翌朝はまず朝食と海辺の散歩。
その後ラブハンバジョウの港に向かう。
そこからチャーターしたリンチャ島へ向う船に乗船
ここで問題発生。
桟橋にはミヨシ付けで係留している。
従って乗船にはこの狭い船首から。
おまけに高低差もありまして。
私は慣れてますんでひょいっと。
クルーと協力して荷物をひょいひょいっと。
で次は動く荷物。
まずは次女、これは簡単。
軽いし怖いもの知らずの所ありますから。
問題は長女。
デブだし、運動神経がない、そして極度の怖がり。
泣くのをなだめすかしてなんとか乗せる。
それ以外は・・・まあクルーに任せとけっと。
つうことで真ん中の長女はご機嫌斜めでこの表情。
しかし、今はにこやかな次女とふくれっ面の長女。
この関係が…
ラブハンバジョウ港外、観光地としてバブルっているだけあって、
泊まっているのは二本マスト以上の観光ピニシ船や、モーターヨット等々
アランアランが丘陵地に生える、典型的なフローレスっぽい海岸地形を見ながら船は進む。
そうこうしているうちに見えてきました。
リンチャ島の大きな湾の奥に桟橋があり、
そこから上陸してトカゲさんにと
カニクイサルのお出迎え。
かなり賑わっております。
桟橋から公園事務所へ。
途中で意味のないゲートがw
でも荒野に、壁が無く門だけってのははてしない物語であった門みたいでかっけ~
両脇のオオトカゲ像も中々。
ただ、ダサい看板は外した方が…
やめろお~ お父さんの幻想的思いを壊すんじゃねえ。
いましたコモドオオトカゲでなく、ティモールシカ。
事務所の側にうろうろしてましたが、こいつも食べられるんだろうな。
諸手続きはまみ~さんに任してしばし待つ。
で、レンジャーの案内で出発。
ですが、いきなり言い訳。
野性のコモドオオトカゲは見れない場合があると。
やっぱりなあ~野生の生き物だから、そう都合よく見れるとは思わなかったんだ。
ましてや野生の爬虫類だし。
昔、客も少なく、世界遺産に指定される前は、生きた山羊を連れて行ってそれを食わせるショー的な事もやっていたそうですが。
今は当然ご法度。
と歩いていたら…
いた!建物の下に
それもまぐわっている
いやあ、リクガメやらヤモリやらと飼ってた爬虫類の交尾は見てきましたが、
コモドオオトカゲのが見れるとは思わなんだ。
できれば交尾前に雄が雌を巡って争うコンバットダンスも見たかったのですが、それは次回のお楽しみっと。
角度を変えて。
ピロートークでもかましているようですが、まだ繋がっております
後、二個体ほどいましたが、リラックマ状態。
それでも結構な迫力でした。
世界最大のオオトカゲはこのコモドオオトカゲですが、
二番目、いや長さでいうとハナブトオオトカゲのほうが長い。
でも、ハナブトは樹上性でほっそりしていて、しっぽがやたら細長い。
だから実質的には二番目はミズオオトカゲかな?
このミズオオトカゲはインドネシアにもいまして、
亜種のフタスジオオトカゲがフローレスにいて、何度か目撃してます。
Tだし大きさはとてもとても。
マレー半島に産する基亜種のミズオオトカゲはかなり大きくなり、
私も2m超えの個体を何度か見ましたが、コモドとはくらべものにならない気が。
ミズオオトカゲに比べて、丸っこい顔つきのような。
まあこっちのほうがこわ(ry
この事務所を後にすると、コモドの巣とかいうところに
ちわっす!
さかんに何かを掘り返してます。
この時期はまだありませんが、産み付けられた同族の卵を狙っているのか?
1m50ぐらいの小型の個体でしたが、
足の太さや頭の形状はしっかりコモドオオトカゲ。
生き物好きとしては、リラックマの大型個体もいいですが、
こういう野生の姿を見れる方が感激です。
ちなみにコドモのコモドオオトカゲは、成長するまでは樹上性です。
そうでないとお父さんやお母さんに食べられてしまいますからねえ。
木の上で鳥、ヤモリやヘビなどの爬虫類。ネズミなどの小型哺乳類を食べて成長します。
成長すると完全に地上性となり、鹿、野生化した水牛や馬に山羊、または猿といった哺乳類を捕食します。
時には人間も…
何年か前に遭難したダイバーが自力で島に上がったが、
何度かコモドオオトカゲの襲撃を受けたがかろうじて撃退したというニュースがありました。
ちなみにコモドオオトカゲは嗅覚が優れており、獲物、もしくは食べ物になる死体をかなり遠くから嗅ぎつけてやってくるとか。
ここでも観察時は食べ物持ち歩きは厳禁です。
そうやってスカベンジャー(掃除屋)として腐肉を漁るために口の中に敗血症を起こす細菌がウヨウヨ。
そのために獲物に噛みついたら、仮に逃げられても追跡をし続け、
敗血症で倒れた獲物を頂くと考えられてきました。
実際にテグートカゲに噛まれて手がグローブ状態になったワタクシとして、
非常に解りやすい理屈でしたし、
今回案内してくれたレンジャーさんもそう説明してくれましたが。
しかし十年近く前に衝撃的な発見が。
オーストラリアのメルボルン大学の研究で、
コモドオオトカゲが口に毒を持っていることが明らかにされました。
これは驚きましたねえ。
蛇は多くの種類が毒を持ってますが、
トカゲではアメリカ大陸のアメリカドクトカゲとメキシコドクトカゲの二種と考えられてきました。
まさかコモドオオトカゲのようなビッグネームがそんな武器を持っていたとは。
さらに驚きのニュースが。
イギリスの動物園で飼われていた雌のコモドオオトカゲが産卵。
まあ単独飼育のの個体が無精卵を生むのは珍しくないのですが、
なんとそれが孵化したと。
その産卵した個体は雄と接触した経験が無いという事で、
つまり単為生殖というやつで。
爬虫類で単為生殖をおこなう種は他にもいますが、
イボヨルトカゲやブラーミニメクラヘビなどの小さい種類が知られるだけで、
まさかコモド(ry
まあ、ここ数年新しい発見があるわ、イモトを追いかけるわで熱いコモドオオトカゲ。
この後はもうちょっと歩こうと私の強い希望でトレッキング
アランアランの丘陵を行く探検隊(嘘
この辺りおなじみの、カラカラの丘陵地帯と、
かろうじて谷間に茂灌木林が続きます。
これが船で入ってきた湾。
残念ながらトカゲは居ませんでしたが、
生息地をうろうろするのはいいですねえ。
これで確信、コモドオオトカゲは絶対にフローレス、私のいたアドナラにも生息していた。
だって歩いたところは住んでいる近所にそっくりでしたし。
以前も書いた事ありますが
、コモド君はこのあたりの生態系の上の方として君臨していたのでしょう。
が、人類がインドシナからやって来て大きく数を減らしていったと思います。
最初に人類が来た時は狩猟生活行っており、
コモド君のご飯だったマストドン象等の大型哺乳類が人間に食べつくされた。
または人間の影響が高まり、動物の数が減る中で起きた火山活動が止めをさした。
そしてコモド君の生活圏である平地は、人間が農業を始めたことで生息できなくなる。
ということでフローレス島本土では一部をのこして姿を消し、
今いるのはコモド、パダール、リンチャの島々だけ。
ここで残ったのは、まず非常に潮流の強い海峡。
そして平野があまりなく、降水量も少ない島という事で、
人間の数が増えにくかったのが幸いしたのではと思います。
さて機嫌よく歩く探検隊ですが、不機嫌なのが二名ほど。
うちの次女殿とまみ~さんの二男坊
もう不平不満たらたらでちんたらちんたら歩いてました。
しまいには歩けない、おんぶしろと言い出す始末。
なら置いていく、うしろからコモド君が付いてきているからご飯になりな。
と言うと半泣きで歩き出しました。
はい、船の中と立場逆転~www
事務所に戻ってきてお昼ご飯。
が、
周辺をうろつく小型個体を発見。
かなり近くまでよることができました。
が、追いかけまわしてレンジャーに怒られてしまいましたが。
しかし、オニオオトカゲ亜属でバリバリの地上棲。
そのがっしりした体型はほんまかっけ~
とメインイベントを満足して終了させました。
ということで、世界最大種のトカゲを見たことで、
世界最大種のヘビと世界最大種のワニと世界最大種のウミガメを制覇7しました。
それも東ヌサトゥンガラ州ないで。
我らがNTT州すげえ~
他の三種の目撃記事はこちら。
ただし写真ないです。
続く
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