昨日は次男の高校の入学式でした。
こんにちは。
北海道砂川市、滝川市 若石リフレクソロジー&スクール 「むすびて」の吉野祥子です。
2年前、長男が三重県の愛農高校に。。。
そして今年は次男が余市町の北星余市高校へ。。。
二人とも親元を離れて暮らすことになりました。
息子たちの同級生や砂川近辺の中学生のほとんどは、近隣の通える範囲の高校に進学する子がほとんどですが、二人とも親元を離れ、寮や下宿にお世話になることになりました。
長男が中学3年生の11月に愛農高校の学校祭に連れて行って、その時は
「こんな高校もあるよ~」
って見せたくて行ったのですが、本当に「行く」とは思ってもいませんでした。
そんな形でバタバタと進路が決まって、親の心の準備もできていないままあっという間に春を迎え、入学式に参加して、いざお別れという時は、長男も心細かったと思うのですが、私の方が寂しくて泣きそうになってしまいました。
そんな長男も全寮制、携帯電話、ゲーム禁止、テレビはミーティングルームの共同のもので、時間が決められていて、さらに恋愛禁止()という、ちょっと浮世離れした高校で、さまざまな地域から集まったクラスメート、先輩、後輩の中で辛いこと、楽しいことの他に、た~くさんの知識や感情を感じた2年間を過ごし、その中でコミュニケーション能力や、自分で考える力がついてきたのかな~と感じるこの2年間でした。
夏休みや冬休みに帰って来るたびにそんな成長を感じていたので、親元から離れ過ごすことは子供にとっても良いことなんではないかな~と思ったので、
次男も外に出したい!
と思っていました。
愛農高校は日本で唯一有機農業を教える私立の高校であると同時に平和教育も行っている高校です。
とても素晴らしい高校で、保護者会や愛農祭(学校祭)にいくと、居心地がよく、親の私が楽しく、帰りたくない気分になる高校です。
そんな愛農高校に、次男も行ってほしかったのですが、
次男は農業はしたくない、ということで、どうしようかと思っていた時に、以前に北星余市高校に行っていたご家族の話が頭に浮かび、次男と1日体験入学に行ってみたのがきっかけです。
次男は高校にいくのも、何かやりたいことがあるわけでもなく、将来の目標があるわけでもなく、学力的にいける地元の高校に行くというスタンスでいました。
でも、それってなんかもったいない、と思ってしまいました。
できるなら、家を出て違う価値観、様々な環境の人達と出会い、学んで欲しいな~と思っていました。
そんな中で北星余市高校に出会えました。
入試は面接だけという、次男にとっては楽チンで、「行ける高校に行く」、の延長線なのかもしれないです。
さらに、私が「スマホは自分で稼いでから持つもの」 と言っていたので、地元の高校ではスマホは持てないかもしれないと諦めていたのが、親元を離れるので、連絡手段としてスマホが持てるかも!
という、自分の念願がかなう高校だったのかもしれません。
そんな簡単な考えで北星余市高校に決めたふしもあります。
きっかけはそれでもいいのです。
長男も初めは農業がしたくて愛農高校に行ったわけではありません。
でも、今は農業がしたいと言っています。
これも縁ですよね。
どんなことがきっかけになるかわかりません。
全ては無意識で、そのように進むように選んでいるのでしょう。それを楽しみたいです。
「ライオンの親は子供を崖から落とす」ではないですが、親にとっても子供にとっても一瞬辛い、寂しいですが、
自立していくために、親離れ、子離れです❗
入学式の様子は次回書きます