Life Art ProducerのSachiです

今日は私自身が強烈に気付いたエピソードの共有をさせていただきます。
大切だと感じたのは、相手に寄り添い、待つ”ことの大切さ。です。
私がこれを教えてもらったのは、大学生の時。
教職をとっていた関係で、小学校のヘルプに行ったり、課外活動での出来事がきっかけです。
私の学校では教職をとるときには必ず富士山登山にフリースクールの子とペアで一緒に登る、
という活動がありました。(これすごいな~と今でも思います)
ペアになったのは、当時、フリースクールに通っていた中学2年生のMちゃん。
絵が上手でしっかりものの女の子でした。
一見普通の子なのですが、実は小学校の時のいじめの影響で、場面寡黙(場所によっては話ができない。この子の場合は、自宅以外ではしゃべれない)という症状を持った子でした。
ですので、私とのコミュニケーションも私が質問をした内容に、首を縦に振るか横に振るかで判断していました。
数日間のレクリエーションで関係性を築いていざ富士山!
かなりつらかったのですが、とにかく黙々と一緒に登りました。
意思表示は質問をして答えてもらう形。
十分な会話はできませんが、とにかくお互い気遣い会いながら、離れず一緒に登りました。
その時に見た、空が本当に美しくて、流れ星や見下ろす地上の景色が本当に素敵だったんです。
子どもたちが半分の100人近いパーティでゆっくり上るのは
かなりつらかったけれど、そこで見られたご来光は最高でした。
そして、山を下りてのキャンプファイアーで奇跡は起こります。
100人近い人の前で、一人一人が宣言をしました。
そこでMちゃんの宣言を筆談でもらい、私が伝えた後。マイクを差し出してみると、
Mちゃん自身が、マイクを通して自分の名前を言ったんです!
私も感動して思わず泣いてしまいました。
場面寡黙のMちゃんが100人近い人の前でマイクを通して声を発する、
というのは考えてもいないことだったからです。
きっとMちゃんが持っていた元からの強さ、は一緒に富士山に登り、
Mちゃん自身が自分のことを自己承認できたことで引き出されたんだと思います。
その後。
実は今でも年賀状のやり取りをしていますが、なんとMちゃんは、
その後、普通に学校に復帰し、専門学校に行き、今は就職活動をしている、
とのこと。
毎年成長していくMちゃんの報告を心から嬉しく思っています。
私ができたことは本当に一部でしかない、と思うのですが、
思い返すと私自身当時意識していたことがありました。
意見や考えを押し付けないこと。
飾らない自分でいること。
同じ目線で考えること。
絶対にMちゃんには力があると信じること。
この時の経験はとても私の中で貴重なものです。
私自身、今の仕事で6年間働く女性のマネジメントのサポートをしていますが、
みんないろんな葛藤がある中で日々の仕事をしています。
目標を達成させなくてはいけないけれど、できる自分とできない自分との間で
みんな闘っています。
私が彼女たちにできる一番のことは
”信じて見て待つこと”
だと、経験を通して思いました。
実績を上げるにはさまざまなサポートをしていますが、
相手自身が変わり、”私には力がある!できる!”という自信を持てるようにするためには
相手の可能性を信じて見ている人の存在が欠かせないのだと思います。
6年間でこの考えは確信に変わりました。
だから私は相手の可能性を絶対に信じます。
そう決めるようにしました。
もしそういうスタンスをとってみたいな・・・と少しでも思われる方は、
待つ、ことに挑戦してみてくださいませ。
期待すると半分見返りを求める形になってしまうので。(けっこう最初苦しいですが。笑)
そして、そんな自分をコントロールできない・・・という場合はそんな自分自身の葛藤を楽しんでいただければと思います。笑
なぜなら、自分自身が今悩んでいる経験は、そのまま次の誰かが経験する痛みだからです。
痛みは経験した人にしかわかりません。
だから、今の経験は誰かに手を差し伸べる優しさになります。
あなたの存在が必ず誰かの支えになっています。
今日も読んでくださりありがとうございました★
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