それは、甘酸っぱいともいわれ、時に苦いともいわれる。

ただ、それは幻想の中だけの話だということを

多くの人間が知らないからであり、

現実世界での恋は

重たく、人の人生をも変える力を持っている。

 

このお話は、この世のどこかで

本当に起こった愛憎を描いたものであり、

近年のちんけなラヴ・ストーリーのように

幸せに終わることもないだろう。

 

ただ、これこそが現実の恋物語である。

私はそう思っている。

 

愛とは、何なのか。恋とは何なのか。

簡単に言えることでもなければ

私もまだ結論までたどり着けていないのかもしれない。

ただ、これは、事実である。

 

愛は恐ろしい。

ただ、世の中にいる人々は

「愛」とは何かという結論を出すこともできぬまま

それでもなおこれだけを追い求め

働き、出会い、話し、結婚し、

愛の形を探し求めているのではないか。

 

私は、そう思う。