今日は、クライアントの会社が行っている社会貢献活動の一貫で、恵まれない子供たちのためのチャリティーイベントがあって、お手伝いがてらお邪魔してきました。

親に虐待されたり見捨てられたり、あるいは盗みを働いたり、悪さをして捕まった子供たち。シンガポールにも、そういう子どもたちがいるんですが、彼らの更生施設のファンドレイジングが目的。子供たちの描いた絵をオークションにかけたり、とにかくとても素晴らしいイベントで、参加できて本当によかったです。ボスに勧めて、我が社も絵を一枚落札しました。

ファンドレイズだけではなく、施設を卒業した子供たちのために、クライアントの会社ではインターンシップの機会を与えてあげたりして、立ち直れるようにと本気で支えてあげてるんですね。

力ある者は弱き者を助ける責任があるというあたりまえのことを実感しました。


さて、この会社の社長さん、オーストラリア人の、まるで鬼軍曹というか、将軍みたいな貫禄のある方で、、、。

やっぱりCEOだけあって、迫力も眼力もあって、私は最初はビビっていたんですが、慣れてくると、親分肌の熱い方で。普段は厳しい険しい顔してるけど、家族や仲間、社員のためなら、一肌脱ぐぞ!っていうタイプの人なんですよ。

このチャリティーイベントのために色々とお手伝いしてきたんだけど、そのひとつが社長さんのスピーチの下書きでした。

でも、「スピーチはワシ自分で書く!」と仰っていたし、私ごときが書いた原稿なんか没にされただろうと思っていたんです。

ところが。スピーチが始まると、なんか聞いたことあるフレーズ、、、っていうか、私が書いた原稿じゃん!!!

きゃーーー、恥ずかしい!!あんな駄文をこんな場で読むなんて、社長、やめてください!大丈夫ですかー?!しかもなんだか棒読みだし!(笑)

いやー、顔が真っ赤になってしまって穴に入りたいぐらいでしたが、やっぱり素直に嬉しかったですよ。お役に立てたこと、そしてこんな素敵なイベントのスピーチを自分が書けたことが。

まあ、このイベントのスピーチはちょっとしたお手伝いで、もっと大きなミッションがあって、そちらをずっと皆で頑張ってきたんですね。

ずっと出口が見えなかったそのミッション、昨日やっと大きな進展があり、一歩前進。ゴールは程遠く、全体からすれば小さな一歩。でもやっとやっと踏み出した第一歩なんです。

イベントの途中、社長、私に気づくと、相変わらず迫力いっぱいに歩み寄ってきてくださって、固い握手。「おう、おめでとう!やっとここまで来たじゃないか!」と声をかけてくださった。

やぁ、これまた輪をかけて嬉しい!

ダメダメな私だけど、この社長さんが好きだから、力になりたい、とやってきたことが、色々と結果になってきた。


今日は久々に充実感を味わったフライデーでした、、、!溜まっていた疲れも一気に吹っ飛んで、気分はミッションコンプリート、です。得意げ