『いきなリだけど



付き合ってくれませんか?』

















初メールの



4時間後に告白。



口を閉じることも忘れちゃうくらい



ビックリでした。













あ~やっぱリ商業の男の子は



軽いんだねえ・・



って言うのが率直なキモチ。













それから4日置きくらいのペースで



メールをするようになリました。













『君 やっぱリ可愛いって言われてるよ~』



見たいな内容のメールも



紗妃のことを“君”と呼ぶところも



生理的に受け付けれなかった前半戦w













そんな友達として



見れるようになったのは



メールするようになってから



1ヶ月後くらいしたある日。













メールがめんどくさかったので



深い意味もなくに番号を聞いて



電話で話すことになって















その頃の紗妃には



3年間片想いしていたシン君という



同じ中学だった男の子が居て・・



昔の恋愛の話をしているときに



シン君の話を何気なく話してみた。



(昔の恋愛じゃないけど・・)











毎晩泣いて目を腫らして学校行ったリ



駅の反対側のホームで姿を見ると辛いこと













も何も言わないで聞いてくれたから



自分でもビックリするくらい



自然とペラペラ話せた。











「もう辛いから・・諦めたい。」











って泣き言をこぼしたら



それまで黙ってたが・・















『3年間も好きだったやつ 



そんな簡単に諦めるなよ。



話ぐらい俺が聞くから。



絶対諦めるな?』













自分だって紗妃のこと好きなのに



紗妃のキモチを優先して



厳しいけど温かい言葉をくれて



本当はこの孑、いい孑なのかもしれない



・・って、少しのこと見直したんだ。













それから紗妃



弱音も愚痴も全部話すようになった



もう紗妃にはなくてはならない存在。










だけど紗妃が楽になる分



が全部背負ってくれてたんだ・・











それに気付いた紗妃は・・



決めたんだ。















































「雅の傍を離れる」って。