息子がお世話になっていた中学校の校長先生が、嬉しい新聞記事を見つけてくれ送ってくれました。
今は、退職されて市民館の館長さんをされてて
普段は、市民館においてある新聞を読む事はないそうですが…
休館日に立ち寄り、ふと手にとった新聞にこの記事が載っていたそうなんです!
息子が望んでいた事が!!
先生もビックリしてこれは、偶然なんかじゃないと感じて連絡してくれました。
卒業した中学校の先生方。入院中は、卒業したにも関わらず校長先生筆頭に息子を応援し続けてくれました。
保育園、小学校、中学校と横並びであり、各学年2クラスしかない小さな田舎の学校。
グランドも繋がっていて運動会は、保育園、小学、中学合同で和気あいあいとした環境。
そんな地域密着したところで育ち、卒業しても温かく接してくれて心から感謝の気持ちでいっぱいです。
入院中、息子の悩みは進級の事でした。
遠方なのに中学の校長先生が度々お見舞いにも来て下さり、息子の悩みも聞いてくれてどれほど心強かったことか。
いつも笑顔のステキな女性の校長先生。
次男、三男の時にお世話になり、卒業式には温かいお言葉に沢山の父兄が涙したくらい
思いやりに溢れたステキな尊敬する校長先生でした
息子が入院中、訪問授業で病院周辺の高校の先生に週3回、1教科2時間、3教科までという上限
で病院まで来ていただき、授業を受けさせてもらいました。
全教科の単位を取らないと進級は出きず、留年。
プリント学習でも何でも頑張るから進級したい!
と思いをぶつけたり、知事あてに思いを手紙に書いたりした息子ですが、
学校へ出席して単位をとる事が決まりなので、と、、
悔しい気持ちをこらえ、気持ち新たに留年して復学しました。
今でもポツリと留年なんかしたくなかった、2年生といる方がいいと呟いてます。
担任の先生から見たらクラスの子と仲良くやってると見えるようですが、
気を使うことが多く疲れる…なんてぼやくようになりました。学校はつまらん。でも休みたくはない。
息子の気持ちは、わかります。
高校生男子が、母に呟いてくれただけでもよかったかな?
学校に行けるのはあたりまえじゃないってわかってるから。
受け入れて前に進むしかないもんね
新聞記事。見にくくてすいません
病棟での遠隔授業や教師派遣に国が予算をつけて動き出してくれる。
自治体によって対応が違うので、統一して出来るようになってほしいです。
息子の時のように教師を病棟に派遣してもらう制度は、増えて来ているようですが、単位習得というのではなく、勉強が遅れる不安への対応になります。
タブレット端末を使った遠隔授業を受けた女子高校生が、教室での様子を感じながら授業を受け嬉しい様子が書いてありました
タブレット授業とリポートなどを課して単位習得になり卒業出来たケースもあるそうです。
つらい治療や勉強の不安の中にいる高校生が学校と繋がりをもつ事は、モチベーションアップにもなり、希望を与えてくれます。
早く全ての自治体で取り組みが出来る事を願っています。
新聞記事の中、東洋大学の教授のお言葉に
私が感じている通りの言葉が書かれてて、気持ちがほぐれました。
退院後、息子の思いが届かなかった?ハッキリしたお返事をもらえず、モヤモヤしてた事もあり、
今後、長期入院した高校生に同じ思いはしてほしくない思いが強く
私も文科省へメールで気持ちを伝えさせてもらいました。
同じ思いをした闘病仲間のお母さんにも声をかけ、文科省へメールをされたそうです。
一人一人の声、大事ですね。
息子も新聞記事を見て喜んでいました
息子が思いを伝えた事は、ムダではなかったね。
前進しなくちゃね。