【きものについてその3】
世界各国さまざまな民族衣装があります。
その中で日本の民族衣装であるきものは、
シンプルで未完成な状態の形を、装うことによって、見事に完成された美しい形に変える衣服です。
きものを広げてみると、体よりずっと大きいです。
ところがこの大きなきものを骨格に合わせて正しく着付けると、一つの美しく完成された衣服に変身します。
下半身は骨盤と両脚の骨格に沿って体に巻き、重ねてたたみます。上半身は、胸郭を包み込むように着付け、
きれいな着姿と快い着心地をつくります。
着付ける人の気持ちや技術により、着る人の人柄や趣の表情をも変えることができます。そして、着付けでさまざまな趣が演出できるのも、きものが持つ魅力ですね。
merci♡