昨日は、朝礼前に監査で指摘を受けたことで、一つスタッフにお願いをしました。
 お願いしたことは、欠席連絡を受けたスタッフは、利用者個人の日報にどのような理由でいつ欠席の連絡を受けたかを書くという内容です。
 そこであるスタッフが「ちゃんとやってあるだろ!!」と。
 いや、やってあったりやってなかったりしているから指摘を受けたわけだし、助成金の関係で、この日報が証拠ともなるので、やってくださいと理由を話しました。
 するとさらにかみついてきて…。
 「何でそこまで言われなアカンのや!」と。
 そこで、再度説明、もう一つ、こういう欠席の理由等がわかることで、利用者さんの把握もできると話したらなお不満で、わぁわぁ言い始め。
 欠席を受けた時、今まできちんとみんなが周知していなかったから、これからはちゃんとスタッフみんながわかるようにしなくてはならないと話しました。
    で、そのことでも、このスタッフには気に食わなかったのか、「今さっきみたいにボードに書く時にちゃんと言ったやろ!あれじゃいかんのか?!」と。
   ここで冷静さを失い、感情的に私も話し始めました。
   声を荒げ始め、私は事務所のドアを閉め、再度説明、でも、声を荒げるスタッフに、私は「ここは一般企業じゃないんです。助成金や補助金をいただきやっているんです。法できめらていることを守って運営する福祉の企業なんです。また、利用者さんのことをスタッフみんなが把握しなければならないんです。利用者さんの生活がかかっているんです。」と。
   このスタッフは、「自分は関係ない、○○さん(私)や△△さんがやればいいじゃないか!どうせこれからあんたらがやるんだから!」と。
    私はこの発言はある程度予測していたので、「確かに来月退職されますが、それまではここのスタッフでしょ!だからやってください。スタッフみなさん今日からやっていただくのですから!」と。
    事務所内が静まりかえったところで、じゃお願いします、私は今から向こうに今日の利用者さんのことを伝えてきますと、別の作業所に行きました。
   私を支えてくださっている指導者さんが入り口でタバコを吸っていて、思わず、この顛末を話し始め、涙が止まらなくなりました。
    利用者さんがほぼ退所し、私が一人事務所で記録など書いていると、社長さんがやってきて、朝の出来事を聞いたと。
    社長さんから、最初からきちんと話して欲しいと言われ、全てを話しました。
    社長さんから、今後のことを話し合いました。
    あのスタッフは来月でいなくなる、だから、割り切って、淡々と話しなさい、そして、私の指示だと言いなさいと。
    感情的になった自分に情けなくなっていたのですが、社長さんも指導者さんも、今回のことは仕方ない、あのスタッフは今に始まったことじゃないからと言ってくださりました。
    割り切っていくしかありません。