前回レゴランドに行った際、お昼ご飯を食べにレストランでお会計の順番待ちをしていたときのことなんですが、まあ、とにかく混んでいて、レジにすごく時間がかかってたのですね。こういうとき、ついイライラしてしまうものです。
で、ちょうど私の前にマレー人の女の子が2人、後ろに男の子2人が並んでいて、彼らは友達グループでした。
あー、当然後ろの男の子達2人が前の女の子達と一緒にお会計を済ませるんだろうな、と思って、構えていたんですよ。
そうしたら、、、
「私たち、4人ですから、お先にどうぞ♪」
って笑顔で順番を譲ってくれた4人組。
思わず拍子抜けしちゃいました。
普段の生活で、我先にと列に割り込んでくるキアスなシンガポール人に慣れてるから、なおさら。
普段の生活で、我先にと列に割り込んでくるキアスなシンガポール人に慣れてるから、なおさら。
そして昨日。お休みだったので子ども達とシンガポール動物園に行ったのですが(シンガポール動物園が大好きなので、既に年間メンバーになってます)、休日だったのでいつもより混んでいて、お昼ご飯のカフェテリアは行列。子ども達はあちこち駆け回るし、早く順番来ないかなー、、、とイライラしながら待っていたのですね。
私の前にはマレー人の男性が並んでいて、私と同じラクサを頼んでいました。奥さんや家族の分もオーダーしていました。
彼は自分のラクサを受け取ると
「どうぞ、このラクサ持っていってください。私達は3人もいますから。」
と、これまた笑顔で、すんなり申し出てくれました。これまた、すっかり拍子抜けしてしまいました。
マレー系の人って、順番を譲ることが美徳なのかしら?だとしたら素晴らしい精神だわ!順番待ちですぐイライラしてしまう余裕の無い私とは大違い、、、なんて大らかなのかしら?見習わなくちゃ!
でもね、シンガポール人もやさしい人もいるのよ。特に、電車やバスで子連れの人やお腹の大きい人、お年寄りが立ってたりすると、優先席に座ってる人を無理矢理立たせて、席を空けてくれるの。
この前も、満員のMRTにお腹の大きい女性が乗ってきた。すると、席に座っていたおばちゃんが、優先席で居眠りしていた若い女の子を無理矢理叩き起こして、「ほら、お腹の大きい人が立ってるんだから、あんた席譲りなさい!」と立たせました!
女の子は爆睡していたようで、何が起きたのかわからずびっくりしていましたが、渋々席を立ちました。
というか、居眠りしてる人起こすぐらいだったら自分が立てばいいのに!?と思いつつ、まあ、若くて五体満足んだから、優先席に座るな!という戒めだったのかも。
奉仕の精神も、文化が違えばイロイロ、ですね・・・?