ケアマネジャーをしながら

仕事と子育ての両立支援アドバイザーしてます。



最近は男性の介護者さんも多く、

息子さんがご両親の介護をしていたり、

ご主人さんが奥さんの介護をしていたり


昔はお嫁さんにばかり負担がかかると

言われていましたが、


時代は流れています。




ケアマネジャーは毎月訪問して、


介護保険のサービスを利用した効果を確認し、

次月のサービスの必要性を検討します。


そのために介護者の方から話を伺います。


本人の様子はどうか、

家族の負担はどうか、


私は困りごとの変化から

話を引き出す手法を用いています。



そして、この困りごとを聞き出す方法、

どうやら、



一部の男性にはまったくと言って良いほど

通用しません。。


困ったことなんかいちいち話しても

すでに終わったこと

    =男性にとっては既に処理済み、無意味



なようです。



また、困った事って、

自分の弱みを見せる事と感じるようで、

話したくないようですね。



女性は違いますよね。


終わったことでも

気持ちがスッキリしなければ

まだ、処理中の案件。


気持ちがスッキリして、

ようやく処理済みの判が押されます。


判が押されてても、

また同じような事が起こるたびに

あの時は・・・ってぶり返します。


それを繰り返しながら、消化しますよね。



また、共感してもらう事で

解決できることも多いと思います。



男性が一度処理済みになった案件を持ち出すのは

成功体験が多いようです。


今度からは

どんなことがうまく行ってますか?って

聞いてみようかな。



介護には様々な苦労があります。


身体的負担、精神的負担、

孤独感、無力感などなど、


家族関係、性格、生き様、


様々な要因で、様々な苦労があります。




その苦労を少しでも軽減する事が


在宅で介護の継続につながります。



なかなか、

男性介護者の気持ちを引き出せない私ですが、



ある男性介護者が、

自分の気持ちが震えた詩だ、


と教えてくださいました。



昔から介護の現場ではよく引用される、


認知症の母から子供への手紙。


原作が見つけられなかったのですが、


それを歌にしている方があったので


貼っておきます。



https://www.youtube.com/watch?v=55EjDYHlMHc





結婚していない、

子供がいない介護者さんも多くおられます。



そうすると、自分が

親に育ててもらった事を振り返ることが

ないそうです。



子育て中の私たちは、

自分の子供を通して、


自らの子供時代のことを思い返したり、

自分の親の苦労を体験したりできます。




それが無く、

子供に振り回されて

自分の都合を優先できない経験もなく、


バブル時代に大きな仕事をこなし、

稼いだ自負がある。



そして介護はやって来ます。



そりゃ


大変だぁ~~。



介護は人が相手、

しかも認知症とか

老齢心理とかの世界では

常識とか、

型にはめるとか、

全然通用しないからねぇ。




少しでも介護の負担が

軽減出来るように、


介護する側もされる側も

シアワセになれるように、


明日からも自分をバージョンアップして

張り切って来ます!




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