「大丈夫ですってばあ~♪」
みなさん、こんにちは。
畑さち子です。
先週にもお知らせしましたように、昨日一昨日と週末に、マザーズフェスタがありました。
お越しいただいた方々、ありがとうございました。
ハートフルコミュニケーションのミニセミナーのあと、ご希望の方にコーチングセッションを行いました。
「お母さんだけかなあ~」
となんとなく思っていたら、お父さんやご夫婦でコーチングセッションを受けに来てくださる方も何人もいて
びっくり&感激でした。
育児に積極的に参加するお父さんを「いくメン」と呼ばれているそうですが、
ほんと、いくメン、たくさんいらっしゃいました。
素晴らしいことです。
守秘義務があるので、聞いたお話は、もちろんここで書くことはできませんが、
感じたのは、
「初めての子なので、どうしていいかわかりません。」
「初めての子なので、とても不安です。」
「初めての子で、他のこと比べることができないのですが、いいんでしょうか、こんなふうで。」
と不安を訴える方が多かったこと。
今はお子さんの数も少ないし、お父さんお母さん自身が小さい子を接する機会がないまま、
親になった人が多いんですよね。。。
とはいえ、私も一人目の子の時は不安でした。
「これでいいのかな」
「大丈夫なのかな」
だから、年上の先輩ママに
「あらあ~、大丈夫だってばあ~」
と言われると、とりあえず根拠がなくても、ちょっと安心したものでした。
一昨日は、何と言ってもコーチングセッションなので、
やみくもに「大丈夫」ということはありませんでしたが、
心の中では何度も思いました。
「大丈夫ですってばあ~」
セッションの最後にあるお父さんに
「大丈夫ですって。
○○くん、愛らしくて伸びやかなお子さんですね。
私、好きだな、○○くんみたいなお子さん。」
(○○くんは、セッション中、うろうろと周りで遊んでいました。
時々は怒られ、溜息をつかれていました。)
というと、
「ありがとうございます。
実は僕もけっこう好きなんですよ、こいつのこと。」
と素敵な笑顔を見せてくれました。
「あなたは何と言われると安心しますか」
「私たちは訓練を受けています。」
みなさん、こんにちは。
畑さち子です。
先日、久しぶりに飛行機に乗りました。
少しだけ気流が乱れ、少しだけ揺れました。
まあそれほど騒ぐほどの揺れではないし、時間も大して長くなかったけれど、
やっぱり、あまり気持ちよいものではないですよね。。。。
で、思いだしたのが、本当の緊急事態になったとき、客室乗務員がどうするか、という話です。
私自身、(地上勤務でしたが)、航空会社に勤めていたこともあり、
その他の場でも、何回か聞いた話なのですが。。。
緊急着陸、ということになると、当然、乗客は不安になり、パニックも起こりやすくなってきます。
まず、乗客に落ち着いてもらわなければならない。
その時に
「大丈夫です」と言っても
乗客は
「なんで
何を根拠にそう言う
口先だけで、適当なことを言うな~~」
と感じる人も多いでしょう。
「落ち着いてください。」と言っても
乗客は
「これが落ち着いていられるかっ」
と思うでしょう。
その時に一番、乗客を安心させて、落ち着かせることができるのは
「私たちは訓練を受けています。」
という言葉なのだそうです。
な~るほど~。
もしも私が緊急時に遭遇しても、乗務員にそう言われると
「そうか。
この人の指示にしたがえば、大丈夫なんだな。」
と思いますね。
なぜなら、(私にとっては)、それは客観的な、厳然たる事実だから。
冷静に事実を伝えられることにより、こちらも冷静に受け止められるのだ、と思いました。
事実は受け止めやすい。。。
以前にも、フィードバックに関してのブログで書いたことがありますけどね。
また改めてそう思いました。
「あなたが受け止めやすいのは、どんな(内容の)言葉ですか?」
ps。関係ないけど、飛行機の中で久しぶりに、何度目かの「レインマン」を見ていました。
もう20年くらい前に超話題になった映画。
ダステイン・ホフマンが自閉症のお兄さんで、トム・クルーズが世俗的な弟。
とてもおもしろい映画です。
多分アカデミー賞もとったのではないかしら。
で、その中で、お兄さん(自閉症の一つの特徴として、異様に記憶力がよい)が、飛行機に乗ろうとした弟に
世界中の航空会社の事故歴を、とうとうと暗記してみせ、弟が飛行機に乗るのをやめる、
というシーンがありました。
オーストラリアのカンタス航空だけが、人身事故を起こしていないのですが、
カンタス航空以外のすべての航空会社が「レインマン」を機内で上映するのを見合わせる、と
いうことがありました。
今回、「おや、レインマンをやっている。
もう20年もたったから、時効なのかな~」と思っていましたが、
件のシーンはちゃんとカットされていました。
「だから、何」と言われたら困るけど、
「ふーーーーん。」と思ったのでした。
帰って来た、マーガレット
みなさん、こんにちは。
畑さち子です。
突然ですが、私は(よく意外がられるのですが)、意外と手先が器用です。
というか、それほど不器用ではない。。という程度ですが。。
今はコーチングがおもしろく、仕事はもとより、プライベートな時間もコーチングにからんだ事をしていることが多
くて、なかなか時間がないのですが、
以前、オーストラリアのシドニーに住んでいた時は、けっこうクラフトを習いに行ったりしていました。
(今思えば、ただ暇だった。。とも言えますが。。)
で、タイトルのマーガレットですが、この子↓です!
シドニーにいる時に作った、テデイベアです。
(ちなみにシドニーでは、テデイベア メイキングは、比較的ポピュラーな習い事でした )
いかがです
可愛いでしょう。
けっこう私、器用でしょう。
で、そのマーガレットが、だんだんくたびてきて、手の甲、足の甲にはってある別布が擦り切れてきたので
修理に出していたのです。
買った商品が古くなったものを、アフターサービスで修理してくれる店はあるけれど、
純粋に修理だけ、という店は少なく、探すのにちょっと苦労しました。
が
2か月たって、マーガレットはきれいに若返って帰ってきました。
で、ここで書きたいことは、マーガレットと一緒に入っていた、お店からの手紙です。
「お預かりしたベアはプロの作家により、愛情を持って丁寧に修理しておりますが
万一、不備などございましたら、ご遠慮なくお申し付けください。」
⇒おお、「愛情を持って」のひと言が良いねえ~
「お修理品がお手元に届きましたら、是非、お受け取りのご意見や、ご感想をお寄せくださいませ。
ご意見をもとに、よりよい店作りに反映させていただきます。」
⇒なるほど。なるほど。
「それでは今後もまた、お客様の家族の一員として、末永く可愛がってあげてください。」
⇒この一文は、キキました。
お店のテデイベアに対する愛情が感じられます。
ただ商売で扱う品としてでなく、マーガレットだけでなく、一体一体のベアをいつくしみながら
一針、一針、修理してくれたんだろうなあ~と、心が温かくなりました。
率直に言って、決して安い金額ではなかったのだけれど(まあ、手間がかかるから仕方ないのだけれど)
このお店に頼んでよかったなあ~と思いました。
ベアに限らず、その店、その会社の人が、扱っている品に愛情をもっている、と
感じられるときって、ありませんか
たとえば雑貨でも家具でも、はたまた野菜でも。。。
私は、そういうヒトから、できれば手渡しで、ものを買いたいな~と思うのです。
「あなたは、どういう時に、この店(この人)から物を買いたいな~と思いますか」