∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ -2ページ目

∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬

”なんの浮世は三文五里よ。ぶんとへのなるほどやってみよ。”
乙女姉やの失意の手紙への返信に記した、龍馬のポジティブ思考が表れている言葉
”くよくよせずに前向きに行こう”と勇気づけられる。
同様にドラッカーの言葉も、時代を超えて様々な示唆に溢れています。

おはようございます。

青空が広がる高知の朝です。

台風の影響はまだないようで、
日中は晴れて猛暑になりそうです。

土曜日、良い週末をお過ごし下さい。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
~『経営者の条件』から


ドラッカーは、
かつて社会のパワーセンターは
国王をはじめとする少数支配者だったが、
今日では、組織とともに働く者全員であるとした。


そして、全員が成果をあげる能力を習得し
トップのように働かなければ、
組織の成功、社会の繁栄はないと続ける。


そこでドラッカーは、
プラトンからマキャベリにいたる賢人たちが
時の支配者とその後継者たる王子たちに
帝王学を教えたように、
現代社会の担い手たるわれわれ普通の者に
現代の帝王学と呼ぶべきものを教える。





「ドラッカーが習得できるし

   習得せよとする能力、

   つまりなすべきことをなす能力は、

   五つある。」



(『ドラッカー時代を超える言葉』Ⅱ 強みを引き出す 1 所を得る ~自らの強みを知っているか)
 

おはようございます。

西の空に半月が浮かぶ高知の朝です。

朝は随分と涼しくなりましたが、
日中は猛暑になりそうですね。

月曜日には西日本に向かって台風10号が近づいてます。
要注意。

金曜日、今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
~『経営者の条件』から


ドラッカーは、
成果をあげる人のタイプなどというものは
存在しないことに、
かなり前に気づいたとする。


そして、
自分自身が知っている成果をあげる人は、
気質と能力、
行動と方法、
性格と知識と関心など、
あらゆることにおいて
千差万別で、
共通点は、
なすべきことをなす能力だけだった、
と続ける。


さらに、
成果をあげる能力は、
生まれつきのものか、
習得すべきものかとの問いについて、
それは習得すべきものだ、
と断言する。






「かつて社会のパワーセンターは

 国王をはじめとする少数支配者だった。

 今日では、組織とともに働く者全員である。」



(『ドラッカー時代を超える言葉』Ⅱ 強みを引き出す 1 所を得る ~自らの強みを知っているか)
 

こんばんわ。

今日は処暑、暦では暑さが収まるころですが、
夜になっても熱さは収まらないです。

木曜日、おやすみなさい。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
~『現代の経営』から


上田さんは
雇用関係とは、
もともときわめて限定された契約であって、
いかなる組織と言えども、
そこに働く者の全人格を
支配することは許されないという
ドラッカーの持論を示した。


そして、
組織自体のためにも、
組織の外の世界に関心を持つことを
奨励すべきである、
と続ける。


組織は組織のために存在するのではなく、
組織の外の世界のために存在するもので、
知性、感性、関心、価値観、
その他あらゆるものについて、
組織には多様性が求められている。


そもそも詩人、収集家、音楽家を同僚に持つことは
オツなものである。









「今や会社は、

 社員を会社人間にしておくことが、

 本人のためにも会社のためにも危険であり、

 いつまでも乳離れできなくさせるおそれのあることを

 認識すべきである。」



(『ドラッカー時代を超える言葉』I 成果をあげる)