これまで紹介してきました元JAL、B747SR(JA8117号機)ですが、

最終回の今回は個人的趣味全開の思いっきりマニアックな内容で締めようと思います。

今回のお題は『747に貼られたラベル群』のご紹介。

好きなんですよね、こういう細かいところが。

 

まず初めはこちら。

ノーズギアストラットに取り付けられたボーイング社の「銘板」です。

 

この銘板、よく見ると「MODEL」の箇所が747"200"となっているんです。

これ、おそらくストラットは「747-200」用の物を使っているということだと思うんですが

 

 

こちらはメインギア、ここも「モデル200」となっています。

いやはやこれには驚きました。

てっきりSRは完全に「747-100」をベースにしていると思っていましたが、

所々-200用の部品が奢られていたということなんですね。

 

ちなみにマニアの方はご存知かと思いますが

シリアルナンバー欄の末尾48はボーイング社がJALに割り振ったカスタマーコードです。

未だに、JAL向けの777なんかはタイプが「777-348」となっていますよね。

 

続いてはこちら。

同じくノーズギアから「ブレーキ状態を示す表示灯」です。

 

現役当時はここにそれぞれ電球が取り付けられており、パイロットは今どの状態に

ブレーキをセットしているかが表示灯によって分かる様になっています。

 

これは主に地上係員に向けた装備で、「パーキングブレーキ」がセットされたのを確認して、

チョークと呼ばれる「車止め」をタイヤに挟んだりします。

300トンの飛行機に轢かれたら人間なんてひとたまりもないですもんね。

 

 

続いは貨物室のドアから。

こちらは前方貨物室です。

 

ちなみにこのドア側の機構が「ドアロック」で

 

このドアの横のパネルの中にドアを開け閉めする操作盤が有ります。

 

この様にドアの開け方と手順が事細かに書かれています。

しかしこれ全て英語ですが、日本の国内線を飛んでいた時もこの姿だったのでしょうか。

日本の会社は当然事前にみっちり操作方法を勉強してから現場に入ると思うので、

いちいちこれ読んで操作している人は居ないとは思いますが、

当時の姿が気になります。

 

ちなみに飛行機の「ベリー」と呼ばれる下部貨物室は前後に別れていて繋がってはいません。

これは中央に燃料タンクがあるためです。

 

 

最後はこちら、L2ドアです。

 

日本時代の「出口」表記が残っていたりしないかなと少し期待しましたが、

残念ながら英語表記のみとなっていました。

しかしこのドアが羽田や伊丹等の空港で何万人もの日本人が通ったと思うと、

感慨深いものがあります。

 

さあ今回まで数回にわたりご紹介してきた元JA8117 B747SR

今回で一旦締めようと思います、今までお付き合い有難う御座いました。

 

次回からはもう既に別の機体について取材を済ませていますので

今後ご紹介していきます。

 

それでは今回もお読み頂き有難う御座いました。