半年ぶりに、思い立って家族でシンガポール動物園に行ってきました。ナイトサファリも行って、たっぷり満喫してきました。

昼間は暑いから、4時に到着。涼しくてちょうどよかった!6時に一度閉園して、その後7時からナイトサファリがオープン。6時から7時まで園内のレストランで夕食を取って、いざナイトサファリへ。


ちなみに、シンガポール動物園、食事がなかなかおいしいです。値段はホーカーやフードコートの3倍ぐらいだし、ビールなんて一杯12ドルもしますが、、、まあ、でもそれなりにおいしい。予約制のビュッフェディナーもあるし、オリエント急行みたいにトラムがレストラン風に改装してあって、動物を見ながらディナーを食べる、というプランもあるのです。なかなかロマンティック?デートにいいかもしれないですね、ナイトサファリ。


で、ナイトサファリ。てっきり昼間の動物園とは違う場所に行って、富士サファリパークみたいに動物がバスのすぐ外に来るのかな?と思ってたら、昼間と同じ動物園内をトラムで回るだけだった、、、。シラー だったら昼間に満喫すれば充分かも、、、、でも、まあ暗闇の中で動物を見るのもそれはそれでなかなかムードがあって楽しいです。


トラムのガイドさんが、一生懸命それぞれの動物について説明してくれて、そのお話が結構面白かった。


特にビックリしたのが、カバが実はすごい凶暴で、アフリカでは年間300人(と言ってたような気がする)もの人がカバに襲われて命を落とすんだとか!


えーーっ、あんなのほほ~んとした、穏やかそうな動物なのに?川にプカプカ気持ちよさそうに浸かって一日中ボーッとしてるだけだと思ったのに?人を殺すって!?ガーン


帰宅してさっそくググってみたところ、あらホント!カバって本気で怒ると物凄いらしい。テリトリー意識がめちゃ強くって、縄張りに足を踏み入れる者はライオンだろうが仲間のカバだろうが容赦なくアタックするんだとか。子育て中のママカバなんかに近づこうものなら、大激怒。子どもを守るために全身全霊で攻撃するようです。


縄張りに入ってきたワニに襲い掛かって真っ二つに噛み砕くなんて余裕だし、ライオンが群れで襲い掛かってもでも3トンの巨体はなかなか倒せないらしい。まあ、本来肉食動物ではないので、積極的に狩りに出て他の動物を殺すということではなく、あくまでもテリトリーに入ってきた者に対して攻撃するようですが。足も速くて、最高時速40-50キロ近くらしい。あの巨体で時速40キロで突進なんかされたら、人間なんてひとたまりもないですね、、、。


なので、カバのテリトリーと知らずにうっかり川辺でウロチョロしてたら、カバの逆鱗に触れ、殺されてしまう、というケースがアフリカでは後を絶たないんだとか。


こちらは、「オラぁ!縄張り入るな!」と大激怒して泳いで追いかけてくるカバさんをボートから撮影したビデオ。 Chased by Hippos   泳ぎもすごい速いんですけど!撮影してる人も、最初は笑ってるけど、後半絶句してます。


いつかアフリカを訪ねることがあったら、カバには近づいてはいけない、と覚えておこう、、、!


それにしても、娯楽施設の少ないシンガポールにおいて、シンガポール動物園って、ディズニーランドに匹敵するぐらい楽しいエンターテイメントだと個人的に思う。なんたって、動物がすぐ間近で見れるし、猿なんかは放し飼いにされてるし。ゾウやアシカのショーもある。そして、日本みたいに気が狂ったような大行列もなく、ゆったり楽しめる。大人も童心に返って楽しめる素敵な場所。本当に大好きです。1年メンバーになろうかな?と検討中。