東京駅から新幹線に乗り、家路に向かう。

名古屋駅で降り、いったん改札を出た。

JR名古屋タカシマヤ。

この日、中日ドラゴンズの記念セール中。

ふらふら目ぼしいものがないかな程度にみてまわった。

すると、東急ハンズのかばん売り場で、キャスターつきの大きな旅行用バッグが安かった。

4800円という値引きされた価格から、さらに半額。

大きな荷物を抱え、もう一度名古屋駅へ向かい、家路に向かう在来線に乗り込む。

ちょうど通勤通学の帰宅ラッシュ時だった。


そして、たった1週間で荷物を作らねばならなかった。

入院経験は多いので、何がいるか、あると便利なものは何かは知っていた。

とにかく、いるものを段ボール箱に放り込む。

そこから、かばんにつめてもっていくもの、入院当日にはいらないけど後日いりそうなものはそのダンボールを使って発送準備。

季節的に、入院中に冬となるから、冬物は小分けして、3つの袋を作り、主人がいつでも発送できるよう、中身に何が入っているかメモを貼り付けておいた。


そしていよいよ明日出発。

主人と娘は、わたしのためにと一緒に外での夕食をとった。


少しでも今の状態を改善したい。

それは、症状だけじゃない。

考え方も、そしてもう一度家族不全な状況から回復するためにも。

そのためには、まず食事という基本的なことをちゃんとできるようになりたい。

娘や主人と食べるってことの楽しさを一緒にもう一度味わえるようになりたい。

そのために入院する、そう決めたから、どんなに遠くでも家族と離れても、仕方のないことだと心に刻む。


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