シンガポールを始め、インドネシア、ベトナム、フィリピン、タイなどいろんな国出身の社員が集まる私の会社の仲間たちですが、それぞれの国の子とひととおり皆と仕事した感想など綴ってみようかしら。
★シンガポーリアン
実は最近、シンガポーリアンの子たちと仕事するのが苦痛です、、、。
こんな記事を見つけたんだけど
シンガポールの特徴は、キアス、自己本位、精鋭主義
シンガポーリアンの子たちと仕事して、ほんとにその通りだわ、、、と実感する今日この頃。
この前聞いたら、シンガポールって大学進学率20%程度らしい。選ばれた優秀な者だけが大学に進学できるというわけ。小学校4年生のときに受ける選抜テストで大学進学コースに行けるかどうかが決まり、以後敗者復活は無し。つまり、小学校4年生で人生が決まっちゃうんです!ずっと後になって何かの才能が開花した、とか、急に勉強に目覚めた、とかって一切認められないの。
それだけ厳しい競争を潜り抜け、大学に入って、うちみたいな外資系の会社に勤めてる彼女たちは、やっぱりシンガポールの中ではエリートで、いや、ほんとにびっくりするくらい頭脳明晰だし、仕事できる。穏やかを装っていても、競争心と野心は熱く、先輩とか上司を差し置いてビシバシ仕切りますから。折れるっていうことを知らないというか、とにかく自分のやりたいようにやって言うこと聞かないし、負けを絶対認めないんで、ほんと疲れます、、、。
ノーメーク、貧乏ゆすり、食事をくちゃくちゃ食べる、鼻息が荒い、などは当たり前。女子力はかなり弱い。そして、あまり感情表現が豊かではないので、ぎこちないロボットというか、冷徹マシーンみたいというか、、、。
あー、ダメだ、、、。彼女たちと関わるプロジェクトはとっても苦痛だわ、、、。
★タイ人、フィリピン人、ベトナム人
タイ人とフィリピン人の子たちと組んでるプロジェクトは、全然空気が和やかでホッとします。仏教国のタイ人は日本人と感覚が近いところがあって、気遣いとか根回しということがわかるし、折れるということも知っています。
フィリピン人はアジア人というより、やっぱりラテン人。のんびりしていて、マイペース。企画書などの詰めと精度はシンガポーリアンに比べると甘いですが、でも、やはりここで仕事しているような子は英語で英才教育を受け、大学から欧米に留学とういコースなので、とっても優秀です。
ベトナム人の子は、とにかく勤勉。いつも誰よりも早く出社しています。めっちゃ勉強してる感じだけど、対抗心や競争心をむき出しにしてる感じはない。従順で穏やかで性格かわいいです。仕事しやすいです。
★インドネシア人
感受性豊か。歴史や文化が豊かな国から来てるからかな、やっぱりシンガポーリアンに比べると情緒があるというか、人間味があるというか、、、(笑)。プライドが高く、ウィットがあって、お洒落。毒舌家な面も。仕事の量が多かったり、テンぱってくると、怒りますよ。
★アメリカ人
オープンで気さくで、とにかく明るく前向き。よくしゃべる。キツイ仕事も「アタシやるわよー!」って感じでどかーんとこなして、パワフル。四輪駆動車という感じですね。アメリカンの子といるとホッとするし、元気が出ます。
★イギリス人
私のボスですが、オックスフォード卒のエリートだけあってプライド高いし、洗練されてるし、それを全然隠しません。洗練されてますけど、何か?みたいな。アメリカ人みたいにストレートなわかりやすい話し方は決してせず、何でも一ひねり利かせて、こねくり回して、ウィットたっぷりに話すのがお好き。洞察力、知識も深く、話を聞いてると崇高な文学に触れているようで、面白く勉強になります。
こんな感じです。日本人のアタシはどう見られてるかしらね、、、。