先月上旬にリコールを実施したトヨタプリウス。一部でキャンセルは出たものの4ヶ月待ちの状態が続いています。

先月も月間売り上げ台数が軽自動車を含めて第一位でした。


ゴルゴ十三の議-3代目プリウス

恐らく、今年の夏ごろまでこの状態は続くと思います。去年の夏に契約して先月納車=販売という顧客が大半だったとのこと。

逆に、きちんとリコールしたし、「日本を代表する企業であるトヨタ頑張れ」という意味合いで買う人が増えるかもしれません。

災い転じて福となす、トヨタは本業重視、拡大路線の反省、労働条件の向上、下請けいじめを止めるなど、奥田体制の負の遺産をカイゼンして欲しい。

アメリカ合衆国では、相変わらずトヨタが一人負け状態です。


2月の車名別国内新車販売、「プリウス」が9カ月連続首位

[東京 4日 ロイター]
 日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会が4日発表した2月の車名別国内新車販売台数によると、トヨタ自動車<7203.T>のハイブリッド車「プリウス」(新旧モデル合計)が2万7008台で、軽自動車を含むランキングで9カ月連続(訂正)のトップだった。


 エコカー減税と新車購入補助金の効果で対象車や軽自動車が上位に入る傾向が続いている。プリウスはリコール(回収・無償修理)を受けて一部でキャンセルが出ているものの、数カ月分の受注残を抱えており根強い人気がある。上位10位までのうち4車種をトヨタが占めた。



トヨタ、2月も米で「一人負け」 新車販売8%減

【ワシントン=丸石伸一】自動車大手が発表した2月の米国での新車販売は、市場全体では2カ月連続で大幅増となったが、トヨタ自動車だけが前年同月比8.7%減と大きく減った。相次ぐ大規模リコール(回収・無償修理)が響き、前月に続く「一人負け」の様相。対照的に米フォード・モーターは43.1%の大幅増となり、11年半ぶりに月間首位となった。

 トヨタは10万27台で、2カ月連続の前年同月割れ。2月としては1998年以来12年ぶりの低水準だった。リコールによる消費者の買い控えに加え、アクセルペダルの不具合によるリコールの対象車種について1月26日から2月上旬まで販売を一時中止したことなどによって、当初見込みより約1万8千台落ち込んだという。

 フォードは14万2285台で、米ゼネラル・モーターズ(GM)を抜いて首位に立った。米メディアによると、フォードの月間1位は98年8月以来。GMとクライスラーグループが昨年経営破綻(はたん)した影響で、両社から乗り換えた顧客の支持を集めているのに加え、リコール問題に揺れるトヨタから離れた顧客の受け皿にもなったものとみられる。

 米調査会社オートデータによると、2月の米国での新車販売総数は計約78万台で、1営業日当たりの台数が前年同月より約13%増えた。前月に続く2けた増となり、景気の底打ちとともに新車市場全体も回復基調が定着しつつある。年換算も1038万台で、5カ月連続で1千万台を超えた。市場全体では明るさが増しているだけに、トヨタの落ち込みが際立つ結果となった。