リリウム終わってしまってぽっかり穴があいております。
まだまだ繭期をこじらせている出演者が居る中、
颯爽と次のステージに足を踏み入れている鞘師パイセンを尻目に
私はまだ暫くこじらせておこうと思います。

だって毎日サントラ聴いてる限り抜け出せない…笑
一段落した頃にはDVDが出るので、出口が見えない…。。。



もうネタバレもくそもないので、良いですね。
全開で。(むしろ妄想が混入しています←)




続・キャスト雑記②





和田彩花

as スノウ(無垢、汚れなき心、慈愛、あなたの死を望みます)

あやちょ、ブラボー!最高です。
彼女の場合、舞台上で映える長身にスタイルの良さ、
特徴的な艶っぽい声と表情。
備えているものと彼女が纏った空気感がスノウそのもの。

言葉少なに纏う空気と視線や声のトーンで
この存在感を出すのは難しいと思うんです。

いやね、だってね。
観る前に工藤ファルスに腰砕けにキャーキャーなっている
和田さんを拝見しておりますであるからして…(笑)

ミステリアスな仮面を被って
全てを押し殺した寂しがり屋の無垢な少女感のギャップね。
(ちょっと何言ってるか分かりませんね)

「まるで何かを諦めたみたいにどこか哀しげな女の子」

周囲からの印象で語られているように、笑わない子。
というより、笑うのを諦めた子。という印象。

ティーチング時、少女A設定の(設定とかないからぁ!)
笑顔観てると切なくなりますよね。
あれ、スノウじゃない設定だけど←

鞘師リリーが、物語の中で何も知らない「純潔」だというのは
よくわかるけど、スノウは…「無垢」??って考えてみると。
無理矢理か(笑)

無垢であるが故に、残酷な現実を知ってからは、
親友であったリリーがいつか自分と同じところに辿り着くのでは
という期待感をたよりに寂しさを押し殺して待ち続けている。的な。

繰り返しヒントを与えても、
記憶がリセットされるリリーとの関係性に半ば諦めつつ期待感を。

「それを言った所であなたは何も信じてくれないわ。
 だって今までずっとそうだったもの」


この「ずっと」に込められた寂しげな声がたまらんのですよね。(細かい)

最初「何か悩み事?」とか話しかけておきながら、
リリーがいざ話しかけると「私は用なんかないわ」とか言ふ。
そこからの低音声で放つ「何?」は至高です。

「リリー、知ってた?私たち800年前は親友だったのよ」

結局最後の最後でこんな事言うあたりもリリーに戻ってきて欲しい、
あの頃に戻りたい、という純粋無垢な思いとでも言いましょうか。
そんなんが見え隠れしますね。陳腐な言葉しか出てきませぬが。

リリーはと言えば、

「あなたとこうして話していると、
 ずっと古くからの友達と話しているような。
 ううん…まるで自分と話しているような気持ちになる」

本能でスノウの思いを感じてるのかなと思う表現。
「まるで自分と」っていうのは、
繰り返し同じ毎日を送っていることにうっすら気づき始めているということでしょうか。

内容と関係のない所で言うと、
あやちょは彫刻…仏像のような憂いと愛情を秘めた
横顔をお持ちですので、見入ってしまいます←

個人的にはファルスと踊る時の横顔。
本当に綺麗な俯き加減の横顔と
ファルスから顔を背けるときのアゴのライン(気持ち悪い例え)

素晴らしい女優さんです。(あれ?)



工藤 遥
as ファルス(永遠の絆、優しい愛情、あなたを見守っています)

「LILIUM」のファルスは…というか、工藤さんが演じるファルスは
とんでもなく寂しがり屋で純粋で残酷でナルシスト(←)だなぁって(笑)

そこが可愛いらしくて、胸が苦しい所でもあるのですが。
ソフィー・アンダーソンの正体が明らかになった時に、
「繭期」という概念そのものも虚構?ファルスが作り出したもの?と思ったけれど。
どうなんだろ。
そもそもファルス自身が「繭期」ですよね。典型的な。
似た者同士だったら仲間になれる、楽しいかもしれない、
というところからスタートしたんでしょうか。

受け入れる者に「僕がずっと一緒に居てあげるから」と囁いたと思ったら、
拒絶するリリーに「僕を受け入れろぉ!!」と叫んだり、このあたりに全てが集約されてる気がします。

少なくとも
「自分と同じ感じ方をしてくれる少女(少年も?)達なら受け入れてくれる。」
「できることならずっとそんな世界で生きて行きたい」
というところから
ボクだけのイイクニ作ろう!共同幻想ユートピア作ろう!的な。

実際にはそんなの夢物語で寂しさが埋まらない事なんか
とうに気づいているはずだけど、みんなで同じ夢を見て
同じ毎日を延々続ける事で夢を現実として紛らわせることにしたのか。
時間軸を止め、三次元の一枚の絵の中にみんなを閉じ込めて鑑賞する。

「君たちには純潔で居て欲しいんだ」と少女達の時間を奪って
自分の血で支配して悦に入るあたり、
ある意味マリーゴールドよりも独占欲や支配欲が強いなと思いました。
で、最終的には似た者同士のマリーゴールドと対峙するわけですね。。
(「TRUMP」ではファルスもダンピールだったそうな…)

キザな振る舞いで尊大に振る舞ってみたと思ったら、
急に寂しがる子供みたいなところ。
「ボクを一人にしないでくれ」「寂しいんだ」
「殺してみようとおもったが、君たちを失ってしまうのは嫌だ」

どぅ本人とどこか似通った所がある気がする(笑)
完全な主観なので、ファンの皆さんごめんなさい。

(助けたと言う体で)リリーの気を引きたくてちょっかい出す所とか、
「自分の血を使って特殊な方法で不老のお薬を作り出したんだぜ!凄いだろ」
とドヤ顔で語ってましたが、そういうところが繭期なんだよ。
だから繭期は厄介なんだ←

和田さんにキャァキャァ言われてると知るなり、
「和田さん♡和田さん♡」って言い出すところね(笑)
あと、スノウとのダンスシーンで必要以上に顔近いあたりね(笑笑)
そしてそんな和田さんとの関係でちょっとだけ優位に立とうとするあたりね(笑笑笑)

そんな軽い話ではないかもしれないけど、
TRUMPになっていなければ、
普通の可愛い中二病で思春期の男の子だったかもしれない。
それがファルスでしょう←

どぅは大人びた役より、
等身大の人生を感情的に生きるキャラクタが合う気がします。
そんで、ちゃんとその役に歩み寄ってくのがどぅの凄いところ。
その役になりきって、痣だらけになるところ。


何言ってるか分かんなくなってきたので、
もうちょっとアッサリ残す事にします。。。



田村芽実
as マリーゴールド(嫉妬、悪しきを挫く、予言、あなたを独り占めにしたい)


ファルスと本能的には同じものを感じながら、
最期は自らの執着心と独占欲によって焼尽されてしまう。

最初は暗闇の中でボゥっと火がついた線香花火だったのが、
リリーに出会ったことを契機に激しく燃え盛り、果てはポトリと落ちる。
そんな印象です。

末満さんは「発散」ではなく「内包」の演技を・・・とのことでしたが、
みなぎるエネルギー、隠しきれないエネルギーでいっぱいな
彼女の雰囲気は凄く好感が持てます(何様w)
陽のエネルギーにしても、陰のエネルギーにしても。

元々ミュージカルをよく観ることと、
めいめいは「宝塚といえば…」の人なので、
ジャンヌは観ていませんでしたが、
頭一つ抜けた舞台人の匂いがすると思っていました。

それは歌唱力はもとより、一つ一つの表情とか手先までの動き、
台詞の良い方、息づかい。
全てにおいて彼女の「情念」が込められてて、
マリーゴールドというキャラクターが出来上がったのではないかと。

「情念」と言えば、
「もう泣かないと決めた」で自分の思いを解放するところ。
(ここは、凄くエポニーヌを思い出すんだな。笑)
ミュージカル的に、
広いステージの空気を一人で作れるのは
今回では彼女だけだと思いました。勝手な意見ですが。

あとは、スノウを殺されて激昂するファルスに焼かれながら、
「あなたも私とおんなじ。可哀想なひと…」と言い残して燃え尽きるところ。

リリーを思うあまりスノウを殺してしまったマリーゴールド。
スノウを失った悲嘆のあまり
、マリーゴールドを殺してしまうファルス。

似た者同士が、寂しさと独占欲と情念と色々ぐちゃぐちゃに縺れての惨劇。

「あなたを独り占めにしたい…」
この台詞、癖になりますね←


もっとミュージカルやってるところを観たい人です。
楽しそうにやってるんだもん(笑)
劇団田村楽しみにしてます。


小田さくら
as シルベチカ(私を忘れないで)

めいめいが舞台上で発散型の存在感を放つ人だとしたら、
小田ちゃんは、舞台上に色香を漂わせると言うか、
残り香を残していく形で存在感を残す特殊な空気を持った人。

「私をわすれないで…」感が尋常じゃない人(何ソレ)

私舞台でこういう雰囲気醸し出す子大好き(唐突)

努力でどうにかなるスキルではないと思うので、
小田ちゃんクオリティな部分が多分にあるとは思うんだけど。

そこに、シルベチカというキャラクタと
小田ちゃんが持つ独特の個性(ODAISM?←)がジャストフィットした感じ。
消えてしまいそうな儚さを持ちながらも、
絶対に消えてなくならない強さを持った存在。


この微妙なバランスを保てるのは何でだろうって思って
観察した回があったのですが、よくわかんない←

思いつく所を挙げれば、
ちっちゃかったところ(一人だけヒールほぼない靴)
動き方がテテテテテテ~…って感じだったところ
(これほぼ素だよね。リリーの走り方と比べると歴然←)
高音は鈴のなるような声、低音は粘り気を持って響く声なところ
基本的に哀愁漂う表情なんだけど、突然口元に微笑みが浮かぶところ。

少女なんだけど、一人だけ少女じゃない感。
(漂う色香)(フクちゃんとは別の意味で)

これは、忘れないわ。

少なくともオープニングの小田ちゃん一人で歌うシーンで
リリウムの世界観が作られる、といっても過言ではないので、
彼女が全身から放つオーラは計り知れないものがあります。

初舞台とは思えないと皆口を揃えて言っていますが、
普段のコンサートでも近い空気感を纏って
パフォーマンスをしてるのかもしれませんね。

だーちゃんが明かしてましたが、実は忘れる前はチェリーと親友で
キャメリアと3人仲良しさんだったのねとか思い浮かべると
本当に切なくなる。(リリーどこー?ってのはあるけど)

チェリーとリリーの関係性も面白いけど、
チェリーとシルベチカの関係性も妄想すると微笑ましい。
チェリーにやることなすこと口煩く注意されて、
うわーん!てなるキャメリアをヨシヨシと慰めるシルベチカ。的な。

チェリーと取っ組み合いの喧嘩をしているところに
シルベチカが「男らしくないわ、キャメリア」とか言って、
チェリーが「ざまぁみろーぃ!」てぴょんぴょんしてる図。的な。

自覚あってか無自覚か。

かななんとの「あなたを愛した記憶」の女役感(꒪⌓꒪)!!
これは他メンにはないと思うのですが、
自分の存在感を失わずに他のキャストを引き立てるところ。
俗にいう「娘役的」(俗にも言わないけどw)
キャメリアとのデュエットシーンがそういう意味でもほんと素晴らしい。

めいめいと共に天性の才能を感じます。
(Eli, Eli, Lema Sabachthani?の「その手で抱きしめていて」で
 この2人がガシ!って手を組んで歌う所は鳥肌もの)


役を選ぶかもしれない、とか何とか思いながらも
小田ちゃんのミュージカルもまた観たいと思います。


・・・・・あれ?終わらなかった(苦笑)

もっとまとまった文章で書くべきでしょうが。
リリウムに関しては雑然と感じたまま残すのもいいかなーって思います。
ってのを言い訳に、もう少し思い起こしたいとお思います。(次がラストか)

他のキャストを書けば書くほど、
鞘師リリーのことを考えないでは居られない程度には鞘師ヲタです。では。

はてさて、酷くまとまりのない…
着地点のないブログを書き続けておりますが、
最も主観によってひん曲がったブログはこちらです。



今日、明日でリリウム終わってしまうので、寂しくてたまりません。(観ないくせに)




なので。




キャストに関して感じた事を
出来るだけデフォルメせずに残しておこうと思います。
デフォルメする必要もないんだけど…(笑)
ちょっとずつ・・・







あ、ネタバレするつもりはなくても
漏れてしまう可能性しかありません。







ごめんなさやし←




泣いても笑っても明日まで。
大阪公演行かれる方は楽しんでくださいませ。。。









鞘師里保
as  リリー(純潔、あなたは偽れない、永遠にあなたのもの)

なぜこの公演のタイトルが「LILIUM」なのか、
ということを嫌でも分からせてくれる人。

ヲタの皆様が口々に言ってますが、舞台上でこれほど狂気が似合う子も珍しい。
似合うっていうと語弊があるけど、映えるんだよね。

昨年の「ごがくゆう」の時もそうだったけど、ただ大袈裟に狂気を演じるのではなく
最初は静かに、でも地響きと共に徐々に込み上げてやがて溢れ出す感じ。

末満さんも鞘師の演技に関して
「観る者は心をぐしゃぐしゃに掻きむしられる事でしょう」
とコメントされてましたが、まさにそれ。
思うツボ(笑)

特に今回のストーリーの中では、
一番ニュートラルなキャラクターだったと思うんです。
(シルベチカを覚えてる事以外は)
客観的にみればあの特殊な環境の中では彼女が一番地味で普通で。
だからこそラストの残酷さと破滅感が増す気がします。

ファルスを追いつめて果てるところで既に十分ダメージ受けてるのに、
最期の最期で追い打ちをかけられる辛さ…!!!
「鞘師里保」ヲタとして観劇すると堪らなくなるんですよね。。。。
まぁ…最初はそんな余裕なかったけど(苦笑)

朧げながらの記憶ですが、以前見た彼女の舞台では
割と声が上ずりがちなイメージがありましたが、
今回は低音が映えてます。ええ、鞘師の低音大好きなんです。(個人的嗜好)

前のブログでも書きましたが、ファルスに言い捨てる台詞。
「そうやって、永遠の孤独の中で泣いてろ…(
ニヤッ
ここね。
ボソッと地鳴りのように呟くリリーにはぞっとさせられてクセになっています(ただの変態やないか)

全然関係ないけど、個人的にはファルスに壁ドン!されてからの
「キモい!!!超キモォォォォオイ!」がツボです。

そして、チェリーとのマブダチ感。
で、世話焼きのチェリーに「リリーったらまたぼーっとして!」とか
「また溢してんの?ダメじゃない!」とか言われそうな素のポンコツ感あるよね。
逆にチェリーが「ドブネズミくさい!」って言われたときに
「ヨーーーシヨシヨシヨシ!!!」って言いながら、
犬を可愛がるように両手でチェリーの頭を抱えて髪をワシャワシャ~ってするところ最高ですよね。
3回目くらいでやっと鞘石を楽しめる余裕が出て参りました←

…まだ書きたいことありますが、書きすぎたのでこんくらい(笑)



石田亜佑美
as チェリー(精神美、優れた美人、世話焼き)

「ごがくゆう」のクリアも本人に近い部分がありましたが、
今回も救いのないこの舞台上で数少ない
「アホな日常感」「だーいし感」を醸し出してくれる。

ナチュラルに客席に陽のエネルギーを発する事が出来る数少ない人だなぁと。
末満さんも演技勘がいい、だとか愛嬌がある、と仰ってましたが、まさにそれ。
存在が突き抜けるような爽快感を纏っていて曇りがない感じ。
だから声も大きいし、反応も大きいし、いちいち身振り手振りも大きすぎるし(笑)

観てて気持ちのよいキレの良さ。
ダンスや演技もだけど、
気持ちの動きも観ている側にダイレクトに伝わってくる。

前半では彼女のコミカルな部分が際立つだけに、
後半で運命に翻弄されながらも正面から向かって行く様子を観てると辛い…。

怒りと苦痛が地底から込み上げてくる感じの鞘師さんとは対照的に、
感情を前面に…フルに押し出してくるから余計に。

そんで…鞘石のマブダチ感再び(笑)
あの距離感くらい普段も心の距離が普段も縮まるといいですね(にっこり)←

「シルベチカなんて知らない!」
「ひとりぼっちのスノウ」がチェリーの目立った参加歌ですが、
個人的にはサントラに入っていない「秘密の花が綻ぶ」は、
チェリーが歌う事でどんどん胸が苦しくなる。

シルベーチーカー!!♪の時の顔。

開けてはイケナイ扉が開く…
嘘がつけない、逃れられない、見なかった事には出来ない
彼女のまっすぐさが如実に出ていて
最後のクライマックスへの導入としては最高だと思います。

石田さんの見どころはここだなぁと毎回思っていました。
アドリブ部分もだーいし感あり、スベリー感ありのフルコース。

鞘師リリーとの掛け合いに関しては、全力で体当たりな感じ(笑)
徐々にそれに応える鞘師さんの振る舞いがエスカレートしてて、
鞘石ヲタとしてはとてもイイものを観させていただきましたw

まだまだ女優としては伸びしろだらけの石田さんを
また近いうちに舞台で見たいなーと思います。





ハイ、贔屓回終わり(笑)
また回を分けて書き残そうと思います←