フジテレビの新報道2001で、昨日イスカンダル計画のことが紹介されたようですね。私は日本の番組見れないから、見なかったのですが、イスカンダル計画のいいことばかりでなく、リスクについてもきちんと報道されていたとのこと。

マルボロカレッジ、ラッフルズアメリカンスクールも紹介さたようだけど、ラッフルズアメリカンスクールが、シンガポールのラッフルズ・インスティテューションと同じ系列校だと言われていたとか?リー首相も通ったあの名門、みたいに、首相の写真まで出していたようですが、これは違いますよね!?

ラッフルズ・インスティテューションといえば、シンガポールの超名門。スタンフォード・ラッフルズ卿が1823年に創立した歴史ある学校で、日本でいう開成、麻布みたいなエリート輩出校。アイビーリーグへの進学率も非常に高く、英国の有名なボーディングスクール、イートン校などよりも、オックスブリッジ等への進学率が高いことから、"アイビー・リーグ・マシーン”という別名もあるぐらいの学校です。リー・クアン・ユーやゴー・チョクトンなど、数々の政界、財界のエリートを輩出してます。

ちなみに、
オーチャード近くにあるラッフルズ・ガールズ・スクールという女子校は、ラッフルズ・インスティテューションの姉妹校ですね。

マレーシアのラッフルズアメリカンスクールは、ラッフルズ・インスティテューションとは全然関係なくって、ラッフルズ・エデュケーション・コーポレーションという1990年創立の会社が新しく作るアメリカンスクールです。このラッフルズ・エデュケーションは、チュー・ホワ・センというシンガポール人ビジネスマンが興した教育グループで、シンガポール証券取引所にも上場もしています。シンガポールのラッフルズ大学ほか、アジア13カ国で大学や専門学校を運営してます。幼稚園、小中高の運営に参入するのは、グループにとってこれが初めてです。

ラッフルズ・アメリカン・スクールは、
勉強だけでなく、広いキャンパスを存分に活用して、スポーツやアートなどアクティビティーも思う存分できて、新しいハイテクを駆使した校舎での自主性、創造性、プレゼンテーション力などを磨く先進的な授業内容でアメリカン・スクールの王道を歩み、きっと素敵な学校になることでしょう。

名前が同じラッフルズで、シンガポールのラッフルズが母体、っていうから間違われるようだけど、ややこしいですね。

シンガポールって、ラッフルズホスピタルだの、ラッフルズホテルだの、やたらとラッフルズを冠にした名称が多いのですが、”ラッフルズ”だからといって全て系列ではないのですよね。