本日のテーマは「睡眠の謎に挑む~健やかな睡眠から始まるウェルネス~」。
私の講義ノートをご紹介します![]()
「行動としての睡眠」を研究してきた学者さん。
「S’UIMIN」という会社を立ち上げた睡眠のスペシャリスト。
ポケモンスリープというよく眠るためのゲームも監修している。
「脳を持つ動物はすべて眠る」という定説を持って研究してきたが、最近は脳を持たないクラゲでさえも眠るということが分かってきたそうです。
“睡眠”とは意識がなくなる状態であることだが、実は睡眠中も脳はずっと動き続けている。
動物はずっと起き続けていることはできないのだが、“眠気”の正体とは何か?いうことは分かっていない。
行動としての睡眠の状態は3つに分けられる。
覚醒:目覚めている状態
ノンレム睡眠:深くスヤスヤと眠っている状態
レム睡眠:夢を見ている状態。眠りは浅い。
若いうちはノンレム睡眠をしっかり持続させてよく眠ることができるが、高齢者になるほど深い眠りを長く持続できず何度も目覚めるし、早寝早起きになる。
でもそれが普通だと思ってあまり悩まない方がいい。
昼間の眠気は「異常」事態。睡眠不足、不眠症、睡眠時無呼吸症候、リズム障害(夜型)が原因。
人は眠ることで洞察力が上がり、また記憶が定着する。
学習能力の高い子どもほど睡眠時間をたっぷり取っている。
よく眠るほど、認知症を防ぐβアミロイドが脳に増加する。
柳沢正史さんは覚醒状態や食欲を増進させる役割を持つオレキシンという神経伝達物質を発見したことでノーベル賞受賞候補にも挙げられたことがあるのだそうです(帰宅後、オレキシンについて調べていたらこの記載も出てきました)。
このオレキシンの働きを抑えることで自然な睡眠に導く不眠症治療薬として、ベルソムラやデエビゴという薬が既に実用化されている。従来の薬と比べ依存性や翌朝に眠気が残るという副作用が少ないとされている。
そのまま放っておくと4割が亡くなってしまうことになるという睡眠時無呼吸症候群の患者は2200万人にも上っている。
睡眠時に脳血管発作で亡くなることになる。
この自分の睡眠の状態を自宅で手軽に調べられる検査シートを柳沢さんの会社「S’UIMIN」が開発した。病院に入院して緊張しながら身動きできない状態でしか受けられなかった検査が、自宅でいつもの状態で受けられる。夜寝る前におでこと耳の後ろに電極シートを貼り付けて2日間検査して、それを送ると結果がスマホに届くようになっている。自分のレム睡眠とノンレム睡眠の波動を測定しグラフとして提示されるそうです。¥13,000。ちょっとやってみたくなりますね。
今日配られた資料の中に説明書と申し込みのQRコードも付いていました。
自分は眠れていない、不眠症だと思っていても、調べてみると案外健康な睡眠が取れているという「睡眠誤認」も多い。
また「朝型夜型質問紙」で検索すると、20項目ほどの質問に答えるだけで自分がどちらになるのか簡単に調べられるサイトがあることも教えてくださいました。
私は朝型64点でした![]()
点数が高いほど朝型度が強いってことかな?
最後に睡眠の減点要因を減らそう、ということで教えてくださったのが
①明るすぎる夜の照明はダメ。
②布団の中で眠れず悶々とするのはダメ。
③夕方以降、ソファで寝落ちするのはダメ。
④夜のカフェイン、アルコールはダメ。
⑤夜のスマホは座ってすること。操作し続けるコンテンツはダメ。
今日はとても勉強になった柳沢先生の講義でした![]()
あ~、そういうことか?と腑に落ちることがいっぱいありました![]()
