💠笑顔表情筋協会認定インストラクターであり
歯科衛生士のサチです。
昨日のお話しの続きのようにもなりますが、
就寝中の無意識に行われている癖…
歯ぎしりや食いしばり、です。
『ブラキシズム』と呼ばれ
3つのタイプに分けられます。
❇︎グラインディング(歯ぎしり)
上下の歯を強く噛みしめて
左右にギリギリと強く歯を動かし
歯がすり減ってしまいます。
歯の詰め物が取れたり、
歯が割れたり
歯を支えている骨にも
ダメージを与えてしまいます。
❇︎クレンチング(かみしめ)
上下の歯をギューっと強く噛みしめたり
食いしばったりするタイプの
ブラキシズムで、
昼間でも起こります。
強く噛みしめているため
歯が擦れるような音は、しません。
そのため
本人も周囲も気付きにくい症状です。
歯や歯茎、筋肉などに負担がかかり
歯も割れやすい。
❇︎タッピング(歯をカチカチする)
上下の歯を『カチカチ』と音を出して
鳴らすようなブラキシズムです。
グラインディングやクレンチングに比べると
歯や顎にかかるダメージは
比較的少ないです。
寝ている時のほか、
日中、癖で
してしまう人もいます。
【歯ぎしり・食いしばりが及ばず悪影響】
🔹歯が割れる
🔹歯の根っこが割れる
🔹歯周病悪化につながる
🔹詰め物が取れやすい
🔹顎関節症になりやすい
食いしばりで舌の側面に
ギザギザとした歯型の跡が
つくことも。
頬の内側を無意識に噛んで
白い線のようなものが
出来てしまうこともあったりで。
対処法って?
原因は
ストレスと言われることが多いですが、
よく、わからないって場合がほとんど。
対処法って難しいですよね。
まずは
意識して、気付いたときに
顎のチカラを抜く!
何かに集中している時は
歯を食いしばりやすいので
歯の上下が噛み合わさないように。
就寝中は、気をつけようがないので、
わたしは
ナイトガードといって
寝るとき用のマウスピースをつけてます。