yahooにマリッサ・メイヤー社長が就任して、社員の在宅勤務禁止令が出て、かなり波紋を呼んでいるようですね。社員からは大ブーイングですが、断じて譲らず、「気に入らない人は辞めてください」という姿勢を貫いているようです。

在宅勤務制度にかまけて、会社に来ない幽霊社員とか、所在不明になっていたと思ったらビジネスを立ち上げていた、という社員が続出したそうで、これはいけない、と渇を入れたわけです。


でも、小さい子供がいる女性社員などは困り果てているようで、これはかわいそうかな、とも思う。当のメイヤー社長もお腹が大きいときに社長に就任し、出産後は社内に作った託児所にベビーを預けて出社しているようですが、託児所は決して安くはなくなかなか気軽に預けられないので、女性社員の不評を買っているようです。

私の会社も場合によっては在宅勤務オーケーですが、私はやはり仕事はオフィスでしたほうが捗ります。子どもが側にいると、遊んで、本読んで、とリクエストが来てはっきり言って全然仕事にならないです。

オフィスルームもないのでリビングのソファーでカタカタノートパソコンを打つわけですが、姿勢に無理があるから疲れてきて、ちょっと休憩、、、とテレビをつけてゴロンとなってしまうと、もう仕事やる気になりません(笑)。

そしてシンガポールは暑いですからエアコンをつけないといけなくて、冷房代もけっこうかかりますから、会社に行ったほうが安上がり!(笑)。

子どもいながらの在宅勤務って、それはそれで大変だと思うんですよね~。ほとんど仕事になってないというのが現実なんじゃないかしら。

そうかといって、シンガポールのようにメイドやベビーシッターを気軽に雇えないアメリカ。日本のように充実した低料金の公立保育園があるわけでもなく、友人は、収入がほとんど子どもの保育園代とベビーシッター代に消えていって、そのために働いているようなもの、、、と言っていましたが、本当にそうなんでしょうね。

まあ、在宅勤務がダメなら、せめてフレックスタイム制ぐらいは導入してあげたらいいんじゃないかと思いますが、、、。本当に難しいですね、仕事と家庭の両立。


やはり、メイドさんが雇える東南アジアは働くママにとっては無敵の環境ですね!

東京に住んでいた頃の私といえば、毎朝、3人乗りの電動ママチャリに子どもたちを乗せ、エンヤコラ自転車漕いで、保育園行って、会社行ってフルタイムで仕事して、帰ってきて皆のご飯作って、お風呂入れて、洗濯物たたんで、、、

そして子どもは毎月のように風邪ひいたり、ロタやらノロやらウイルスをじゃんじゃんもらってきたりして、しょっちゅう小児科に連れていって、自分もうつされてダウンして、、、。

ハウスキーパーさんや母のヘルプもあったとはいえ、よくやってたよな!

確かにすごく大変だったんですが、振り返ってみると、あの頃のほうが、料理も手抜きしなかったし、子どもたちとの時間も充実していたように思うんですよね。なんでだろう。

たとえば、日曜日。メイドが休みの日。いろいろと自分でやらなくてはならないので大変は大変なんですが、なんとなく自分の居場所を取り戻したような、ホッとした気分になるんです。この日は、ここが私の家、これが私の家族、という確信を味わえる。

やはり、メイドがいると、自分が「お客さん」になってしまうからなんでしょうね。母として、妻としての役割が無くなってしまう。メイドがいるのは楽だけど、ちょっと寂しい気もしたりして。

なんとなく、仕事して帰ってきても家に自分の居場所がない「お父さん」の気持ちがわかったりします。

そうかと言って、この暮らしに慣れてしまった今となっては、育児、家事、仕事を全て背負うなどという過酷な試練に耐える自信はまったくないんですが、、、

メイドがいない生活も、いる生活も、それぞれ一長一短なのでしょうね。

今日はちょっとまとまりのない文章になってしまいました。