就寝中の無意識に行われている、お口の中は。 | 歯科衛生士ケアマネ【和歌山】表情筋で笑顔力UP /健口のお話し

歯科衛生士ケアマネ【和歌山】表情筋で笑顔力UP /健口のお話し

表情筋笑顔トレーナーで歯科衛生士ケアマネのサチです。
和歌山県在住、57歳。
人生100年時代。男性も女性も健康で、ずっと綺麗を口元から。
お口と全身の健康の関わりや
正しい表情筋を使って、『1日たった3分の一生使えるセルフ美容術』

💠笑顔表情筋協会認定インストラクターであり

 歯科衛生士のサチです。


昨日のお話しの続きのようにもなりますが、

就寝中の無意識に行われている癖…


歯ぎしりや食いしばり、です。


『ブラキシズム』と呼ばれ

3つのタイプに分けられます。


❇︎グラインディング(歯ぎしり)


上下の歯を強く噛みしめて

左右にギリギリと強く歯を動かし

歯がすり減ってしまいます。


歯の詰め物が取れたり、

歯が割れたり

歯を支えている骨にも

ダメージを与えてしまいます。



❇︎クレンチング(かみしめ)


上下の歯をギューっと強く噛みしめたり

食いしばったりするタイプの

ブラキシズムで、

昼間でも起こります。


強く噛みしめているため

歯が擦れるような音は、しません。


そのため

本人も周囲も気付きにくい症状です。


歯や歯茎、筋肉などに負担がかかり

歯も割れやすい。



❇︎タッピング(歯をカチカチする)


上下の歯を『カチカチ』と音を出して

鳴らすようなブラキシズムです。


グラインディングやクレンチングに比べると

歯や顎にかかるダメージは

比較的少ないです。


寝ている時のほか、

日中、癖で

してしまう人もいます。


【歯ぎしり・食いしばりが及ばず悪影響】


🔹歯が割れる

🔹歯の根っこが割れる

🔹歯周病悪化につながる

🔹詰め物が取れやすい

🔹顎関節症になりやすい


食いしばりで舌の側面に

ギザギザとした歯型の跡が

つくことも。


頬の内側を無意識に噛んで

白い線のようなものが

出来てしまうこともあったりで。


対処法って?


原因は

ストレスと言われることが多いですが、

よく、わからないって場合がほとんど。


対処法って難しいですよね。


まずは

意識して、気付いたときに

顎のチカラを抜く!


何かに集中している時は

歯を食いしばりやすいので

歯の上下が噛み合わさないように。


就寝中は、気をつけようがないので、

わたしは

ナイトガードといって

寝るとき用のマウスピースをつけてます。