もうホントに時間がないので、大至急メイドを手配しなきゃ、、、と焦る毎日の中、やっと少し目処が立ってきた気配です。

気配、ってだけですけどね、、、


マレーシアでメイドを雇うの、ほんっとにシンガポールと違って大変です。

まず、トランスファーメイドっていう制度がないから、基本は本国から呼び寄せ。そしてフィリピン人を雇うとすると、呼び寄せるにはフィリピンとマレーシア政府の協定で、必ずマレーシアのメイドエージェンシーを通さないといけません。

エージェントを通して、フィリピンの政府から、メイドを派遣しますよ、っていう許可を取って、マレーシアの政府がそれを承認して、、、っていう手続きにとっても時間がかかり、3,4ヶ月平均でかかるって!

手続きが遅くなれば、場合によっては半年とか!

シンガポールなら、転職活動中のトランスファーメイドを雇えば、面接から1週間後とかで来てくれるのに、、、

メイドエージェンシーのフィーもべらぼうに高くて、だいたい10000リンギから12000リンギぐらい。この中にはメイドの渡航費やら保険やら健診代、数か月分のお給料なども含まれているとはいえ、800ドル程度で済むシンガポールと比べればかなり高額。

そして、雇うにも、たくさんの書類が必要です。収入証明、雇用契約書、結婚証明書、子供の出生証明書などなど、、、。

MM2Hの申請で、すでにこういった書類は一式持っていたのでよかったですが、シンガポールならエンプロイメントパスのカード一枚で何でもできるのに!

と、シンガポールとついつい比べて愚痴ってしまいましたが、仕方ないですよね、違う国なんですから。

いろいろ面倒ですが、正当にマレーシアでメイドを雇う方法はこれしかないので、これでやるっきゃない。

正当に、と言いましたが、裏玄関の方法もあるんです。でも、私はマレーシアではよそ者ですから、あえてそういうリスクを取りたくないんで、表玄関から行きます。何か問題があったとき、誰も外国人である自分を守ってはくれませんから、、、。


そういうわけで、マレーシアでのメイド事情についてリサーチしていたところ、あるブログのエントリーを見つけました。


このブログ、中華系マレーシア人女性が書いているのですが、このエントリーに詳しくマレーシアでフィリピン人メイドを雇うにあたっての事情が書いてあります。私、これをスクリーンに穴があくほど読みました。(笑)前述の裏玄関の方法についても書いてあります。たくさんの読者からのメイドに関する質問に、すごく親切に回答してあって、ほんとに役に立ちました。

で、思い切ってこの方に直接連絡を取って、いろいろ相談したところ、KLにいる彼女が使っているエージェントを紹介してくれました。すごくいいエージェントで、メイドも良い子が多いから、相談してみて!ただ、外国人とわかるといろいろ吹っかけられたりするから、気をつけるのよ!とアドバイスまで頂き。

だいたい、メイドエージェンシーも、ジョホールのは、頼りにならないというか、やる気があるんだかないんだか、、、みたいなのが多くて、業を煮やしていたところだったので、藁にもすがる思いで早速そのエージェントに電話して、彼女の紹介だと言って

「大至急メイドが必要なんです、なんとかしてください、、!

と泣きついたら、二つ返事で

「わかったわ、なんとかするわよ!」

中華系のおばちゃんで、超スピーディーに対応してくれて、即効でKLのイミグレまで出向いて必要書類の確認をして、メイドを雇う許可の申請をアッという間に済ませてきてくれました。

そのエージェントの話では、だいたいフィリピンからの呼び寄せは6週間で手配できて、もしその間テンポラリーに誰か必要だったらそれも手配する、と。

ま、なんでも遅いマレーシア、ほんとに6週間で手配できるかどうかアヤシイけど、とりあえず、このエージェントは頼りになりそうです。


これで少し希望の光が見えてきたので、気持ちが落ち着いてきました、、、。ちょっと落ち着いたから、今夜は飲みに行きます♪