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つづきです。
人口産卵床に産卵を確認しますと、そこ周辺に刺し網をセットします(写真参照)
そこを縄張りとするオスが卵を守っているからです。
そうバスは親が巣を守るので、孵化率が良いので、在来の魚と違って増殖率が高いのです。
それに食欲が旺盛ですから、バス以外の魚がいなくなってしまうのです。

設置しました産卵床を捜索しましたが、
水温13℃と低いので、2箇所しか確認できませんでした。
2箇所目は発見率が高いので、広く網を貼ってみました。

それにしてもこの様に手作業ですから、
設置する面積も沼全体からすれば狭いエリアしかカバーできません。
公的機関の方々以外、ボランティア頼りの現状で、
これ以上、産卵床の数を増やすことができないとの事。
小さい内沼で設置面積が「足りない」と感じるのですから、
大きい伊豆沼では、全く足りない事は明白でしょう。

その後、伊豆沼で「モツゴ」の人口産卵床の確認。
こちらは産卵条件を良くして、産卵をしてもらおうと言う物、
ですが思ったほど産卵はされていない様子。
魚食魚の産卵確認に対して、小魚の産卵の確認が少ない・・・。
普通に考えてどうなるかは明らかです。

午後は刺し網の撤収と、産卵床に産みつけられた卵の除去です。
しかし音をたてて強い雨が降り続けます。
小雨になった所で出発です。

・・・「伊豆沼バスバスターズ・その3」に続きます