私は友人を2人なくしています。

一人は自死でした。

もう一人は病気によるものでした。

2人とも30代という若さで…。

 

私も含めお互いに似たような病気を抱えながらも、2人とも懸命に生きたと思っています。

もっと会っていればよかった。

もっと話をしたかった。

 

ともに同じような苦しみを持っているからか、グチとかではなくって、本音で語り合える友人だったんです。

 

今の私にとって「死」は、毎日その日その日を懸命に突っ走っていくことです。

後悔のないようにするために。

 

死にたいと思った時期もありました。

けど、幼いころからの私の頭の中では「生きていたくない」なのです。

この世の中からいなかった存在でありたいのです。

それって、さっき書いた「毎日その日その日を懸命に突っ走る」ことと矛盾するかもしれません。

けど、「生きたくない」からその日その日を懸命に突っ走りきりたいのです。

疾風がごとく。

で、あまりの速さに誰も気か付かないまま、私という存在に誰も気づかないまま、私はこの生涯を閉じていきたいという考えが、今の私の考えです。

 

2人の「死」。

それは私にとってとってもとっても学ぶべき出来事で、今でも時折その2人を思い出します。

だからこそ、突っ走っていく覚悟ができたのかもしれません。