今住んでる住居付近には、

茶虎の野良猫がたくさんいる。

 

世話してるのは、

近所の2か所のお宅。

 

ベランダのゴミ袋を荒らされたのをきっかけに、

我が家でも、時々、

なぐさみ程度にエサをやったりやらなかったりで・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

困った、と思いつつ、

ニコニコとエサを与えてしまう。

 

猫は可愛いからしかたがない。

クロの話は、

少し前に完結しましたが、

裏で、こんなことがありました。

 

ミイとクロ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミイとたろう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マリアより、ミイは、

好奇心いっぱいで、

気が強いようです。

お隣に住む旦那さんは、

たぶん、60代。

 

水木しげるのようなキャラのような風貌(ふうぼう)

をしていた。

 

午後3時ごろ私が駐車場に通りがかると、

たいてい、彼は車の中で時間をつぶしてた。

 

彼の住むアパートの部屋は、

私たちの部屋より、

1万円安く、一部屋少ない。

 

少なくとも彼の家族は、祖母、妻、その旦那さんの3人暮らし。

 

2人暮らしの私たちでさえ、

我が家の部屋は狭いと思ってたから、

居場所がないのだろうと思った。

 

 

 

 

10月のことだった、

ゴミ集積場に家財が大量に

出されてあった。

 

だいぶ使い古されたものばかりで、

隣の人が引っ越すのだと思った。

 

今住んでるアパートの半分は、

私たちが入居したより後に入った人たちなので、

隣で確定だと思った。

 

隣さんの契約してる駐車場は異例の2つで、

その一つを前々から、

「ここが借りれたらなぁ」

と思ってたので、

さっそく管理会社に電話したら、

「引っ越すとは聞いてない」

との返事だった。

 

11月に入って、

隣の人の車を見かけなくなった。

夜になっても無くて、

どうしたんだろう?と思った。

 

数日して、

お隣に、友人の男性がドアを開けながら、

「大丈夫か!?」

と声をかけて入っていった。

 

なになにどうしたの?

とドアスコープから

私は隣を眺めた。

 

なにがあったかわからないが、

その来た友人は、

人生がうまくいってる人のような空気感を

醸(かも)し出してて、

彼には信頼し出来る友人がいるんだと、

私は、意外に思いつつ、ともあれ安心した。

 

 

12月に入ったころ、

となりに引っ越し業者が来てて、

2トントラック2台に

家財を積んでいた。

 

荷運びは大がかりな作業だが、

意外と私のいる室内まで音が聞こえない。

 

なぜか、たまたま、ふいに気づいた。

 

私は直後に出かけ、帰って来た時には、

引っ越しは、終わっていた。

 

 

これで、駐車場借りれるかも、

と思ったが、隣の窓には

カーテンがかかってて、

まだ誰か住んでるようだった。

 

 

1週間後、

 

 

隣の旦那さんが、

新聞集金の’頭の切れる’ように見える30代の女性と

玄関の外で、話をしてた。

 

彼は、

「いきなり離婚を言われて、びっくりして・・・。

妻は、母親の介護をするとかで、

別の場所に引っ越して・・・。

脳梗塞で半身不随で働けなくて、

車を手放して、

近くに職場を変えてもらって・・・。

年金は払ってなかったので・・・。

健康保険のお金が少ししかなくて・・・。

・・・。

新聞集金は今回で終わりですか?」

と言ってるのが見えた。

 

女性はあれこれ、気の利いた言葉を発し、

「今回で最後ですよ」

と答えていた。

 

隣の旦那さんは、

脳梗塞して、奥さんに捨てられたらしい?

そのうえ、お金にも困ってるらしい。

 

私の家族や知り合いに脳梗塞をした人がいるが、

2回目の脳梗塞はとどめの一撃で死んでしまう。

 

なにか、手助けできることが有れば

助けてあげようと私はなんとなしげに構えていたが、

そのあと旦那さんを見かけることはなかった。

 

1月中旬、

私が整形外科から車で大通りに出ようとしてたら、

信号待ちしてる、杖をついた隣の旦那が目に入った。

たぶん彼も同じ整形外科にいたらしい。

 

車で家まで送ってあげようかと思ったが、

私は、逆方向に買い物の予定が有ったので、

スルーした。

 

彼は、杖つきだが、

歩くのもリハビリかもしれない。

とも思ったからだ。

 

1週間後、

彼が、管理会社の人と、駐車場で話し合ってるのを見かけた。

たぶん、車を手放したので、

駐車場の契約を終わりにしてたのだろう、

と思った。

 

2月はじめ、

となりの部屋に人の出入りがあった。

 

どうしてこうも、タイミングよく、

隣の転換期に私は気づくのか、

我ながら不思議だ。

 

ドアスコープから様子をうかがう。

 

隣の玄関は開け放たれ、

不良品回収の業者と思われる男3人と

隣の旦那の家族、祖母と20代の娘が

分別作業をしていた。

奥さんは来ないとのこと。

 

祖母と娘が泣いてて、

「車が止まらず・・・」

とも言ってる声が聞こえたので、

どうやら、

隣の旦那は、車にはねられて死んだらしい。

もしくは、再起不能。

 

旦那の作業着を箱で送り返すという言葉も聞こえた。

 

夕方、私が帰宅すると、

隣の窓全て、カーテンがなくなり、

表札も外されてた。

 

1週間後、

隣のドアノブには、

頑丈な鍵がぶら下げられ、

完全に隣の部屋は空室となった。

 

あの日、不用品回収業者に、

「だんなさんはどうしたの?」

とこそっと聞いてみたら、

「ふつうの引っ越しですよ。」

と。

 

ほんとにそうなのかもしれないが、

嘘つかれた感もいなめず、

聞くんじゃなかったとしばらく落ち込んだ。

 

隣の旦那さんは急死したと私は思う。

 

こんなにも

不運が畳みかけるようにおこり、

あっという間に人は亡くなるのかと

まったくの他人ながらも

驚きとさみしさにうちひしがれる。

 

何をみても、明日は我が身。

 

それはそうと、

そろそろ、管理会社に

駐車場の件で連絡してみようと思っている。

 

 

 

 

外猫の太郎が、

ときどき、家の中に入りたがります。

 

いずれは家の中で飼うことになるだろうから、

予行練習として、

入れてあげてます。

 

しかし、

高齢の猫が2匹いるので、

『外からばい菌を持ち込まれるのでは?』

という心配もなくはありません。

 

たろうの居場所は、押し入れまで。

 

意外と理解して、

おとなしくそこに居てくれます。

 

たろうは、おりこうです。

 

 

 

 

 

 

 

老母が、昨夜の動物番組を、

途中で眠ってしまい最後まで見れなかった、

というので、

ティバーの再放送を見せることにしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

現場では、マリアの行動が、おもしろく感じたんだけど、

ブログにしてみると、

大したことない感じなのが、残念。

夕方、自宅まであと1キロというところで、

タイヤが、タンタンタンと音がしてることに気が付いた。

 

自宅の駐車場で、確認してみると、

ネジが刺さっていた。

 

 

万が一ネジが落ちた時の為に

ガムテープで、場所を記した。

 

明日まで放置してたら、タイヤがぺちゃんこなんてことは、

いやだなぁ、と思い、

今すぐ直さねばと思った。

 

 

ディーラーに電話したら、

あと数分で閉店だといい、

明日と明後日は休みとのことだった。

 

どうしたらいい?

と聞くと、

 

「ガソリンスタンドとか、

タイヤ屋さんにいくといいかも」

と教えられた。

 

一番近くだった、

「ジャームス」に電話を掛けた。

 

すぐにみてくれるといい、

軽自動車の場合、

パンク修理は2900円とのことだった。

 

思いのほか高くない。

 

それにしても、

夕食の準備があるのに、

こんな時に、不運だなぁ。

 

店に着いてすぐに、

車は、整備場に移された。

 

 

 

15分ほどして、作業員が来て、

 

「ネジが斜めだったこともあって、

中まで刺さってませんでした。

パンクしてません」

 

という。

 

 

「というわけで、無料です」

 

というのだった。

 

ほかの3本のタイヤも点検してくれて、

手間賃もいらないなんて、

なんて良心的な店!

 

 

 

感謝感激して、お礼を言って帰った。

 

なにかグッズを買えばよかったのだろうけど、

夕食の準備時間が気になって、出来なかった。

 

次回来た時、なにか買ってあげよう。

 

 

そういえば、

車の保険を使うという手もあったことを、

後で気が付いた。

 

1回目は、確実に無料なのだ。

 

頼んだことないけど、

なんだか時間かかりそうだったり、めんどくさそう。

 

実際は、どうなのかな?

 

ともあれ、今回は、早めに対処できたのが、

パンクに至らず、よかったらしい。

 

さて、

 

検索では、

軽自動車の場合、

パンク修理は、一般的に、

3000円~6000円で、

工賃が1500円~2000円

だそう。

 

高い店にあたらなくて良かったわ。

 

 

 

野良猫のクロは、

2026年1月4日の病院の診断では、

腎臓病数値が最高値に到達してて、

測定不能ほど最悪な状態

とのことでした。

 

 

クロは、

2025年の12月27日を最後に、

死ぬ1月12日まで、

エサを欲しがらず、

一口も食べもしませんでした。

 

過去に腎臓病になった猫たちは、

死ぬ直前まで

「なにか食べたい」と訴えつつも、

食べる気力がわかないという、

矛盾の葛藤に苦しみながら、

死んで行きました。

 

 

クロが、

何も食べずに10日以上も生きてるのが不思議。

 

1月4日に補液した水分で、

命をながらえてるのでしょうか?

 

『食べられないのにエサを欲しがる行動』が

クロにはないことだけが、救いでした。

 

2026年1月10日

 

寒波が来て、

久々に

外のバケツの水が凍るほど

寒い一日となりました。

 

 

 

夕方、エサの時間、クロの姿が見えないので、

探し回りましたが、見つかりませんでした。

 

帰ろうとしたところ、どこからか「にゃ」「にゃ」と

クロの声らしき声が聞こえ、

 

いつもの母猫ブルーを待つ席のあたりから

姿を現し、

うれしそうに私の方に歩いてきたのでした。

 

いつもより空気が冷たいのに、

クロの執念には驚きです。

 

 

 

 

エサを食べたいのかと、差し出すと、

素通りして、

ご近所さんの軒下の寝箱に入っていきました。

 

 

クロは私を見て、

『湯たんぽが出来たんだね』

と思ったようです。

 

急いで、湯たんぽを準備しました。

 

箱の上と、中にとで2つです。

 

 

 

ついてきたたろうが、

クロのそばにとどまっていました。

 

いつも私の後をついて歩くのに。

 

 

2026年1月11日

 

夕方、実家に来て、

母に、この日のクロの様子を聞くと、

午前中は、となりの棟のベランダに居て、

いまは、中庭のつつじの中にいるとのことでした。

 

見に行くと、母が言ってた場所とは違うところに

クロがうずくまってるのが見えました。

 

 

 

少し歩いただけで、疲れてしまうのでしょう。

 

休んでるようにみえました。

 

近づくと、クロの目と鼻は、いっそう、

ウイルス風邪で目ヤニと鼻水で

カピカピでした。

 

すっかりやせて、

ずいぶん顔つきが変わってしまっていました。

 

 

食べないと思いつつも、

エサをトレーによそいました。

 

 

クロは、エサを見つめるだけで、

匂いを嗅ごうともしません。

 

 

 

ただ、エサの前でうずくまり続けていました。

 

 

そして、しばらくすると、

クロは、ゆっくりと立ち上がり、

よたよたと、寝箱に向かって歩いて行きました。

 

 

箱の入り口で力尽きたのか、

お尻が箱から出たままでした。

 

よく見れば、

湯たんぽの上に

体をのせています。

 

まだ4時なので、

湯たんぽは、昨夕のままで冷めています。

 

 

 

急いで、別の湯たんぽを用意し、

クロのお尻をおさえて、

お腹の下にある、さめた湯たんぽを引き出し、

暖かな湯たんぽを差し入れました。

 

 

いつも、人間に触られようとすると、

過敏に身をかわしてたクロが、

されるがままでした。

 

 

2026年1月11日

 

午後2時に母から電話連絡が有り、

 

「クロがつつじの下に倒れてたので、

寝箱に入れたら、死んでしまった」

 

と、取り乱した口調で伝えてきました。

 

母が「埋めるのは明日でいいよね?」

ともいうので、

母が、何かしでかしそうなので、

いそいで、実家に向かいました。

 

クロは、寝箱の中で、横たわってました。

 

頭をなでると、もぞっと動きました。

 

「あれ?生きてる!?」

 

クロは、声にならない声で、

「にゃぁ」と私にあいさつしてきました。

 

軒下を提供してくれてる夫人が

そばに立ってたので

「動いてるよね!?」

と声をかけると、

「うん、そうなのよ」と

涙をぬぐっていました。

 

クロの死期が近いことは明白なので、

彼女は、

嬉しさより、悲しみで泣いていました。

 

 

 

クロのカピカピの顔を

ぬるま湯で拭いてあげましたが、

少しもきれいになりませんでした。

 

水をちょっとだけ口に垂らすと、

『いらない』と

クロは、一回だけ大きく口を開けたのでした。

 

出来ることはなにもなく、ただ、

クロの頭が箱からずれ落ちてたので、

頭の下に、布をかき集めて枕にして、

私は、立ち去りました。

 

 

2026年1月12日

 

朝10時に母から電話が有り、

 

「クロが死んでる。体がカチカチになってる」

 

と、混乱したかんじで伝えてきました。

 

急ぎ向かうと、

たしかに、クロは、死後硬直していて、

死んでるのは確実でした。

 

昨夕に、見たときと、ほぼ同じ状態で死んでいました。

 

 

クロは、死ぬとき、

姿を消すのか、寝場所で死ぬのか、

どうするんだろうと思っていました。

 

母は、看取って

埋葬したいと願っていました。

 

 

過去の猫たちの場合、

 

生粋の野良猫たちの、

クロの、母猫のブルーや祖母猫の下の白、

妹のてんは、

死期を悟り、いなくなりました。

 

人なれしてた外猫レイニー、くびわ、シロは、

寝箱の中で死んでいました。

 

 

クロは、、、、寝箱を選んだのでした。

 

それは、私達への信頼と愛情の表れに思えました。

 

しかし、

ただ単に、クロは死んだ母猫ブルーの帰りを待ち望んでたから、

この場所から離れられなかっただけかもしれません。

 

クロは、死ぬ前日まで、

日課のブルー待ちをやり続けました。

 

1月3日は、寝箱の中で辛そうに

うずくまって動けずにいたけど、

 

1月4日に動物病院で処置された、

2週間効果があるという抗生剤の注射と

尿毒を排出させる皮下補液の効果か、

クロは、衰弱しながらも最後の日まで、

歩き回ることができたのでした。

 

 

クロを埋葬するのに、準備をしてると、

クロの友達のたろうがこちらに近づいてきました。

 

ふだんは、柵の上を歩くことはないのに、

めずらしいことです。

 

 

たろうは、そっぽをむいて、

しばらく何かを考えてるようでした。

 

 

 

 

 

そして、意を決して、

 

 

降りた。

 

 

まっすぐ、クロのほうに進み、

 

 

横たわるクロを見つめ、

 

 

少し離れて、また、なにかを考え込んでいました。

 

 

クロをどこに埋めるか、

母と相談しました。

 

 

近くにある、

左から、レイニー、ちび、シロ、くびわ、の墓。

 

クロは、

彼らとは、あまり接点がありません。

 

 

しかも、今の時期は、

土が凍りついてて、

ここに埋めるのは、

冷たそうで、可哀想に思えました。

 

 

結果、この場所に埋めることにしました。

 

ブルーを待つことが出来、

草刈りなどでも踏まれないこの場所に。

 

駐車場のほうも、中庭のほうも、

帰って来るブルーの姿をクロが見逃さずにすみます。

 

 

 

たろうが、穴を掘る様子を見守っていました。

 

 

クロを埋めました。

 

 

 

たろうは、母の背後にあるベランダに入り込み、

 

 

そこから、最後まで作業の様子を見続けていました。

 

 

埋められる状況は、見てて怖かったのかもしれません。

 

 

あとで、乗せる石で、クロの墓を囲いました。

前回のレイニーの埋葬時に、

「埋めたばかりで、上に石を乗せるのは可哀想」

と言われたからです。

 

 

 

 

1月でも、咲いてる菊が有って、

 

 

墓に添えました。

 

 

 

そしてすぐに、

クロの寝場所だったは、撤去しました。

 

近所のかた、

いままで場所を提供してくれてありがとうございました。

 

たろうは、ここで休まず、

ほかに野良猫はいないので、

15年におよぶ、野良猫との日々は終わりました。

 

 

クロが、母猫ブルーに再会できますように。

毎日、祈り続けています。

 

 

 

そして、

 

外猫は、たろう一匹になりました。

 

 

 

 

たろうが、

いつでも室内飼いできるよう

母と私は、心の準備をしました。

 

たろうは、もともとどこかの家猫だったので、

家の中は、大好きで、よく我が家に入り込んだりしてました。

 

ただ、広い外の楽しみを知ってしまってるので、

半飼いになるでしょう。

 

ところが、

 

たろうは、クロの死後、

クロの埋葬を見てたにもかかわらず、

クロを探しまわり、待っていているのです。

 

たろうの、毎日悲しみとさみしさが

はやく癒(い)えますように。

 

と、見守ってる毎日です。

 

 

(おわり)

 

 

 

 

2026年1月12日に、

長年世話してた野良猫のクロが

死にました。

 

 

クロは、

ここで生まれ育ち生活してた

野良の白猫一族の

最後の一匹でした。

 

 

この↓2017年の写真では、まだ子猫だったので、

9歳くらいで、死んだということになります。

野良猫の生命は、ほんとに短いです。

 

 

クロは、オス猫なので、

いったんは独立していなくなっていたのですが、

 

白猫一族の猫たちが次々と亡くなり、

母猫の白猫ブルーが一人きりになると、

 

すぐに戻ってきて、

母猫ブルーのそばに付き添うようになりました。

 

ブルーとクロは、常に一緒。

 

クロは、母猫ブルーのことが大好きでした。

 

 

 

しかし、

ブルーは、合併症の病気になり、

2年前の10月頃に、

死期を悟り、姿を消しました。

 

ブルーもまだ9歳くらいだったと思います。

 

 

クロは、母猫ブルーの死に姿を

見ることが出来なかったためか、

 

それ以降、

ブルーの帰りを待つことが

クロの日課になりました。

 

 

いろんな場所でも待ち続けていますが、

この席が一番の、待ち場所でした。

 

 

 

 

黒猫のクロの死す。猫のたろうと見送る(前編)

 

 

2025年の10月頃は、

クロはまだ、元気でした。

 

 

おもちゃを、振ると、

じゃれる気力がありました。

 

 

 

クロたちがいるのは、母が住む実家で、

 

午後に私が来ると、

クロも出迎えに来てくれるようになりました。

 

 

しかし、私が近づくと、さっと逃げてしまいます。

 

先祖代々、クロは生まれながらの野良猫なので、

まったく、なつかず、触らせてもくれません。

 

 

しかし、こうしておどけてる様子を目にすると、

もうじき、『なでなで』ができるまでの関係になれるのではと、

私は、期待していました。

 

 

しかし、10月下旬ごろから、

クロは、柱のかげにかくれるようにして、

エサを食べるようになりました。

 

 

お代わりを待つときは、

いちいち柱の上に逃げます。

 

どうしたんだろうと、思っていました。

 

 

11月になると、

温暖化とはいえ、空気は冷え冷えし、

クロは、人間が苦手といえども、

湯たんぽが入った、

玄関前にある猫ハウスを楽しみにして、

寝てくれていました。

 

猫ハウスは、

2階建てで、下が、クロ、

上がたろうの寝場所でした。

 

 

12月にはいると、

 

クロは、日ごとにエサを残すようになり、

しまいには、

玄関前まで、

エサをねだりに来なくなりました。

 

クロが、エサを食べに来ないので、

 

私と母は、

クロを探し出して、 

エサを与えました。

 

クロは、食べたところで、

ほんの3口だけで、すぐに逃げてしまうのでした。

 

12月30日。

この日は、目の前にエサを置いても無反応で、

 

 

逃げるそぶりをみせました。

 

 

しかし、ようやく頑張って食べてくれました。

 

 

一口程度でしたが。

 

 

12月27日から、クロは、水もエサも、

まったくといっていいほど、口にしてない状態で、

いつ死んでもおかしくないほど。

 

クロの顔に死相が出てたので、

死期が近いのだと悟りました。

 

2026年1月3日。

 

クロは、ご近所さんの軒下に住まわせてもらってました。

 

この日の夕方4時クロが箱の中にうずくまっていました。

 

いつもなら、クロは母猫ブルーを待って、ほかの場所に居る時間。

 

無音でしたが、クロが、

苦痛に耐えてるように見えました。

 

あいにく、動物病院は1月3日まで

正月休みなので、

すぐに病院へ連れていくことが出来ません。

 

 

 

明日朝一番で病院へ連れてくために

捕獲することにしました。

 

箱の入り口をさっとふさいで、

ゲージの中に、箱ごと入れ込み、

捕まえることに成功しました。

 

外は寒いので室内に、

一晩過ごさせることにしました。

 

捕獲するときに、クロが暴れて、

私の服の袖に

クロの唾液1センチほどついたのですが、

強烈な悪臭を放ってました。

 

クロの体全体からも変な匂いがします。

 

クロがウイルス性の風邪を

引いてるからでしょうか。

 

室内に、老猫がいるので、

病気がうつらないよう

気を配らねばなりません。

 

 

クロにどんな結果が待ってるのか、

母と私は不安でいっぱいでした。

 

そんな中、

クロのおりの中に飲み水を入れようとしたとき、

クロがとびかかってきて、

不注意にも

左手をかまれてしまいました。

 

 

死期が近いクロには雑菌がたくさんあるようでした。

 

私は、必死で傷口から血を押し出して、

毒を排出し、消毒液をかけました。

 

クロがかんだとき、クロの歯が

私の手の骨まで達した感覚が有って、

クマに襲われたときのイメージが

頭をよぎり、ゾッとしました。

 

血はなかなか、止まりませんでした。

 

 

2026年1月4日。

 

朝一番で、動物病院へクロを連れて行きました。

 

 

女医先生は、手慣れた様子で、

バスタオル2枚で覆い、

あっさりおりから、

狂暴なクロを引き出しました。

 

体重計は、3.62キログラムを表示してますが、

たぶん、クロは、もっと軽いはずです。

 

 

先生は、採血をし、

ウイルス性風邪のための抗生剤注射を打ち、

 

 

皮下補液をしました。

 

 

クロは、血液検査によると、

肝臓も悪く、

腎臓は、悪すぎて、測定不能とのことでした。

 

先生からの提案では、

 

「入院されて、血管から補液を入れて、

尿毒を全部排出させれば、

体は楽になるよ」

 

と言われましたが、

頭がいっぱいで理解できませんでした。

 

後になって、先生の言いたいことがわかりましたが、

いままで腎臓病で死んだ猫たちを見て、

これ以上の処置は、やはり、いらないとおもう。

 

腎臓病は、死が避けられない病気。

 

苦しみを長引かせるだけだから。

 

 

治療費、1万6000円。

 

病院から帰宅後、あたたかい昼間だったので、

クロを放ちました。

 

経験上、野良猫を家の中で療養しようとすると、

かえって、エサを食べようとしないことがあるからです。

 

クロの祖母猫「下の白」の、

自宅療養の失敗がつねに頭をよぎります。

 

下の白は、1~2週間の自宅療養で、精神を病み、

放したと同時に行方不明になり、死んだようでした。

体重は2キロ台だったので生存はないでしょう。

 

下の白の過去の話はさておき、

 

夕方、エサの時間に、

クロが、のきしたに座っていました。

 

死期が近い猫は、なんでこの場所にうずくまるのだろう?

 

過去のここの野良猫たちの多くはそうでした。

 

 

クロは、食べないだろうと思いつつも、

口当たりと胃に負担のない、

とろとろのエサを目の前に置きました。

 

 

クロは、すぐに嫌がって、去っていきました。

 

 

さて私は、クロにかまれた左手が、半分ぱんぱんに

腫れてしまったので、正月休みの明けた整形外科に行きました。

 

骨はなんともありませんでした。

 

ただ、『ほかにも猫にかまれ腕まで腫れあがった患者』が来てたとかで、

その方の診察と判断がごっちゃにされ、

ちょっとした、もめごとになりました。

 

 

飲み薬を軟膏を処方され、

傷が治るまでに20日かかりました。

 

クロのことは恨んだりはしてません。

 

クロが生きてた証が手に

刻まれた気がしました。

 

 

2026年1月5日

 

午後3時半、実家に来て、外猫太郎にエサをやり、

夕方4時、クロの様子を見に行くと、

クロが、早々に箱に丸まっていました。

 

母が作り直した寝箱は寒々しい。

 

明日は、もっと寒くなるらしい。

 

 

 

私が手直して、

布団をさらにかけ、箱の中と箱上に

湯たんぽを入れました。

 

 

 

小屋づくり時に、猫のたろうもついて来てて、

クロの様子を見たりしていました。

 

 

 

なにか、よからぬことが起きてることは、

猫にだって、わかるのです。

 

たろうが不安そうな顔をしていました。

 

 

(つづく)

パソコンを買い替えたので、

何もかも、使い方が変わってしまい、

毎日、何かしらに手こづっています。泣き笑いハハハ、しんどい・・・

 

 

 猫とみょうが・2025

 

新入居者たちから、

「見栄えが悪い」とのクレームで、

8月のお盆のころに、

あちこちに植えた、みょうがを

根元から切ることとなりました。

 

みょうがは、日の当たらないところに

生えてるので、

目につかないはずなのですが、

わが家族が変わり者なので、

ただの嫌がらせでしょう。

 

収穫前に、残念でなりませんでした。

 

みょうがが大好物なわけではありませんが、

収穫は、宝探しのように、楽しい作業でした。

 

ちなみに、

今年のみょうがは、世間的に不作だったようで、

スーパーでは、

3個入りひとパックが、198円と倍の金額になってました。

 

それから2か月ほど過ぎ、

 

秋になっても、暑い日が続いたせいか、

10月ごろには、切ったみょうがの葉が

再び成長し、なんと!

根元にみょうがの実ができていました!

 

 

 

こんなに一度に

たくさん収穫できました。

 

 

ほぼ毎日、

これくらいの量が収穫できました。

 

 

うれしさで、

外猫たろうにも、見せてみた。

 

 

 

 

 

 

(↑ほんとは、トイレの場面)

 

 

飼い猫マリアにも

見せてみた。

 

 

みょうがは、

11月に入るころまで、

収穫できました。