ぱっと見、色んな記号が並んでいますが、この中に
- 10個の星(地球以外の太陽系の惑星+太陽・月)
- 12の星座
- 12のハウス
- 星同士の位置関係
が書かれています。
どの星が、どの星座の位置にいるか・・・とかそういうのを読んで、どんな風に星が影響するかを見ていきます。
みなさん、自分の星座をご存知ですか?
牡羊座!蠍座!等、こたえられる方が多いでしょう。
皆さんが言う「自分の星座」は、太陽の星座を指しています。
星占いの〇〇座というのは、太陽がどの星座の領域の中にあったか、というので判断します。
太陽の移動周期的に、生まれた月日でほぼ星座は固定します。
なので雑誌の巻末には、
3月20日~4月19日:牡羊座
4月20日~5月19日:牡牛座
みたいに書いてあるわけなんです。
太陽は動きが毎年そんなに大きく変わらないので、
たくさんの人に向けた発信は、どうしても太陽が中心の話になってきます。
一方、他の星は、まったく違う動き方をしているんです。
例えば、
上の図は私のホロスコープ図ですが、
こちらは私の誕生日から3年後のホロスコープ図。
まったく違いますよね。
「何座?」と聞かれたら、どちらも「牡羊座」です。
でも、他の星や星の配置が全く違うので、ホロスコープの解釈は全く異なります。
ホロスコープ図は宇宙全体を切り取ったもの。
一人ひとりまったく違うので、一人ひとりに合わせた占いができるのが特徴です。
ホロスコープ自体は、その人の才能、思考パターン、恋愛傾向、人生の目標など、
持って生まれたもの
を読み解きます。
他の占いだと、【四柱推命】【九星気学】などが似てますね。
『この人ってこんな人!』を読み解くことができるので、
あなたのことも分かれば、あの人のことも分かります。
あなたとあの人を掛け合わせてみれば、相性鑑定ができるっていう寸法です。
また、今の星の動きとか、計算で出した星の位置とか、
いろんな要素を組み合わせると、動くのにいい時期とかレベルアップの時期とかを見ていくことができます。
これが運気ってやつですね。
その年のテーマとか、どこに力をいれるといいかとか、そういうことが分かります。
一方、刻々と変化する個人の気持ちを読み解いていくことはできません。
「なんで不安になるんでしょう?」の答えはホロスコープの中にありますが、
「今どんな気持ちですか?」はホロスコープの中に答えはありません。
「彼にどう関わると、落とせますか?」は答えられますが、
「彼は今私のことどう思ってますか?」には答えられません。
「転職するにはいつ動くのがいいですが?」には答えられますが、
「転職するか迷っています・・・」には答えられません(迷いやすい時期だねとかなら答えられますが…)
基本は『持って生まれたもの』を見ていくものなので、人生を通してあまり大きく変わらないものを見ることに強みを発揮します。
ホロスコープの中には、自分の強み・弱点・活かしどころが散りばめられています。
それをベースに、
- 自分をどんな風に魅せていくか
- どの時期に行動を起こすために、今から何をするか
- どんな方法を使っていくか(相性の良い方法)
なんかを明確にしていくことができるんです。
何度も言っちゃいますが、彼の気持ちは分からないけれど、彼の落とし方は戦略練れるわけです。笑。
そして、星の使い方は結局自分次第。
どんなにラッキーなホロスコープであったとしても、それに胡坐をけけば悪くなっていくし、
ハードモードを示すホロスコープだとしても状況を良くしていくことは十分可能です。
他人に人生を預けず、自分の足で人生を切り開いていきたい
と思う人には、すごく力強いメッセージを与えてくれると、私は思っています。
特に今は、自分で自由に人生を選べる時代。
会社勤めすることも、結婚をしないことも、どんな風にも自分で選んでいい時代です。
だからこそ、自己責任は常に問われる時代ではあるけれど。
やりがいも達成感も、充足感も、思い切り味わえるんじゃないかと思います。
そんな人生を歩んでいきたい方に、きっと役に立つ方法だと思います。