まもなく2016年ともお別れです。
今年は実にのんびりとした時間の流れで生活をおくった一年でした。
定年を迎えた隠居生活のような。
指の運動にと、デッサンとピアノに時間をかけました。
一つ目はデッサン。
模写ではなく、3次元の物を2次元であらわす手法を知ってみたくてはじめてみました。
カメラなら一瞬でできてしまうこの技術を何時間もかけて鉛筆で造形していくのです。
さらっとかけるようになりたいですが、まだまだ訓練が足りません。
でも、物を見る視点が少し変わったような気もします。新たな発見です。
そして、もう一つはピアノ。
一つの楽器でオーケストラのように和音を奏でることができるピアノが大好きです。
中学校の恩師が私のピアノを聞いた時、リストの"愛の夢"を弾いてみたらとおっしゃってくださったことがありました。その言葉を聞いて、すぐに楽譜とCDを買いに行ったことを今でも覚えています。しかし、卒業の頃どころか最近まで完成させることができませんでした。
今年、久しぶりにその恩師に会いに行きました。先生は今でもピアノを習っていました。私が先生から勧めてもらった"愛の夢"の話をすると、先生は笑って"教師というのは恐ろしい職業ね"と、すっかりその話を忘れていたそうです。でも、先生の大好きな曲だったそうです。
せっかくなので、ピアノをお借りして弾かせていただきました。すると、楽譜が先生の物と一部違うことが判明。私が持っていたのはオリジナルではないそうです。
そう簡単に完成させてはもらえないようです。オリジナルの楽譜を手に入れ、近いうちに完成したいものです。
ところで、この曲はとても優雅で美しいのですが、弾いていると同じような旋律が変化して進むのでお経のような感覚になります。弾いていると心が落ち着きます。
呆け防止のように、運指に力を入れた一年でした。
































