昨日の続きですが、今思えば、息子はずいぶん早い頃から、ちょっと飛びぬけているところがあったように思う。
昔のブログのエントリーを振り返ってみて思い出したけど、特に、2~3歳の頃が凄かったな。数字と文字に熱狂していたあのころ。毎日、いろいろと質問され、拷問みたいだったもん、、、(笑)。
お勉強が好きなのは息子の個性なんだろう、と思って、適度にドリルをやらせたり課題を与えたりして成長を見守っていましたが、現在3歳の娘を見ていると、やっぱり息子の発達のスピードが全然違う。娘が遅いということではなく、息子が早すぎるの。
娘は、まあアルファベットは全部読めるし、数字も20までは数えられるし、パズルが大好き、英語も覚えたし、3歳としては標準的な理解度、発達だと思う。
でも、息子は何でも早かった。初めて歩いたのは10ヶ月だったし、言葉を話し始めたのも早かった。1歳でアルファベットと数字、2歳で1000万ぐらいまでの数字が読めて、平仮名、カタカナもマスター、3歳でフォニックスと1年生の漢字をマスター、、、と圧倒的に学習のスピードと理解度がずば抜けていた。
あのころ、彼の驚異的な好奇心と熱意に付いて行くのが本当に大変だったっけ!
2歳の頃から息子とは赤ちゃんトークではなく、対等な会話ができていた。だから、今5歳の息子を比べると、2歳の頃から変わったように感じない。体は大きくなったけど、頭の中は同じ、というように感じる。
でも、息子は保育園でもしょっちゅう問題行動を起こしてた。特にクラスのルーティンに従うのが苦手で、自分が何かに熱中しているときに中断されるのが大嫌い。(これは今でもそうだけど)融通が利かず、先生を困らせたり、お友達に手を出してしまったり、クラスでじっとしていられない、ということが多く、よく呼び出されたものだ。
一時はADHDじゃないかな、、、と思ってスペシャリストに見てもらったこともあった。診断の結果は、多動の傾向はあるけどADHDなどの発達障害とは違う、ということで経過視察になったけど。
とにかく、何かに熱中するときのエネルギーがハンパないんですよね!常に脳内のシナプスにビリビリ電流が流れている感じ。何かに熱中してエネルギーを向ける対象がないと自分を持て余してしまう。脳が、常に刺激や知識、問題解決、創造などのタスクを渇望しているという感じなの。
調べてみると、ギフテッドの子どもの最大の特徴が、このOverexcitabilities、過度激動らしく、Wikiからそのまま引っ張ってくると ”異常なほどの熱情、並外れた集中力、一般人とは一風変わったふるまいが見られる。” というのが、まさに息子にピッタリ、、、。
いつも頭の中がビジーだから、夜もなかなか興奮がおさまらず、眠れない。だから寝かしつけには未だに苦労していて、夜になると「早く寝なさい!」と大奮闘。
放っておけばそのうち疲れ寝るかな、と放っておくとずーーーっと起きて、何かに集中していて、それでも全然疲れないの。過去を振り返っても、「僕、もう眠いから寝る」と自然に寝入ったことって、数えるほどしかない。
やっぱり、ちょっとこの子はふつうと違う子だな、、、とこうして書いてみて改めて思う。
まあ、親として出来ることは、、、彼のほとばしるエネルギーを発散させる手段を探し、好奇心を常に満たしてあげることなのでしょうね。
そして、勉強ばかりではなく、スポーツや音楽など、バランス良く、色々な方面でエネルギーを発散させ、最終的には何か有効なこと、世の中の役に立つことに向けさせて、導いてあげられたら、、、と思う。