刺激になるので、大学側も歓迎なんだとか。

ドイツなら、化学や工学など、理系の教育レベルは高いでしょうし、たとえば若者の街ベルリンに住んで、ベルリン工科大、ベルリン自由大など有名大学に無料で行くなんて、いいじゃないですか!

そう、この前この記事を読んで知りましたが、ベルリン、とっても楽しいみたいなんですよね。私もちょっと住んでみたい!アートや音楽、映画、クラブシーンも相当盛り上がってるし、文化レベルの高い”イン”な街ですよね!

若者なら今すぐベルリンに移住するべき8つの理由

息子などは、夏のヨーロッパ旅行以来、ヨーロッパにあこがれていて、将来住みたい!と時々言ってますが、ベルリンなんていいかも!

さらに記事を読むと、フランス、フィンランド、スウェーデンなどの大学も授業料は無料のところが多く、英語で受けられる課程も多数あるとか!

そもそもヨーロッパは福祉国家ですから、大学の学費は殆ど無料か、有料でも安いところが多く、イギリスだけが授業料が高いんですね。

もちろん、設備の老朽化や、教授の質の低下など、授業料が安い(というかタダ)分問題もあるでしょうし、非英語圏の国で英語だけで全ての事が済むわけではないでしょう。そのへんは、記事の誇張もあると思います。

でも、大学はアメリカだけじゃない、こういう選択肢も子供たちにアリかも!と視野が広がりました。


私が通っていたアメリカの大学など、今は当時と比べ授業料が3倍!アメリカの殆どの有名私立大学は、今や授業料が5万ドル以上。 

もちろん、皆が皆、そんな高額な授業料を払えるはずもないし、ほとんどの学生が奨学金やローンなど何らかの形のfinancial aidを受けているのが現状です。

特に、アイビーリーグ、スタンフォード、MITなど有名大ほど資金が潤沢にあるので、優秀な学生であれば気前よく返済不要の奨学金をポンと出します。

最近では、イギリスの学生がオックスブリッジを蹴ってハーバードやプリンストンに行くケースが増えているようです。

UK Students Switch to US Universities

Boost for lower-income UK students keen to obtain "debt-free degree"


イギリスもかつでは大学の授業料が無料でしたが、財政難で今や9000ポンドにもなりました。オックスブリッジ含めイギリスの大学は国立なので、アメリカの私大のように奨学金制度が充実しておらず、ほんの一握りの特別優秀な生徒だけにしか奨学金が出ないのです。

オックスブリッジに入るぐらい素養がある学生なら、ハーバードやイェールなどは「足りない分は払ってあげるから、是非うちにいらっしゃい!」と喜んで援助するみたいですね。学費だけでなく、寮や食事などにかかる生活費、留学生の場合は帰省の旅費まで面倒も見てくれるのです。

学費は高いとはいえど、頑張る者に対しては太っ腹でフェアなのはアメリカらしいですね。優秀な生徒を集めるための投資は惜しみません。

子供たちがどんな選択をするのか、これから楽しみですが、もしアメリカの大学に行くならやっぱり奨学金をもらうぐらい頑張ってほしいな!


とにかく、広い世界、いろいろな選択肢があるわけで、異常に高い授業料をフルで払うのはやはり馬鹿げてますよね、、、!

アメリカには、重い教育ローンを背負って大学に行っている若者がたくさんいますが、そんな若いときから多額の借金を抱えさせるという事態は、回避させてあげたいと思います。そんなことするぐらいなら、家族でドイツに移住だ!(笑)

来るべき日に備えて、今からいろいろと選択肢をリサーチしておこう、と気持ち新たにしました。